ブラックノート①
『ブラックノート』というのは、“自身の抑えきれない負の感情”をノートにぶつけ書き綴ったノート”を私が勝手に名付けたのだ。
とてもじゃない!!
人様に見せられない内容である。
改めて読み返してみると、呪い・恐怖を感じさせる文章や、“ぷっ”と今だから吹き出して笑ってしまう文章など、様々。
今回は、その事について綴りたい。
このノートを書くようになったのは、スポーツクラブで勤務していた頃の事だ。
当時クラブ研修で講習を終え、自分の理想とする指導者像を目指し、日々、専門知識の向上、生活態度や言葉使い、身なりなど私なりに努力していた。
しかし、未熟だからボロがでる。
注意もされるし、努力していた分、ショックも大きい。
“言われなくても、分かっているよ!!!”と自分と相手に対し、怒りが込み上げてくる。
更に、その怒りのまま会員と接してしまう為、その会員は
“何!? その態度!! 私、何かした?”と言わんばかりに、態度が急変する。
もう、この会員とは険悪のまま・・・。どうにもならない!!
私は、“このままでは、仕事にならない!!”と、危機感を感じ
“この『怒り』は、目の前にいる会員には関係がない!!”
“気持ちを切り替えろ!!”と、自身に言い聞かせ、改めるように心掛けた。
次に、上司や先輩方の言動・行動が目に付くようになる。
偉そうに言っている割には、行動が伴っていない先輩。
会員と一緒になって、悪口を大声で話しているもう一人の先輩。
何を指示したいのか、説明がまとまらない上司。
何もかもが、気に入らない・・・。
何で!?
どうして、そうなるの??
目の前で平気な顔をして振舞う姿をみると、『怒り』を通り越して『恨み・呪い』の感情が激しく込み上げてくる。
(これも今思えば、自己嫌悪だ・・・。)
その感情は日々、大きく膨らみ続ける。
抑えるのも限界がある。
もう、我慢が出来ない!!
“この先輩に、何とか一発喰らわせてやる!!”という爆発寸前の雰囲気だ。
そんな私を観た、ある先輩が、
『まぁ、待て。気持ちは解る。でも、あいつは言っても直らないと思うよ? 』
『余計、エスカレートすると思う。』
『だから、ここは我慢しよう! あいつは、そのうち相手にされなくなるから。見ていてごらん。』
『どうしても我慢できないなら、その気持ちを文字にしてみて?』
『気持ちがスッキリするし、自分を冷静に分析できるよ。』
と、アドバイスを頂いた。
慕っていた先輩なので、素直にノートへ気持ちをぶつけ書いてみる。
そしたら、先輩の言う通り気持ちがスッキリした!!
しかし、この時の文章を読み返すと、書いている私でさえ恐怖を感じる!!
怖~い!!
それからというもの、会員・上司・先輩・同僚・後輩との問題が発生した時、負の感情の捌け口としてノートに書き綴った。
そのノートが、今ではこのブログ原稿の下書きになろうとは思いもよらない・・・。
ちなみに、『そのうち、誰も相手にされなくなる』と言われた先輩は、上司と問題を起こして辞められた。
自主退職としていたが、事実上のクビだ。
今だから思える事。
人それぞれ価値観があり、何を大切にしているかで態度・言動・行動が異なる。
気に入らなかった上司や先輩方の行動・言動にも、何か理由があったはずなのに・・・。
やはり、気付けなかったのは自分の事で精一杯で未熟者だからだ。
『ブラックノート』というのは、“自身の抑えきれない負の感情”をノートにぶつけ書き綴ったノート”を私が勝手に名付けたのだ。
とてもじゃない!!
人様に見せられない内容である。
改めて読み返してみると、呪い・恐怖を感じさせる文章や、“ぷっ”と今だから吹き出して笑ってしまう文章など、様々。
今回は、その事について綴りたい。
このノートを書くようになったのは、スポーツクラブで勤務していた頃の事だ。
当時クラブ研修で講習を終え、自分の理想とする指導者像を目指し、日々、専門知識の向上、生活態度や言葉使い、身なりなど私なりに努力していた。
しかし、未熟だからボロがでる。
注意もされるし、努力していた分、ショックも大きい。
“言われなくても、分かっているよ!!!”と自分と相手に対し、怒りが込み上げてくる。
更に、その怒りのまま会員と接してしまう為、その会員は
“何!? その態度!! 私、何かした?”と言わんばかりに、態度が急変する。
もう、この会員とは険悪のまま・・・。どうにもならない!!
私は、“このままでは、仕事にならない!!”と、危機感を感じ
“この『怒り』は、目の前にいる会員には関係がない!!”
“気持ちを切り替えろ!!”と、自身に言い聞かせ、改めるように心掛けた。
次に、上司や先輩方の言動・行動が目に付くようになる。
偉そうに言っている割には、行動が伴っていない先輩。
会員と一緒になって、悪口を大声で話しているもう一人の先輩。
何を指示したいのか、説明がまとまらない上司。
何もかもが、気に入らない・・・。
何で!?
どうして、そうなるの??
目の前で平気な顔をして振舞う姿をみると、『怒り』を通り越して『恨み・呪い』の感情が激しく込み上げてくる。
(これも今思えば、自己嫌悪だ・・・。)
その感情は日々、大きく膨らみ続ける。
抑えるのも限界がある。
もう、我慢が出来ない!!
“この先輩に、何とか一発喰らわせてやる!!”という爆発寸前の雰囲気だ。
そんな私を観た、ある先輩が、
『まぁ、待て。気持ちは解る。でも、あいつは言っても直らないと思うよ? 』
『余計、エスカレートすると思う。』
『だから、ここは我慢しよう! あいつは、そのうち相手にされなくなるから。見ていてごらん。』
『どうしても我慢できないなら、その気持ちを文字にしてみて?』
『気持ちがスッキリするし、自分を冷静に分析できるよ。』
と、アドバイスを頂いた。
慕っていた先輩なので、素直にノートへ気持ちをぶつけ書いてみる。
そしたら、先輩の言う通り気持ちがスッキリした!!
しかし、この時の文章を読み返すと、書いている私でさえ恐怖を感じる!!
怖~い!!
それからというもの、会員・上司・先輩・同僚・後輩との問題が発生した時、負の感情の捌け口としてノートに書き綴った。
そのノートが、今ではこのブログ原稿の下書きになろうとは思いもよらない・・・。
ちなみに、『そのうち、誰も相手にされなくなる』と言われた先輩は、上司と問題を起こして辞められた。
自主退職としていたが、事実上のクビだ。
今だから思える事。
人それぞれ価値観があり、何を大切にしているかで態度・言動・行動が異なる。
気に入らなかった上司や先輩方の行動・言動にも、何か理由があったはずなのに・・・。
やはり、気付けなかったのは自分の事で精一杯で未熟者だからだ。