2020年6月12日(Fri.) EUでのCOVID19に関わる規制緩和は徐々に進められているようです。しかし、一方で、USでの感染者は200万人を超えましたし、ブラジルも80万人以上になっています。そして、地球全体としての感染者増加カーブは急上昇的な方向に向かっています。その意味では、場所区域によっては国境管理を検疫の点で厳密にする必要があります。
翻って日本、海外から成田空港に到着した人が、空港でのPCR検査の結果を待たずして日本国内の住居に移動してしまった(?)などと報じられていますが、一体、これで管理していると言えるのでしょうか。
また、ついでに言うならば、あの“東京アラート“とは一体何だったのでしょうか?! 殆ど意味を為さなかったとしか言いようがありません。都知事の“go-it-alone“だったのでしょうか。
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さて、デンマークはドイツとの国境管理が緩和されることを歓迎しているようです。(ニュースソース: CPH POST ONLINE 6月10日発 )
<原文の一部>
Danish News Round-up: Germany to open border to Denmark on June 15
Friends always (photo: crossed-flag-pins.com)
Everyone has their favourites! In Denmark’s case, it is Iceland, Norway and Germany.
And now Germany has revealed who it will allow to enter its borders from June 15.
Denmark, Switzerland, France and Austria are the lucky four.
(抜粋)誰でもお気に入りはあるもの。デンマークでは、それはアイスランド、ノルウェー、そして、ドイツです。そして6月15日から、ドイツとの国境通過が認められることになります。(同様に)、デンマーク、スイス、フランス、オーストリアが幸運な4カ国となります。
Otherwise …
Germany will continue to extend travel warnings to non-EU countries until mid August.
The German foreign minister has called upon other EU countries to open up their borders for free flow of goods and people.
However, this decision may be reconsidered if the coronavirus numbers worsen.
(抜粋)ドイツとしては、引き続き8月半ばまでは、EU域外の国への渡航には警告を発しています。また、ドイツの外務大臣は、EU各国の国境をオープンにすることを呼びかけています、人や物の流通を自由にしようと。しかし、コロナに関する状況が悪化するのであれば、この決定は再考されることになるでしょう、多分。
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安定化や体制強化等の準備が出来ていれば各種の規制緩和も望ましいことでしょう。一方で、日本の“備え“は十分なのでしょうか。疑問は残ります・・・。
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さて、もう一つ。群馬県太田市に於ける郵便局によるアベノマスク回収(寄付)について、日本郵便の本社サイドから回収箱撤去の指示が来て回収を止めることになったと報道されています。この日本郵便本社からの指示に関し、太田市長は筋違いだと反論しているようです。
このヤリトリを見聞きしていて違和感を覚えました。それはつい先頃のことで、カンポ生命の組織的不祥事(不正行為)に関する事案を思い出しました。正に、日本郵政グループの体質を想像させるに十分な出来事です、両事案は。やはり、親方日の丸的な、風通しの悪い、封建的な、総務省(旧郵政省)等からの天下りが続いていそうな、そして、政権に忖度するような・・・。こうした悪しきシバリに翻弄され続けているかのように受け止めました。こんな風通しの悪い組織は、バラバラに解体すべきでしょう。
また、そもそもは、布マスクを“世帯毎に2枚“も意味をなさないし、大きさも小さ過ぎてマスクの役割を果たさないし、品質不良で回収・目視検査(?=愚の骨頂)、その目視検査に8億円の巨額血税投資、総額で460億円以上の血税をドブに捨てたに等しい愚行・失策。そして、これらを事前に止められなかった政権内の風通しの悪さ。そして、仮に不備に気が付いたとしたら、途中での方向転換や中止するなどの臨機応変な動きは無かったし、機能・作用もしなかった政権。そして、こうした悪しき空気を、そのまま太田市の郵便局まで及ぼしてしまった日本郵政グループの体質。皆、一巡しているように見えています。
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。
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