原州(ウォンジュ)の無為堂記念館を訪ねました。
これはパンフレットの画像です。
張一淳(チャンイルスン)という書芸家を初めて知りました。
無為堂記念館の金先生に原州(ウォンジュ)の生命運動についてのご講義をいただきました。
金先生のお話を聞き、原州でなぜローカルフード運動が盛んなのか、各分野がそれぞれ横のつながりを
持ち、活動できているのか、その歴史的経緯が少し理解できた気がしました。
張一淳(チャンイルスン)は、教育家であり政治家であり、宗教家、社会運動家でもありました。
しかし、なによりも書芸家としての魅力を私は感じました。
ハングル文字は何を書いてあるのか読めませんが、添えられている墨絵がなんとも単純で、
かわいらしく、やさしさを感じます。
無為堂記念館のホームページで作品を少し見ることができます。
www.muwidang.org
一碗之食含天地人
これは、一碗の飯の中に天と地と人が含まれている、という意味で張一淳(チャンイルスン)の言葉だそうです。
金先生は「日本にはすばらしい精神がある。いただきます、ごちそうさま、の精神です。」とおっしゃっていて
改めて、心をこめて毎日「いただきます」「ごちそうさま」をしたい、と思いました。