旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

梅雨の晴れ間の三渓園

2008年07月08日 21時52分56秒 | お出かけ先の庭と花

梅雨の一寸した晴れ間、横浜にある三渓園に行ってきました。
以前から訪れてみたいと思っていたのですが、都合がつかず、やっと行く事ができました。
残念ながら、有名な花たちは終わっており、ただいま端境期。お蔭で駐車場も園内も空いていて、ノンビリ庭を回ることができたのが良かったかな。

門を入ると、大きな蓮池で、立派に育ったが迎えてくれました。
蓮は葉も花も水面から直立に伸び上がっています。波打つ葉が力強くて、池全体が海のようです。

蓮の花の写真を撮ったのですが、私のデジカメではこれが限度 ピンクの大きな花びらと、大きな花芯。花芯もレンコンのようなのですね~。

蓮池の隣にはこれも広い睡蓮池。茅葺の立派な建物を見学し、三渓記念館へ。
館内では裏千家のお席が用意されており、お抹茶とお菓子を頂いてきました。お菓子は三渓園特性!?落雁。美味しかったです。平茶碗は夏らしいですね。

臨春閣の屋内には狩野派の襖絵が展示されており、気楽に見られることに驚きました。緑多い園にはいくつも大正時代に移築された歴史ある建物があり、それらもとても興味深かったです。

広い園内の一角に茶店があり、お蕎麦などいただけます。ここでランチ。3種類の田舎蕎麦も美味しかったです

どこもここも良く手入れされていて、歩いているだけで森林浴気分。南門の中を覗くと、立派な山百合が2本咲いており、緑のグラジュエーションの中で、華やいでいました。

ボランティアガイドの方に、三渓園にまつわる様々な歴史的会合についてや、この庭園を造った原三渓という人物についても解説していただき、そのスケールの大きさにつくづく驚かされました。当時この庭が、全て無料のオープンガーデンだったとは 

次は紅葉の時期に行きたいな。

人気ブログランキング

日本ブログ村 花ブログ

ご協力ありがとうございます。 これからも応援クリック宜しくお願いします。