米山隆一氏の言及したい点は分からないでもない。
そのくらい、今の日本の研究費の少なさ、研究自体の貧弱さは目にあまる。
偉そうな事を言いたいと言うよりも現状の日本の研究成果で今後の日本を支えるのかと思うと情けない。
一部の突出した分野は良いとしても残りの研究の為の研究ではやっていけるのかどうか分からない。
6人の任命拒否は政府内の問題だが、国家の研究経費の支出額は少ないのに文句だけは一人前なのです。
学問に馴染まない投資対効果なのですが、それとても他国や民間の研究機関などと比べてどうなのかを考えると成果の乏しさはその予算とかにも影響されている事もあるのかと思っています。
6人の任命拒否の件はまた別の問題で政治的な側面と軍事、外交からするととても素直に受け入れられるような話でもありません。
民主党の政権以下の話をされても困るとしか思えません。
今の日本政府が本当に困っているのはむしろ昔のような国益に値するような研究が行われているのかです。
利益を上げて税収に貢献して貰えるようなのが多いなら黙ってお金を払って推奨するかと思います。
国益に適うのは僅かで残りは学問の為の研究で社会貢献も難しいような物も増えてしまいそうです。
リーマンショックの時の大学は出たけれどマッチングが合わないような話です。
これまでの経緯からすると学問の自由、自律は言われても貢献を国民に説明するだけの成果を出すのが難儀するのかと思っています。
つまり、ノーベル賞とか、よほどのニュースでもならないと国民に成果は伝わらないのです。
これまでの殻に籠もっていてはどちらにせよ資金は枯渇すると思われます。
せめてメリットの説明か、または内部だけで決めずに他の人からも相応しいと思えるような審査制度を設けるのかでは?