馬鹿と鋏は使いよう

ストレスMAXです、愚痴ります。

技術開発の仕事してます。簡単な仕事は来ません（ないわけではないですが）。
これまでの技術では克服できない難題を克服するために、新たな視点や考え方、新しい技術を習得しモノにするのが仕事です。

さてこんな職場に、去る4月、新しいメンバーが異動になってきました。
同い年ですが、地方の工場の製造課長を務めていた人間で、ポストとしては私の上の人間でした。
今の職場では、私の下の序列になっていて（それがつまらないのかな？）…
今のプロジェクトでは開発経験が長い私が仕事を取り仕切っています。

ところが、開発経験のない彼は全然だめなのです。
プライドだけは人一倍高い彼、周りの人間も手を焼いているのが見えてきます。
はっきり言って、無垢の新人を一人つけてくれた方がよっぽど仕事が進みます。仕事教えます！

今までできなかった技術を確立するのが、我が職場の使命。
判らなかったら、考えるのです、調べるのです、そしてトライし、
ダメだったら何がダメだったのか、もう一度考え、調べ、そしてトライする…

ところが彼はそれをやろうとしない。今までの仕事とは異なるので、何も知らないのは仕方がない。
なのに何も調べない、考えない。取り敢えずミーティングを設定し、教えを乞う。
それは構わないが、自分では何も考えず聞くばかりなので、当然収穫もなく時間だけは過ぎる。
プライドだけは人一倍高いので、理解力がない自分を棚に上げ、理解できるまで終了しようとしないから、
周りからすれば当然迷惑な存在になる。
　
そんなことが今日もあり、私はストレスMAX。上司も「どうすればいいでしょうかね…」
困ったもんです。

もう発想転換です。

「馬鹿と鋏は使いよう」といいます。
切れない鋏も工夫次第で使えるようになる、馬鹿も同じで、旨く動機づけし仕事を与えれば役に立つ。
相手を「馬鹿」と言えば上から目線だが、本来意味するのは、その人間が使えないとすれば、それは自分のスタンスの問題なのだ。
肝に銘じます。

過去と他人は変えられない、未来と自分は変えられる。
明日から仕事頑張ろう！