朱と群青

日々の思いを、時々趣味の絵をアップしながら書き綴っています。

久し振りのの人物デッサン

2012年10月30日 | 

絵の教室で、私が強く希望していた人物デッサンの会がありました。 (F-10号 鉛筆)

私の住んでいるこの地方では、絵の教室等で人物を描く会がほとんど無く、あっても閉鎖的でなかなか仲間にはなかなか入れていただけません。

福岡には人物を描く教室があり、交通の手段として新幹線はあるというものの、通うとなると経費の面で大変です。クロッキーの教室はありますが、

私の希望とはちょっと異なるようです。

今回のモデルさんはロシア人の方で、日本に来て3年という事ですが、日本語が大変流暢で、顔を見ないと外国の人と分からない程です。

今回は、20人近くの参加で、会場が狭くてちょっと自由がききませんでしたが、私は休憩を挟んで2時間ほどゆっくり描く事が出来ました。

デッサンの仕上がりは、顔が何となく東洋人風に仕上がったのが残念でしたが、まだまだ勉強途中で機会があればもっと腕を磨きたいと思っています。

             

チワワ犬 クルミの短い動画    http://www.youtube.com/watch?v=QYi9VEhfWAU             

 

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秋の日本画

2012年10月12日 | 

 

この秋の公募展に出した「舫い船」です。  (F-80  和紙に岩絵具)

天草5橋を渡ったところに小さな港があり、何時もその港でドライブの休憩を取っているのですが、毎回同じところに同じように舫いロープで係留されている2艘の舟があ

り、何の作業船か分かりませんが、年代物でかなり老朽化した船です。最近塗り替えられたりしてはいますが、その前はかなりな錆が出ていました。(描写する時錆を強

調しているので船の持ち主は立腹するかもしれません)

長い時を経て暮らした老夫婦みたいで、その佇まいに夫唱婦随の感があり、日本画に描いてみました。

私の日本画を見る人に、絵が洋画の様なタッチだという人が少なからずいます。

和紙に岩絵具と膠を使用して描いているのですが、日本古来の線描で描き、影の全く無い平面的な描写とはなるほど違います。

私もその点をかなり気にしていて、私の師事している先生(院展会友)に意見を聞いたのですが、「今のままでいい」と評されました。

日展などの画集も見てみましたが、私以上の洋画的な描写もあり、私の絵について特段の路線の変更はしない事にしました。

日本画の独特の精神性と雰囲気を大事にしながら描いていこうと思っています。

 

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シマウマの鳴き声?

2012年10月11日 | 

「シマウマ」  F-6  和紙に岩絵具

先日、絵の会で久し振りに動物園でのスケッチ会に参加しました。

動物園で動物を間近に見るのは本当に何十年ぶりでしょうか、子供達が小さい頃に訪れた遠い昔々の事です。

私は始めからシマウマを描こうと決めていましたが、これは大変な誤算でした。サイトかライオンはほとんど動きませんが、シマウマは広い柵の中をあちらこちらと動き回り、まともなスケッチが出来ませんでした。仕方なく写真を写して自宅に帰った後描く事になりました。

改めてシマウマを観察すると、それぞれの馬ごとに同じ縞は無く、縞々が歌舞伎役者の隈取りの様で大変きれいです。

シマウマの目は一見優しそうに見えますが、目をよく覗き込むとヤギの目に似ています。馬とは違って瞳孔が横楕円形なのです。広く周囲を見回すために横長の瞳孔をしているらしいです。
シマウマはどういう鳴き方をするのでしょうか。動物園ではシマウマの鳴き声を聞ける機会はありませんでしたが、やはり馬のような声を出すものだと思っていました。何と、犬の様に「ワンワン」と鳴くらしいです。

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シマウマの鳴き声を聞きたい人は、次のYoutube動画で聞いてみてください。
きっと驚きですよ。
 
http://www.youtube.com/watch?v=kZQLVyooScw

 

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