ジローのヨーロッパ考・続編

“ジローのヨーロッパ考”に続く内容です。

ドイツ(Germany 🇩🇪): Crocodile sightings

2020-08-31 15:28:30 | 日記

2020年8月31日(Mon.) ドイツにワニは生息していない筈ですが、ドイツ東部の街を流れる川で、ソレが目撃されています。(ニュースソース: DWーDE  8月30日発 )

<原文の一部>

Germany: Crocodile sightings spark river swimming ban

ドイツ: ワニが目撃されたことによって、川で泳ぐことが禁止されています。

Swimming has been banned in a stretch of Germany's Unstrut river after multiple witnesses reported seeing a crocodile nearby. Emergency services have been searching for the animal since Friday.

(抜粋)ドイツの Unstrut river の一定の範囲での遊泳が禁止されています。これは周辺でのワニの目撃例が複数寄せられている為です。緊急部隊がこの動物を金曜日から捜索しています。

Officials have banned swimming in a stretch of the Unstrut river in eastern Germany, following multiple reports that a crocodile was seen in the vicinity, news agency dpa and local sources reported. 

Police had previously received two reports from people claiming they saw a reptile near the town Laucha an der Unstrut in Saxony-Anhalt. 

Crocodiles are not native to Germany or to Europe.

Emergency services have been searching for a live crocodile in the minor German river since Friday morning.

In response, the county commissioner in Burgenland, located about 185 kilometers (115 miles) southwest of Berlin, announced a ban on swimming in parts of the Unstrut through September 6.

"Search for crocodile in Unstrut without success," county commissioner Götz Ulrich wrote on Twitter on Sunday.

(超抜粋)当局は、ドイツ東部にあるこの川の一定の範囲での遊泳を禁止しています。これは周辺でワニの目撃例が複数ある為です。

警察は、これまでに Laucha (街)の近くで爬虫類を見たとの情報を2件受け取っています。

ワニはドイツやヨーロッパでは生息(自然には)していません。

緊急部隊が金曜日の朝から川の周辺一帯を捜索しています。

この地区である Burgenland の地区長官は、ここはベルリンの南西約185kmに位置していますが、Unstrut 川の一部範囲を9月6日までの間、遊泳禁止としています。

"No signs of crocodile. From tomorrow locks open, boat operation possible. But I have imposed a bathing ban for the entire Unstrut in Saxony-Anhalt until September 6, 2020."

Nearby river locks were temporarily ordered to remain closed due to the search. 

Swimming is prohibited in the stretch of the river that extends from Saxony-Anhalt's border with Thuringia near Wendelstein to where it joins with the river Saale near Naumburg.

Police said they are taking the reports seriously.

(注: 以下、和訳省略。原文を流し読みして下さい。)

***

Google Earth で場所を確認して見ました。近くにはライプチヒやヴァイマールもあります。そしてヴァイマールと言えばヴァイマール憲法、さらにはゲーテ縁の地として超有名です。一方、方角は違いますが、近くには Halle と言う地名もありますし、ケルトに関連した 歴史でもあるのかと思っています。(注: Halle= 白、塩、ケルト族の歴史等)

まア、それぞれのキーワードを検索してみると、様々な情報が得られることでしょう。そして、これらに関する書物を図書館から借りて読みふければ、ドイツやEUの歴史などについて、さらに知見や興味が深まって行くことでしょう。しかし、今日も図書館の前を通りましたが、今は、図書館から本を借りてくることは敬遠しています、COVID19のせいで・・・。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

***


アイルランド(Ireland 🇮🇪): Numbers going up

2020-08-30 16:28:32 | 日記

2020年8月30日(Sun.) 昨日のアイルランド情報の続きになってしまいます。(ニュースソース: The Liberal.ie  8月29日発 )

<原文の一部>

BREAKING: Numbers going up – Department of Health announce 142 new cases and 0 additional death from Covid-19 in the Republic of Ireland in the last 24 hours

(抜粋)過去24時間に於けるアイルランドでの感染者数は142人に増加、死者は0です。

The Minister for Health confirmed that no people have died from coronavirus today and 142 more cases of Covid-19 have been confirmed in the Republic of Ireland.

In an announcement made this evening the Department confirmed that there are currently 28,720 confirmed cases in the Republic of Ireland and a total 1,777 deaths.

This story is developing.

(抜粋)本日のコロナウィルスによる死者はゼロで、感染者としてはさらに142人が確認されました。

今夕の発表によると、現在のところ、28,720人の感染者と1,777人の累計死者となっています。

***

規制を緩和すると感染は拡大する傾向にあるようです。しかし、一方で、各種の規制に対する抗議のデモがベルリンやパリ、ロンドン等で行われています。

しかし、安易な規制緩和は、次の“波“を招くことになるでしょうから、抗議の声に耳を傾けるものの、逆に、政府・行政の取り組み状況を分かりやすく説明すべきでしょう。そして、ややもすると抽象的表現だけにとどまり、具体的な対策や進捗状況等が皆目わからない例も少なくありません。

例えば、PCR検査は、現状として、どこのエリアがどれだけの検査能力を保有していて、過不足状況はどうだとか、検査能力の増強設定はこうなっていて、いつまでに実施する計画である等を“見える化“して説明すべきです。日本全体で1日20万件のPCR検査体制を目指すと言っても、現状では、PCR検査待ちによる混乱や重症化の例が散見されますので、抽象的な言葉だけでは信用出来ないのです。

同様に、入院や隔離措置の為の施設(ベッド数)状況について、現状、過不足、計画値、期日等をエリア毎に示すべきです。また、感染者情報も、単なる人数以外にも、より詳しいエリア情報や入院・自宅の区別等も知りたいものです。ちなみに、原則として、自宅隔離は感染拡大(家庭内)の恐れが高いので反対です。

もう一つ、感染発生時に於ける接触者追跡は網羅的に行っているのかどうか、保健所が追跡調査を確実やっているとかの報道は聞いたことがありません。このプロセスが重要なところですから、もしも、これが不十分であるならば、ここをテコ入れする対策が必須です(遅すぎますが)。この辺りの状況も把握して改善目標や対策を明示すべきでしょう(専門チームが必要と思われます)。少なくとも、PCR検査対象者を減らすことが目的になってしまって、濃厚接触者の“誤った“絞り込みをしているのではないかと危惧しています。これは、感染者を見逃す結果になり得ることで、確実な囲い込みをしていないことになります。だから、ゼロにならないのです。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

***

 


ドイツ発(datelined Germany): Infected minks

2020-08-28 15:35:48 | 日記

2020年8月28日(Fri.) コロナウィルスによる影響は人間界のみならず、ミンク牧場にも暗い影を投げ掛けているようです。(ニュースソース: DWーDE  8月28日発 )

<原文の一部>

Coronavirus: Infected minks force 100 Dutch farms to shut

Authorities are ordering farms to close after the novel respiratory virus broke out among the animals. The disease is bringing forward plans to wind down the industry in the country.

(超抜粋)コロナウィルス: 感染したミンクによってオランダの100カ所の農場が閉鎖を強いられます。

このミンクへの感染爆発によって、農場が閉鎖に追い込まれます。この疾病は、オランダに於ける同産業の失速をもたらしています。(意訳)

More than 100 mink farms in the Netherlands will be ordered to close by March 2021 after animals across the country contracted the coronavirus, Dutch news agency ANP reported on Thursday.

Hundreds of thousands of the ferret-like animals, which are bred for their fur, have been culled across Europe after the virus began spreading among them.

The decision to close the farms hastens the government's plan to wind down its mink industry by 2024 after several farm employees contracted COVID-19 along with the minks.

The Netherlands — which is the world's fourth biggest mink fur producer — has set aside €180 million ($212 million) to compensate farmers, the ANP report said, citing sources.

(超抜粋)オランダの100以上のミンク農場が、2021年の3月までに閉鎖するように求められています。これは国中のミンクがコロナウィルスに感染したことによるものです。

何十万匹と言うフェレットに似た動物、これは毛皮の為に飼育されているのですが、感染が広まって以来、ヨーロッパ中で殺害されて来ています

政府の計画としては、農場の閉鎖は急がれるもので、ミンク産業は2024年までに徐々に減らす方向です。中には、農場の雇用人も感染した事例もあります。

オランダは、世界で4番目に大きなミンク生産国ですが、農場への補償をする為の18億ユーロを非常用としてプールして来ています。

A pandemic among minks

While the human COVID-19 pandemic has been raging, there has also been a similar outbreak among mink populations.

The first two outbreaks were reported on April 23 and April 25 at Dutch farms holding 12,000 and 7,500 animals. Since then, the country has killed 1.1 million minks at 26 farms.

Outbreaks have also been recorded at Danish and Spanish farms. More than 92,000 minks were culled at a farm in the Aragon region of northeastern Spain after nine out of 10 animals were estimated to have contracted the virus.

Experts are unsure about how the virus has spread to the animals and what threat the infected minks pose to humans.

(超抜粋)人間界ではCOVID19 パンデミックが猛威を奮っていますが、ミンクの世界でも同じような状況になっています。

最初は、オランダの2か所で感染爆発が発生、4月末のことで、この農場では12,000匹と7,500匹を育成していました。それ以来、オランダとして、26農場に於いて、110万匹のミンクを殺害して来ました。

感染爆発は、オランダとスペインで記録的であり、スペイン北部では92,000匹以上が殺害されています。推定では90%以上が感染しました。(意訳)

専門家によると、どのようにして感染拡大したのか不明だと言い、また、人への影響も定かではないと言います。

***

犬や猫などへの限定的な感染事例の話題は見聞きしたことがありますが、ミンク(牧場)での大量感染やその処理については全く知りませんでした。まだまだ、COVID19との戦いは続くようです。願わくは、各国が協力して、この地球規模の難関を乗り越えたいものです。

話変わって、アベPMが首相辞任の意向を示していると本日の午後から速報されています。一体、この人は、何を国民の為、世界の為に成してこれたのだろうか。プラスの面? マイナスの面? 個人(私)的な評価では、圧倒的にマイナスが大きく、この何年間かは、為に、苛立つこと頻り(しきり)と言ったところです。(総括は後日・・・)

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

***


アイルランド発(datelined Ireland): first case of coronavirus ‘re-infection’

2020-08-25 14:22:24 | 日記

2020年8月25日(Tue.) 既に、日本国内でも報じられていますが、COVID19の“再感染“が、世界で初めて確認されました。(ニュースソース: The Liberal.ie  8月24日発 )

<原文の一部>

Covid-19: Scientists confirm first case of coronavirus ‘re-infection’

Scientists have documented the first known case of coronavirus ‘re-infection.’

The case reportedly happened in a healthy young male in Hong Kong. It is understood that the man was asymptomatic on both occasions, which happened over four months apart.

This case marks a worrying development in the Covid-19 pandemic, which appears to be getting worse worldwide.

(超抜粋)“再感染“が初めて確認されました。香港の若い男性で、2回とも自覚症状は無く、また、4ヶ月以上経ってからの感染でした。これは好ましくない情報でしょう。(意訳)

***

COVID19に関することは、まだまだ未知のことも多く、且つ、このウィルスは約2週間毎に一部が変異して行く事実も確認されていますので、さらに厄介なもののようです。

ところで、日本国内での感染は、第二波のピークを過ぎたことが確認された段階かと思いますが、重症者は200人以上となっており、医療関係者には多大な負荷がかかっていると思われます。これ以上の感染者を出さない為にも、感染者が出た場合は、確実に接触者追跡を行い、より安全サイドに思考した網羅的PCR検査を実施し、そして、陽性者は確実に保護・隔離する措置を行うべきです。そして、これが出来る体制を構築すべきです。これが出来るようになっていれば、“積極的PCR検査をやっている“と初めて言えるのではないでしょうか。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

***


ドイツ(Germany 🇩🇪): coronavirus cases return to April levels

2020-08-23 13:30:01 | 日記

2020年8月23日(Sun.) ドイツの感染状況を見てると、再び増加傾向を示しています。(ニュースソース: THE LOCAL.de  8月22日発 )

<原文の一部>

Germany 'worried' as coronavirus cases return to April levels

(抜粋)ドイツは、感染が4月レベルに戻ることを憂慮しています。

Paramedics man a Covid-19 Test Center for returning Germany tourists at Hanover Airport. Photo: Per Steffen/dpa

The number of new coronavirus infections in Germany topped 2,000 in the past 24 hours, a high not seen since the end of April, health authorities said on Saturday.

(抜粋)ドイツでのコロナウィルス感染数は、過去24時間で2,000に達していて、この4月以降では見たことのない高い数値になっています。当局が土曜日に発表したものです。

The RKI disease control institute said it registered 2,034 new cases and seven more deaths, taking the total fatalities to 9,267 and confirmed cases to 232,082.
   
Daily infection counts have increased sharply in recent days, with authorities suggesting large numbers of returning tourists -- some coming from regions with elevated risk of transmission -- may be bringing the virus with them.
   
Other experts have highlighted a big increase in the number of tests being carried out.
   
"The growth we're presently seeing in the number of cases is troubling," Chancellor Angela Merkel's spokesman Steffen Seibert said on Friday.
   
"We should be worried," Seibert added, urging the public to act "responsibly" by sticking to infection control measures like social distancing and mask-wearing.
 
(超抜粋)疾病センターによると、感染者は2,034人で、7人が死亡しています。犠牲者のトータルは9,267人で、感染者総数は232,082人に達しています。
最近の日々の感染数は鋭角に上昇しており、帰国した旅行客が要因になっていると示唆しています。(注: 以下、和訳省略。 原文を流し読みして下さい。)
 
***
 
日本の専門家会議等では、7月末が第二波のピークだったと思われるとの発表をしていますが、東京・大阪・愛知・神奈川・埼玉・千葉・兵庫・沖縄など、十分に下がり切ったとはとても思えない数値が続いています。つまり、ここで安全宣言的な、安心させるようなメッセージを発信することは、我々の努力を水疱に帰す結果を招くだけです。兎に角、“ゼロ“を目指すべきです。そして、それは地域やブロック毎の取り組みを続けることを意味します。また、エピセンターになっている東京は、特別な措置が必要でしょう。これまでのような無策を続けることは許されません。一体、有効な対策は打てたのですか?! 都知事小池よ!
中途半端な対策を実施しているからズルズルと長引き、感染者もゼロにならず、そして、我慢出来ずに規制を緩めると再び感染拡大の悪夢サイクルを繰り返すだけです。一旦、ゼロか管理・追跡可能な一桁台(例)に押さえ込んだのであれば、日常を再開します。そして、再び感染者が出るでしょう。その時は、その時点で徹底的に発生源をピンポイントで囲い込み・ロックダウンするのです。これを繰り返すことです。(今の政府や自治体首長達の考えは、誤っていると思量します。)
 
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。
 
***