66才、女性。
1988(平成元)年7月子宮筋腫のとき初めてB型肝炎ウイルスキャリアと言われています。
2009(平成21)年8月13日腹痛を主訴に当院受診。
肝機能検査で異常を認め、HBe抗原陽性、HBV-DNA (タックマン法)で6.2LC/ml量とウイルス量が多く、超音波検査では肝硬変の所見を認めました。
しかし同年8月27日の肝生検ではF1A1でした。
その後バラクルード(核酸アナログ)の服用を始めていますが、肝障害持続するためヘプセラも併用しています。
2013(平成25)年2月1日のダイナミックCTで肝左葉外側区表面(S3)にΦ11.5mmの肝がんを認めました。
腹腔鏡下でマイクロ波焼灼術を行い、治療効果は良好でした。
写真1は治療前のもの、写真2は治療後のものですが、B型肝硬変に肝がんが合併したものであることが解ります。
感染源を明らかにすするため(両親は既に死亡)、兄姉の採血を行いました。
図は姉のデータですが、HBs抗体のみ陽性でB型肝炎ワクチン(ビームゲン)を投与したのと同じような状態になっていました(表)。
これで母児間感染、父子間感染は否定されたことになります。
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1988(平成元)年7月子宮筋腫のとき初めてB型肝炎ウイルスキャリアと言われています。
2009(平成21)年8月13日腹痛を主訴に当院受診。
肝機能検査で異常を認め、HBe抗原陽性、HBV-DNA (タックマン法)で6.2LC/ml量とウイルス量が多く、超音波検査では肝硬変の所見を認めました。
しかし同年8月27日の肝生検ではF1A1でした。
その後バラクルード(核酸アナログ)の服用を始めていますが、肝障害持続するためヘプセラも併用しています。
2013(平成25)年2月1日のダイナミックCTで肝左葉外側区表面(S3)にΦ11.5mmの肝がんを認めました。
腹腔鏡下でマイクロ波焼灼術を行い、治療効果は良好でした。
写真1は治療前のもの、写真2は治療後のものですが、B型肝硬変に肝がんが合併したものであることが解ります。
感染源を明らかにすするため(両親は既に死亡)、兄姉の採血を行いました。
図は姉のデータですが、HBs抗体のみ陽性でB型肝炎ワクチン(ビームゲン)を投与したのと同じような状態になっていました(表)。
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