Dr. 讃井の集中治療のススメ

集中治療+αの話題をつれづれに

松本市に敬意を表して

2013-03-04 01:20:07 | 集中治療

集中治療医学会は、主として長野県松本市の奥座敷、浅間温泉の文化会館で2日間たっぷり過ごしました。

個人的には松本はちょっと苦くて酸っぱい思い出のある地(21年前に実家を飛び出して1年間住んでいたアパートがまだありました)なので、いつ訪れても悪い気はしません。

岡元和文学会長のご厚意で私が企画させていただいた二つのワークショップにご登壇いただいた演者の先生がたやコメンテーターの先生がたには、あらためて感謝申し上げたいと思います。「M&M文化を尊重しよう: 良いM&Mカンファレンスのコツ」はスライド作成ならびにのべ4回の打ち合せ(前日も夜0時まで駅前のガストでリハーサルしました)、「集中治療最新文献厳選55 ─論文を批判的に読んでみたい人のために─」はレジュメ作成とスライド準備、お忙しい中ありがとうございました。メイン会場から距離があったためか空席が目立ったので残念でしたが、audience response system(クリッカー)を使ったアンケートでは高評価をいただきました。「M&M」は図らずも中毒について基本を再学習する素晴らしい機会になったはずですし、「文献55」は一年間の不勉強を取り返したい方、2012年のメジャー論文に対するエキスパートの評価、批判を聞きたい方にとっては他にない機会になったのではないでしょうか(ご参加できなかった方のためにレジュメを学会HPからリンクしてもらうようにお願い中です)。

個人的な明るいニュースは、編集した本が何とか学会に間に合って、売れ行きも良好(ダントツ!)だったとうかがったことでした。厚くなってしまってその分値が張るので心配したのですが、胸を撫で下ろしました。しかし、スペルミスのご指摘を受けました、ああ、ごめんなさい(詳細は次回に)。

臨床に直結する集中治療のエビデンス(文光堂)

http://www.bunkodo.co.jp/book/detail_1114.html

学会って何だろう、JSEPTICって何だろう、ソバ喰いたかったのに時間がない、などなど思いながら、ドタバタとシャトルバスを降りてあずさで帰路につきました。

 

 


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