
一昨日恩田にて8614Fの様子を探訪した際には、工場の周囲をグルリと約1周して様々な角度から観察した次第ですが、まずこどもの国線車内先頭から正門前の駐車場を一瞬眺めてみたところ丸○のトラックが停車しており、1両分の台車が積まれておりました。そのときは、直後に8614Fが見えたこともあって仔細に観察するのを怠り、てっきり「先週の時点で仮台車を履いていたデハ8181のものだろうか」と早合点し、それ以上は深く考えなかったのですが、実はこの台車は9000系のもの (^^;)。その後県道の踏切脇にてデハ8614を超望遠撮影していたところ、突然工場の中から別の○池臙脂色ボディが!! 何と……その後ろには9000系中間車の車体が載っているではありませんか! (後で側面を確認したところサハ9714)

そこで「これは滅多に見られないシーンが始まった!」と武者震いしつつも、速攻でレンズを望遠緑鉢巻ズームから標準赤鉢巻ズームに交換し、とにかく目の前で展開されている見事なハンドル捌きに魅了されつつ激写! (※敷地外、門の前から撮影しております) 私自身は普段、鉄道車両陸送シーンの撮影はやっておりませんが、なるほど……道路に出すと巨大な鉄道車両が、かくも華麗に角度を変えまくりつつ動き回り、ピタリと駐車位置に留め置かれるという「技」の世界というのは、思わずのめりこまずにはいられないものがあるのですなぁ……(*^^*)。
それはさておき、9014Fはこうして余剰中間車3両との別れを○池に委ねつつ、大井町線へと転じて行くわけですが、今後3月16日以降は一気に4編成が東横線から離脱し、譲渡改造がなければ単純計算で12両がさらに陸送されて行くということで……長年の活躍本当にお疲れさまでした。