兵庫岳連はりま支部の山スキーイベントに備えて三室山に下見山行に行った。
メンバーは我が太子山岳会メンバーHITさん・MATさん・KAGの3名。
登り全行程をシール登行することを前提に夏道と違うルートを設定して実行。
地図に無い作業林道を経て幹線林道へ入り夏道の西側の尾根を登り、1100m付近で夏道に合流する。
下りのスキー滑走は頂上から大通峠に向かう尾根を滑り、尾根途中で左の樹林帯に入り込んで幹線林道へ降りるルートをとった。
結果、頂上まで約5時間50分もかかった。
作業林道はアップダウンが多いのと水流出による雪の途切れがあり3か所はスキーを外して渡ったので時間を要する。
夏道西側の尾根は標高1000m付近で雪がシュラカブ状になり高度を上げにくく傾斜もきつく時間がかかる。
下山のスキー滑走で幹線林道を使ったが、傾斜がゆるく滑らない。1時間以上かかった。
頂上直下の大通峠への尾根も雪質的には浅くて硬い雪で気持ち良く滑られず、樹林帯は急傾斜で左右に沢があるためかなり神経を使う。
トータルで9時間ほどかかり、17:30からの月例会に帰着が間に合わず中止になったが、
はりま支部イベントとしては三室山はお薦めできないことに決定した。
が、個人的には念願の三室をスキー登山できてhappy!
ルート図(GPS軌跡)
ルート標高断面図(GPSグラフ)
竹呂山登山口分岐までしか除雪なく、ここに駐車して出発準備
夏道登山口へ到着(スタートから2.1km 1時間10分経過)
ここから地形図に無い作業林道へ入る。
アップダウン多くスキー滑走には向かない。
林道から尾根取り付きポイントに到着(3.5km 2時間10分経過)
夏道のくさり場をトラバース完了(5.4km 5時間20分経過)
夏道の西側を回り込むが、深雪で傾斜もきつく先頭ラッセルが少々つらい。
遂に頂上1754m到着!(5.9km 5時間53分経過)
勿論、誰もいない。視界悪くスキー滑走の準備をして下山開始。
大通峠への尾根を滑って樹林帯へ滑り込むが、傾斜がきつく左右が沢なので注意。
樹林帯を抜けてやっと元の林道へ下りる(8.2km 7時間50分経過)
あとは幹線林道をダラダラと1時間下って駐車場へゴール。
トータル12.7km 約8時間50分の悪戦苦闘の山スキーだったが、
今シーズンはこれで2勝2敗と勝率5割だ。
END