現在S1対策について連載中ですが、やはりS1が危機になるかどうかは左利きライトがどのくらいレフトから打てるかによります。
そこで、左利きは本当にレフト打ちが苦手なのか、考えてみましょう。
・左利きレフトの存在
実は、左利きでレフトを専門とするアタッカーもいます。例えば、イラン男子のガエミ選手、セルビア男子のウロシュ・コバチェビッチ選手、カザフスタン女子のザイツェワ選手などです。コバチェビッチ選手は、全く何の違和感もなくレフトから強いスパイクを打っていきます。ガエミ選手は、左肩がネットに入っても大丈夫なように、やや長い助走を取ってボールを切っていきます。ザイツェワ選手は、素人がそのまま代表選手に登り詰めたような、本当におかしな助走とジャンプで、非常識な打ち方をします。WGP2008の日本戦で、ザイツェワ選手は被ブロック0でした。それだけ癖のある動きでした。このように、個性はそれぞれですが、左利きレフトが代表レベルにいる事実は変わりません。
・右利きライトの存在
左利きのレフト打ちは、基本的には右利きのライト打ちと変わりません。そして、右利きライトは世界にわんさかいます。ロンドンの男女決勝ではライトは全員右利きでした(ロシア男子のミハイロフ選手とムセルスキー選手、ブラジル男子のウォレス選手、ブラジル女子のシェイラ選手、アメリカ女子のフッカー選手)。ということは、左利きのレフト打ちが下手と決めつけるのは早急ですね。
・S1のレフト打ちが上手い左利きライトの存在
山本隆弘選手は左利きですが、重心が崩れた2012年より前はレフト打ちも上手でした。
・ブロード助走
左利きの選手は、ブロード助走は左方向になります。左利きのブロードは、大林素子選手がライトからレフトまで走る素子スペシャルが有名ですが、そんなに派手なことを考えなくても、左利きレフトが毎回左方向にブロードして打っていくのも可能なはずです。ちょうど山口舞選手の鏡像関係ですね。女子チームなら十分通用すると思います。
このように考えると、左利きがレフト打ちを嫌がるのは、単に練習不足なのではないでしょうか。確かに、S1はたった1ローテで、しかも相手サーブ時のみで問題となります。しかし、ここで連続失点があるのは目に見えているので、是非世界のいろいろなチームの左利きライトの選手にレフト打ちもマスターしてもらい、よりランクの高い試合を見せてもらいたいですね。
そこで、左利きは本当にレフト打ちが苦手なのか、考えてみましょう。
・左利きレフトの存在
実は、左利きでレフトを専門とするアタッカーもいます。例えば、イラン男子のガエミ選手、セルビア男子のウロシュ・コバチェビッチ選手、カザフスタン女子のザイツェワ選手などです。コバチェビッチ選手は、全く何の違和感もなくレフトから強いスパイクを打っていきます。ガエミ選手は、左肩がネットに入っても大丈夫なように、やや長い助走を取ってボールを切っていきます。ザイツェワ選手は、素人がそのまま代表選手に登り詰めたような、本当におかしな助走とジャンプで、非常識な打ち方をします。WGP2008の日本戦で、ザイツェワ選手は被ブロック0でした。それだけ癖のある動きでした。このように、個性はそれぞれですが、左利きレフトが代表レベルにいる事実は変わりません。
・右利きライトの存在
左利きのレフト打ちは、基本的には右利きのライト打ちと変わりません。そして、右利きライトは世界にわんさかいます。ロンドンの男女決勝ではライトは全員右利きでした(ロシア男子のミハイロフ選手とムセルスキー選手、ブラジル男子のウォレス選手、ブラジル女子のシェイラ選手、アメリカ女子のフッカー選手)。ということは、左利きのレフト打ちが下手と決めつけるのは早急ですね。
・S1のレフト打ちが上手い左利きライトの存在
山本隆弘選手は左利きですが、重心が崩れた2012年より前はレフト打ちも上手でした。
・ブロード助走
左利きの選手は、ブロード助走は左方向になります。左利きのブロードは、大林素子選手がライトからレフトまで走る素子スペシャルが有名ですが、そんなに派手なことを考えなくても、左利きレフトが毎回左方向にブロードして打っていくのも可能なはずです。ちょうど山口舞選手の鏡像関係ですね。女子チームなら十分通用すると思います。
このように考えると、左利きがレフト打ちを嫌がるのは、単に練習不足なのではないでしょうか。確かに、S1はたった1ローテで、しかも相手サーブ時のみで問題となります。しかし、ここで連続失点があるのは目に見えているので、是非世界のいろいろなチームの左利きライトの選手にレフト打ちもマスターしてもらい、よりランクの高い試合を見せてもらいたいですね。