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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第七ジャカルタ炎鉄録 (16) 東急8610F

2016-01-20 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 年明けのジャカルタ事情は相変わらず激しく変転しまくり……まずは祝!東急新8007F、KCJ色化されて試運転実施!。
 一方、周知の通り爆弾テロが起こったのは、世界最大のムスリム人口であるインドネシアである以上、いつかは起こると思っておりました。しかし、さすがにサリナデパート (日本の戦後賠償で出来たインドネシア初のデパート。最早古いですが、土産物を買いやすかったりします)の前で起こったとなると、何気にショックです……。ジャカルタの栄華を象徴するトランスジャカルタ1号線(現在MRT建設中)沿線の高層ビル街は、ISISが滅びるまで「不信心な外国の利益の象徴」と目されて何度でも狙われてしまいそうですが、日本企業のオフィスも集中するだけに心配です……。まぁ鉄道沿線は基本的に外国人が寄りつかないところですので (ジャカルタで電車に一度も乗らない日本人駐在員&家族が多数とか)、逆に安全だと思いたいのですが……(詳しい解説は、まさに信頼できる消息筋でおられる落花生。様のブログをご覧下さい)。



 いっぽう、今年に入ってから南武線6連を2本連結した12連の運行が中央~ボゴール線で正式に始まり (一度昨年秋にお試し12連をやったのち、問題点の改良のため再び10連Maxに戻る)、今のところ2運用が設定されているようです。つい最近まで最長8連で、ラッシュアワーだというのに屋根まで人を満載した非冷房エコノミー4連がやって来ることもあるという地獄絵図をも描いていたはずが、今や205系史上最長の12連が実現してしまったとは……。
 とまぁこんな感じで、経済がやや下火になり社会不安が起こる中でも、鉄道は日々輸送力増強に向けて何のかの言って邁進を続ける新年となっているわけですが、今年のジャカルタ界隈の電車シーンにおける最大の話題の一つとして、青帯消滅カウントダウンが目前に迫っていますので、撮りたいという方は今のうちでしょう~。青帯編成は最近、たまに気紛れでブカシ・タンゲラン・スルポン線にも運用されることもあるでしょうが、基本的には環状線~ボゴール線にて、所要4時間少々で1往復する運用に入っています。忍耐力さえあればそこそこ撮り貯めることが出来ますが、その間にも立て続けに205系三昧だったりして、東急目当ての訪問であれば意外とココロが折れるかも知れません。