よもやまカンボジア

カンボジアの日本語学校で起こった不思議な出来事を…。

お笑い

2007-01-27 13:40:59 | Weblog
日本にいると、関西という土地柄もあり、毎日テレビをつけてもつけなくても面白い話が聞けるので、お笑いに飢えることはなかった。しかし、ここはカンボジア。カンボジアの笑いで笑えるはずもなく、かなりお笑いに飢えていた。

そんな私達を救ってくれるのがお笑いDVD。金曜日の晩の鑑賞会は習慣となり、3週連続でお笑い大会が行われた。これまでの3回は全部東の先生提供で行われ、楽しい夜を過ごした。
先週は残念ながらツボにはまらず、西2人はコメントに困る結果となってしまった。ツボにはまらないとひどいもので、コントの駅のセットを見ながら、あろうことか『吉本新喜劇』を思い出していた。毎週土曜の昼と言えば新喜劇だった私は、色々な新喜劇に出てくる芸人とギャグを思い出し、日本を懐かしんでいた。

しかし、今週は違った。ある番組の総集だが、企画物ばかりでかなり笑えた。様々な芸人が見られるのはいい。色んな笑いが見られてお得だから。今週は皆で笑いながら楽しく見ていたのだが、またここで西と東の違いを発見してしまった。楽しみ方の違いである。東の先生は、企画をこなす芸人を一視聴者として楽しく見ていた。正しい見方だと思う。芸人じゃないんだから。
なのに、西は違った。企画の一つ、『果物で一発芸をする』というタイトルを見た瞬間、「一発芸かー!これはキツイ!!」と、まるで自分がやるかのような反応だった。その後の企画、『NGワードをしてしまうとアウト』という企画では、「私はアウトになるな」と、またも芸人側にいる発言。どうして芸人サイドで番組を見ているのか。

“りんご”を見ながら、『自分ならどんな一発芸をするだろう』と考えていた時点で、どうしようもないと感じた。お笑いの血に抗うことはできるまい。こんなに濃いお笑いの血が流れていたとは・・・

来週は西の先生の持っているDVD。今から楽しみにしている。DVD自体はもちろんのこと、両者の反応にも。


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文字指導

2007-01-27 02:31:52 | Weblog
カンボジア人は諦めが早いそうだ。

カンボジア人の子供は何かできないとすぐにあきらめてしまう子が多いそうだ。その話を聞いて少しわかるような気がする。
日本語を教えていて気がつくことは、まずひらがなを覚えきれない子がいること。これだけは教師がいくらがんばっても覚える本人のやる気次第だ。それから、かたかな、漢字と、文字を覚えなくてはならないことがたくさんある。

それなので、時にはカルタや、ゲームをやって楽しい授業を心がけたり、前に出させて書かせたりする。そこで、書けない生徒は恥をかき、少しはうちで勉強するかと思えば、また同じ結果だったり。そこで、がんばって勉強してくれればいいと思うのだが、なかなかそうは行かない。

漢字も同じだ。中には中国語を習っている生徒もいて、漢字は得意な子もいるが、全く漢字に縁がない子や、元から嫌いな子はなかなか覚えることができない。
それどころか、漢字のテストになると全くやる気をなくしてしまう。もう最初から寝てしまうのだ。そんな学生に限って漢字のクラスを開けてほしいと言うが、他力本願的なところがあってなかなか覚えられない。

漢字の学習も楽しくできればと思っているが、漢字アレルギーの学生にはなかなかうまくいきそうにもない。
しかし、去年から日本語能力検定が始まって少し漢字に対する考え方が変わったようだ。ただ、日本で学習している学生と違って、圧倒的に漢字に接する機会が少ないため、まだまだ教えるほうも工夫が必要だと思う。

私はクメール語の文字は覚えたいと思ってもなかなか覚えられない。
それを思うと、ひらがな、カタカナをマスターするだけでもえらいと思ってしまう。


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