そんな僕が好き

アディクションとかその他日常の事

雑感、飲む言い訳とカルト集団(笑)

2006-05-20 17:55:01 | アディクション
甘えと甘やかしに関する記事を書いていたのですが、今ひとつ散漫になったのでもう少し考えてから公開しようかと思ってます。

今日は雑感、思いつくままに書いてみたいと思います。

知り合いから「お前のブログ、飲む言い訳に使われるんじゃねえ?」といわれました。まったくごもっとも。

私が書いているアルコール依存症の治療方法は「妻」または「母」のアプローチが必要です。そこから考えると「うちの夫(息子・娘)の飲酒を何とかしてください」という人に最も適しているのではないかと考えます。
これはある意味で「底付き」体験を経ることなく、言い換えれば「今度飲んだら死ぬ」と医師に言われるような健康状態になる前に治療できる可能性があるという事です。
従って、自助につながる前の段階の人が対象になりやすいと感じます。

アルコール依存症は命の危険がありますので、もしこのブログを飲む言い訳に使おうと考えているのであれば「やめておけ」というのが偽らざる感想です。なんたってこの方法も30%の治療成功率しかありませんから。
生涯断酒で行けるのなら、それで行ったほうがいいです。

自分の最終的な目標の一つには、この理論で「自助で治る」理屈を解明する事があります。うまくいけばより効率的な自助の使い方が見えてくるかもしれないからです。
正直自助グループは世間一般から見たら「自己啓発セミナーみたいなカルト集団」です(何度かそう言われて傷ついたなぁ)。神とか言ってるし、まあ、そう見られるのも無理はないかもしれません。実際、米国で得られているような敬意は微塵も払われていませんよね、日本では。
もし、精神医学会で受け入れられるような確たる理論を打ち出せれば、自助に対する世間の見方も変わってくるかもしれません。

AAなどのアノニマスグループは外部の問題には意見をもたないが、医学界などとはいつでも喜んで協力する用意がある、というのを何かの文献(たぶんビックブックかAA青年に達すのどっちか)で読んだことがあります。
いつの日か、AAのオフィスに行き「斯く斯くしかじかの方法がある、強力してくれないか」というのが私の夢なんだけど、今のところその協力内容すら見えない状態なので、果たして私が生きているうちにそれが実現するかどうか.......

ほんとに今日は雑感っぽいなぁ。でも、まあ、たまには胸の中にたまったいろんな思いを、未完成のままでも吐き出さねーとなぁ。


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