朱と群青

日々の思いを、時々趣味の絵をアップしながら書き綴っています。

「やすらぎの刻~道」が終りました。

2020年03月27日 | 今日の一枚の絵

 先日、連続テレビドラマの「やすらぎの刻~道」が終りました。 毎回欠かさずに見ていたので、最後のあっけなくそして寂しい終わり方は、もう少し希望のある終りかたに出来なかったのかと、ちょっと残念です。

 次男の龍が詐欺事件での逮捕、三男の圭が破産による一家離散。公平と、しのは、生まれ親しんだ故郷の家からの立ち退きを余儀なくされるなど可哀そうなラストでした。

 二人は最後に家族が眠る墓に参った後、帰り道が分からなくなり散々迷った挙句、亡くなった三平、鉄平兄さん達が迎えに来てくれた幻想を見る。そのあと、二人の目の前に昔慣れ親しんだ故郷の道と山々の幻想の風景が現れ、「ここだ」と、やっとほっとした表情でその道を進んでいくというのがラストシーンでした。

 

 晩年は、その人の持つ原風景の中に戻りたい切ない要求が強くなるものなのでしょうか。私の母も亡くなる前に、長年住んだ場所に戻って生活したいと何度も訴えていました。

 私にとっての原風景とは一体どこの風景なのだろうか、考えてみました。皆さんの原風景はありますか。

 

テレビのシーンから

 

日本画 「牡丹」 F8 (和紙に岩絵の具)

 

 

 

 

 

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明けましておめでとうございます。

2015年01月01日 | 今日の一枚の絵

今年も宜しくお願い致します。

 

下の絵は、今年の年賀はがきの元絵です。

羊は私の鉛筆画、背景は北斎の赤富士をお借りしました。)


     

 

熊本のおせち料理

    仕出し屋さんのお節料理を注文しました。

    魚介類が主な材料の様です。

 

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今年の思い出の1枚の絵

2011年12月31日 | 今日の一枚の絵

「民族衣装の女」

砂を多量に使い、絵の重さが増しました。

バングラディッシュの女(ひと)で、モデルは始めてということで緊張で表情が硬く、遠くを見つめる目が印象的でした。

    

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私のアトリエから。

2011年12月29日 | 今日の一枚の絵

部屋の中で開花したブーゲンベリア。

いよいよ今年もあと2日で終りです。

今年はこのブログを充実させたいと秘かに思っていましたが叶わなかったようです。

春に健康面でちょっと怪しくなり、今年が節目と期していた公募展の作品に影響があるかもと思っていましたが、私からすれば出来過ぎの結果でした。

本当に私の力ではなく、皆さんのご支援の賜物と思っていつも感謝しています。

来年は入選とか受賞とか気にせず作品に取組む事が出来るので、また違った気持ちで描く事が出来るのではないかと楽しみな面もあります。

皆様方にとって来年は明るい年になりますようお祈り申し上げます。

 

   

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陶芸教室作品(絵付け)

2011年12月28日 | 今日の一枚の絵

今年の4月から再スタートの陶芸教室の作品です。(素焼きで彩色した状態)

冬になると近くの小川に現れる「カワセミ」を描きました。

駄作ばかりで作品も少なかったようですが、陶芸教室は半分はお喋りに行っているようなもので、ちょっと真剣さには欠けました。

しかし、ともすれば地域の繋がりが薄くなった昨今、それもいいかなと専ら環境に溶け込み、駄作を作っています。

次の作品も未だ素焼きした状態です。直径15cm程の香炉ですが、これは大変手間がかかりました。

    

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日本画 「舞妓と紙ふうせん」

2011年11月13日 | 今日の一枚の絵

 

日本画 「舞妓と紙ふうせん」 F10 絹本

地区の校区の文化祭に出して欲しいというお話があり、モチーフとして皆さんに好まれるようなので今回も描きました。

絹絵で一部金箔(裏貼り)と銀箔を使用しています。顔の部分は胡粉を薄く7回ほども塗ったでしょうか、滑らかになるように気を使いました。

また、髪の生え際が自然になるようにも特に注意しました。

しかし最も肝心なのは舞妓と紙風船のかもし出す清楚な雰囲気を表現する事でした。

前の3作よりはスムーズに描く事が出来たと思います。もっと重厚なモチーフを見つけて将来大作に挑みたいと思います。

しかし、ネックは実物のモデルです。デパートの京都展、今回の京都旅行などで生の舞妓さんを見てきたいと思いますが、モデルを雇う事はとても経済的に出来ません。

私のイメージだけで仕上げるしか無いと思っています。  

 

    

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舞妓の色紙絵

2011年10月17日 | 今日の一枚の絵

先日デパートで京都展があり舞妓さんも来るというので見に行きました。

舞妓さんについての色んな話も聞け、舞も3曲ほど披露していただき写真を沢山撮りました。

舞妓の絵を描く為に今年は京都に行こうと思っていたところだったのでその前哨として今回はちょうどいいタイミングでした。

帰って素描を2~3枚描き、潜紙(金箔を貼った色紙)に彩色しました。

 

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造船所を描く

2011年09月25日 | 今日の一枚の絵

 

 

この絵は天草の小さな造船所を描いたものです。                  「夜明けの操船所」F-80

この造船所に、写生とか、取材のために随分訪問させて頂きました。

そのたび事務所に挨拶しお話をするようにしていますが、この作品も県美展目録の裏表紙に写真が掲載されたのでお見せしたところ、皆さん大変喜ばれました。

この題名の、夜明けのシーンもみるために夏に近くの民宿に泊まった事もあります。描く事も好きですが、色んな作業を見ることも好きなのです。

    

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去年の作品「廃船」

2011年09月24日 | 今日の一枚の絵

去年描いた大作100号「廃船」です。

天草松島で数年前見つけてスケッチしたものを作品にしました。今は、何処を探しても木の廃船は無く、やっと錆びた鉄の廃船を見つけたのです。ここに通う事7~8回を経て大きく書き上げました。歴史を刻んだ船体の錆びは存在感と、波を乗り越えて疾走する勇姿さえ想像されました。

この作品も思いもかけず県美展で日本画部門の賞を戴くことになりました。

 

 

  

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公募展出展作品

2011年09月15日 | 今日の一枚の絵

 

今年の公募展に出展した作品です。去年までは叙情性に重点を置いて描いていましたが、従来の”船”や”造船所”のテーマに、今年は”震災復興”をイメージに加えて、”復旧作業をする男達”を描きました。一度は描きたかったデーマですが、私的にはちょっと不満が残る出来栄えでした。やはり、叙情性が欲しいのですが、テーマからは無理でしょう。

そんな作品でしたが過分な賞を頂いてしまいました。毎年思いますが、本当に私はこの分野では運がいいとしか言いようがありません。皆さんに感謝するだけです。

来年からは会友としての作品を描く事になりますが、また、気を引き締めて挑みたいと思っています。

 

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