甚六ぶらぶら日記

岩手の穀潰し主婦・甚六の覚書

甘くないお赤飯

2007-11-26 19:25:29 | 食道楽
 お祝い事は何もないのですが、ふと思い立って、初めてお赤飯を作りました。といっても、もち米に「赤飯用小豆缶詰」を入れて水を足して炊飯器の「おこわ」メニューで炊くだけ。何の苦労も工夫も要りません。
 「炊飯器でお赤飯?」とも思ったのですが、今どきの炊飯器は玄米・おこわ・おかゆはもとより、パンまでできちゃう。お赤飯といえば母親が蒸し器で蒸かしていたイメージが強いのですが、ものは試しです。やってみました。
 もち米のずっしりしたうすピンク色のご飯の上に、あずきがみっしりとのっかっていました。お茶わんに盛ると、まぎれもないお赤飯です。
 一口食べて、びっくり。ちっとも甘くないのです。
 お赤飯といえば甘いもの、と信じて育ちました。これまで確かに甘くないお赤飯を食べたことはあったと思いますが、あくまでそれは一部地域のもの、と思い込んでいました。今回使用の「赤飯用小豆缶詰」は生協で購入した全国区の商品。私の実家や夫の実家のように甘いお赤飯を作るのは実は少数派なのではないか、と愕然としてしまったのでありました。


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