ジローのヨーロッパ考・続編

“ジローのヨーロッパ考”に続く内容です。

ドイツ(Germany 🇩🇪): new coronavirus hot spots

2020-06-24 15:21:04 | 日記

2020年6月24日(Wed.) ドイツのR number が危険な数値に達していることは報じられたばかりです。そして、それを裏付けるようにいくつかの場所で感染爆発が起きていることが伝えられています。(ニュースソース: DWーDE  6月23日発 )

<原文の一部>

How are new coronavirus hot spots being contained?

Germany and other European states are relaxing coronavirus restrictions — just as local outbreaks have started cropping up in many parts of the continent. How alarming are these COVID-19 hot spots?

(抜粋)新しいコロナのホットスポットは何処?  EU各国で規制が緩和されていますが、大陸(注: ヨーロッパ大陸)の各所で地域的感染爆発が起きています。それは何処?

The city of Gütersloh in western Germany, population 103,000, isn't often in the international spotlight. But the massive outbreak of COVID-19 at the Tönnies meat processing plant, based just outside the city, has been making headlines in recent days.

Of the roughly 7,000 employees who have been tested for the disease in the last week, more than 1,550 have turned up positive. All the plant's employees have been quarantined, schools and day care centers in the area are closed and on Tuesday, North Rhine-Westphalia State Premier Armin Laschet announced fresh lockdown restrictions on Gütersloh and the neighboring district of Warendorf.

Other regions in Germany are also facing local outbreaks: 370 households have been quarantined in the Berlin district of Neukölln, where almost 100 residents have tested positive, and authorities in Göttingen have sealed off a high-rise complex where about 120 people are infected. There have also been major outbreaks linked back to a number of church services across the country.

(超抜粋)Gütersloh(ギュータースロー)はドイツ西部の街、人口は103,000人、国際的に注目を浴びることは殆どありません。しかし、食肉加工プラントで、大規模な感染爆発があり、このところ紙面を賑わしています。この街の郊外にその工場はあります。(意訳)

先週、凡そ7,000人の従業員が検査を受け、1,550人以上が陽性との結果が出ています。全ての従業員が隔離されており、同地域の学校やデイケアセンターが火曜日に閉鎖されています。NRW州の州知事はGüterslohと隣接のWarendorfをロックダウン(封鎖)したと発表しています。

ドイツの他の地域としては、ベルリンのNeukölln地区で370世帯が隔離されています。ここでは100人近くの感染が確認されています。また、Göttingenでは、高層ビル(住居)が封鎖されています。ここでは約120人の感染が確認されています。また、多くの感染は教会での活動と関連があるとされています。

(注: 以下、転載を省略。 ・・・ 原文サイトはこちら ・・・ )

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感染拡大が落ち着いて、その後に規制緩和を実施した国・地域で、第二波の前兆とも思える地域的感染爆発が起きているようです。日本も例外ではないでしょう。

特に“東京“、今日(水曜日)は50人以上の感染確認となっているようです。一体、都知事や行政は何をやっているのでしょうか。都知事のコメントは、まるで“他人事“みたいに語っているようにしか聞こえて来ません。具体的な対策・措置はどのようにして来たのか? しているのか? そして、今後どうするつもりなのか? 現状では“野放し“みたいにしか見えません。

さらに、国の専門家会議が適宜開催されているようですが、政府の意向で発表内容を削ったりしているようです。パニックを引き起こす恐れがあるからとかの理由らしいのですが、これは事実の隠蔽でしょう。事実は伝えるべきです。その上で、注意を促す事項があれば、その注意点を伝えるべきです。逆に開示しなければ、人々の不用心な行動を引き起こし、結果として感染拡大を招くことになります。

逆に、政府は、不都合なことは何でも隠蔽しようとしているのでしょうか、昔も今も・・・。

しかし、こんな諺もあるようです。

 “The stones will cry out.“  =  悪事は必ず露見するものである。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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