ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

奈良県葛城の地酒「百楽門・純米生原酒」

2013-06-19 21:49:01 | 美味いお酒の話
前回は、滋賀県水口の「笑四季」でしたが、近畿シリーズです。
本日購入したのは、奈良県御所市葛城山麓、葛城酒造の百楽門。

純米生原酒、岡山県産「雄町」100%使用。搗精歩留り60%です。
口当たりは柔らか。甘すぎずそれでいて柔らか。
吟醸酒とは謳ってないけど、鼻に抜ける香りはほのかに吟醸香。中々いける。

さて葛城酒造、葛城一言主神社の近くでした。
一言主神社は役行者の伝説のある神社。司馬遼太郎の「街道をゆく」で読んで興味があったので、
一度ばかり参拝したことがあります。
大きな神社ではないけど、葛城山の麓、実に神様が坐ます感じが伝わる神社でした。
祭神の一言主神は、神様にもかかわらず大きな橋を架けようとした役行者にこき使われ、
しまいには、働きが悪いと大木に縛りつけられてしまう…ちょっとかわいそうな神様。

国家神道は胡散臭いけど、古来、日本にあった神道は実に人間臭い神様が出てくるのです。