Dr. 讃井の集中治療のススメ

集中治療+αの話題をつれづれに

自分で研修先を選ばないといけない時代に生きる若手医師としての病院選択のコツ

2012-08-15 11:43:00 | その他

以前、つれづれにtwitterに書いたことですが、夏休み後にはレジデント・フェロー就職戦線が本格化してきますので、掲載しておきます。

  1. 聞くと見るとは大違い
  2. 一つの施設で何もかも勉強できると思わない(あらゆる症例を一つの施設で経験することは不可能、逆に浅い勉強しかできない可能性が生じる。その施設で何を勉強したいか選択し、何を二の次にするか決めてしまう)
  3. できるだけ自分の好きなことをやらせてくれるところ、縛りが少ないところ(施設の不得意分野に関して国内留学などを提供してくれるところ)を選ぶ
  4. 施設や上司は一生面倒見てくれない(それを求めるならそういう施設を選ぶ必要があるし、それに応じた我慢もしないとならないでしょうね)
  5. 若いうちに自分の選択肢の数を減らさない(将来の選択肢をたくさん残しておく)
  6. 類は友を呼ぶ 、朱に交われば赤くなる
  7. 居心地、雰囲気、人間関係の良さ(当たり前ですか)
  8. 目先のエサにつられない
  9. 師匠(≈ロールモデル)がいる
  10. 自分のスタイルが出来上がるまでに少なくとも5人の師匠をもつ
  11. 日本は広い、世界は広い
  12. 最終的には“賭け”である。賭けに負けたら他を選択すればいい、と気軽に考える
一言で言えば「何を選択して何を捨てるか」という作業に他ならないとも言えます(最初9ヶ条だったのがいつの間にか12ヶ条になってしまいました。もっと増えるかもしれません)。