腹腔鏡検査時、肝表面に色素散布(インジゴカルミン)する方法は、私が京都の国内留学から帰った1981(昭和56)年から関谷千尋と一緒に始めました。
この方法は腹腔鏡検査時、肝臓の表面に色素をかけて肝臓の線維化の状態を明らかにする方法です。腹腔鏡検査(ふくくうきょうと読み肝臓を見る検査)のみでは肝臓の微妙な線維化の状態が解りませんが、インジゴカルミン(色素)をかけると肝表面の変化がよくわかります。下の写真は上段が肝右葉(肝臓は右葉と左葉に分かれる)の内視鏡像で下段は色素散布したものです。
色素散布をすると慢性肝炎から肝硬変に進行する過程がよく理解できます。
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この方法は腹腔鏡検査時、肝臓の表面に色素をかけて肝臓の線維化の状態を明らかにする方法です。腹腔鏡検査(ふくくうきょうと読み肝臓を見る検査)のみでは肝臓の微妙な線維化の状態が解りませんが、インジゴカルミン(色素)をかけると肝表面の変化がよくわかります。下の写真は上段が肝右葉(肝臓は右葉と左葉に分かれる)の内視鏡像で下段は色素散布したものです。
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