JMIU 全日本金属 博多協議会

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奥田 碩 元・日本経団連会長 の【言】

2008-12-31 12:36:11 | 雇用・労働
 日本共産党の志位委員長が12月18日に日本経団連と会談した際に、
志位委員長側から示した奥田碩[おくだひろし]元・日本経団連会長
・トヨタ会長の【言】は、象徴的である。

その部分を引用すると、

 勝手に人を切るような企業は信頼されなくなる。
 結局、その企業の競争力も失う。 
仮に人が余っているのだとしたら、簡単に人を切るのではなくて新しいビジネスを開拓するのが経営者である。
そんなことをできない経営者は資格が無い。腹を切れ。

   (奥田碩)



12/24 志位委員長がトヨタと会談 会談後の記者会見


 さらには、そのトヨタと志位委員長の12月24日の会談では、
讀賣新聞コラム(12/23)に掲載された豊田章一郎名誉会長の発言を志位氏が引用した。
 その内容は、

讀賣新聞コラム
【豊田章一郎氏が「かまぼこ造り」の修行をした思い出を(コラム執筆者が)伺った事がある。 
 終戦直後まだ大学に通う頃、北海道稚内市で、海辺の小屋に住み込んだというから本式である。
 戦争が終わりトラックの需要が激減した。
乗用車の時代はまだ来ない。
従業員を食べさせるには、自動車の外にも事業を広げねばならず、食いはぐれがないのは飲食関係という思索の末が「かまぼこ」だった。】

 志位:そこまでして従業員をともかく守ろうとした。
     それが本来の経営のあり方ではないか。