前回、旧郡部の依頼をお受けできない理由を述べていましたが、都合いい断わり方と取られるのも悔しいので、具体的にやってみました。ちょうど良いタイミングに昨日7/3に1~2カ月に一度依頼の来る顧客から「どこに頼んでも断られるのでどうしようかと悩んだのですが、自宅の永田郷(吉見地区)から豊浦済生会病院まで母をお願い出来ませんでしょうか…💦」…(来たか~困ったなぁ)と悩んでいると「帰りは何時間でも来れる時まで待ちますから ❣」と、人情的に断れない辛い言葉を聞いて「わかりました。段取りを組むので少し待ってくださいね。」と言ってしまったのでした。💦
料金的に考えると11kmでメーター料金は4,000円~、それに介助料を足すと5,000円以上で往復で1万円以上になるので決して悪い条件ではない。しかし、他の仕事のない日なら別として、この日は下関医療センターに顧客を送っていたので、そちらの迎えも午前中に有るのだ。豊浦済生会病院から下関医療センターまで27km有る。
今回は利用者さんが起き上がるのも難しく横になったまま移送しなくてはならない状態であったのでフルリクライニング車イス(簡易ストレッチャー)を使い「福祉タクシー心咲」さんの応援をもらって2名体制で動くことにした。行程は以下のとおりである。
10:30 永田郷の顧客宅に心咲さんと合流し簡易ストレッチャーに移乗して心咲さんが豊浦済生会病院へ搬送。
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10:35 下関医療センターの顧客より予想外に早く終わったと迎えの電話。
⇓ 11:00 心咲さん豊浦済生会病院到着の電話。
11:10 下関医療センター到着。
⇓ 11:15 心咲さんよりお帰りの時間が判明するまで現地で待機する旨の電話あり。
11:40 武久病院で空車。
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12:00 豊浦済生会病院の顧客より13時より点滴に入るので終わりが16時以降と連絡あり。
⇓ 心咲さんに午後に新規の依頼が来たとの事なので一旦こちらに戻ってもらう。
15:00 彦島迫町迎えで彦島江の浦町の浅野整形外科送り。
⇓ 心咲さんは15:30 安岡の老人施設に迎えで付き添い業務(診療中も離れられない。)
15:50 浅野整形外科の顧客よりお迎えの電話。
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16:10 彦島迫町で空車後直ちに豊浦済生会病院に向け出発。
⇓ 途中豊浦済生会病院の顧客より終了の連絡。
17:00 豊浦済生会病院到着。心咲さんも終了したので永田郷へ向かうとの電話。
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17:30 永田郷で心咲さんと合流して顧客をベッドに移乗して終了。
この顧客の対応でほぼ一日が終わって二人で実感したのは「旧郡部を受ける時は通常の営業エリアへの搬送なら大して難しい事ではないが、逆に更に遠方への搬送ならかなりの覚悟がいるということ。」であった。