
京急蒲田界隈の高架化完成に伴う京急新ダイヤ始動から間もなく1週間。今回の改正では、品川方からの日中空港線直通列車の快特化・横浜方面からのD急行10分間隔化など、空港線に思い切り経営資源を投下する野心的な改変が加えられており、京急蒲田における切り欠き副本線を使った緩急接続なども大いに注目を集めていますが、個人的にはそんなダイヤ大改変の初日は仕事→小田急に時間を使ってしまいましたので、今週2日ほど所用で品川~横須賀中央間を利用したついでに、主に快特の車内からではありますが (^^;)、何となくどんな感じに変わったのだろうか……と観察してみました。すると……確かに変わっているところが実に多い! D急行は完全に横浜周辺における基幹列車の座にのし上がっているものの、上大岡で待避するという「ちょっとそれってどうよ?」的な設定となっていますし (屏風ヶ浦・富岡など普通車のみの駅利用者の割りの食らい方がハンパではない……)、D急行に1500・銀1000などの6連も参入し車種的にカヲスな状態となっているのも頭クラクラ (笑)。平日日中に01Tの新逗子行急行が出現したことに至っては目玉が飛び出モノの事態です (必ず撮りに行かなければ……!)。

その一方、普通車は日中空港線直通列車の快特化に伴い品川~蒲田間で増発がなされた他は、川崎~文庫間列車のD急行格上げによってキレイに (?) 10分間隔化発売されており、途中新町と文庫で乗り換える列車はあるものの、基本的に品川~浦賀間の一系統に整理されているという……。発売されたばかりの『東京時刻表』に目を通してみますと、深夜と平日朝方を除いて逗子線方面に向かう列車の運行番号にはことごとくDが付与されており、しかも多くの列車はエア急として太字で表記されていることから、とにかく逗子線は全く違った世界になったのだなぁ~と痛感させられます。
そこで一歩踏み込んで考えてみますと、空港駅ホームドアの関係上、空港線に直通する列車からは4扉のダルマさんが排除されているわけで、したがってD急行には6連であってもダルマさんが入ることはなく、ゆえにほとんどの列車がD急行・D普通となった逗子線にもダルマさんは来なくなったという……(@o@)。先月下旬の東武634型甲種輸送のついでに、某踏切で何気なくダルマさんを撮影したのですが、今後再び日中にダルマさんの逗子線入線が増えない限り (=D急行がバッサリ削減されない限り)、あるいはDではない運番の普通車がそれなりにある平日朝に来るのでない限り、個人的に逗子線での800形撮り納めになってしまう可能性が高いとは、このとき夢にも思っていなかったのでした (滝汗)。
なお、この踏切は敏感な場所にありますので、すぐそばに見える門やその奥の建物が点在する敷地にはカメラを向けませんよう (東武甲種の時間まで見張りをしていたガードマン氏が「最近厳しくなったんだよねぇ……」とご教示下さいました)。今回アップした画像の撮影は無罪放免でしたが、安全保障上の緊張次第では同じアングルでも制止される可能性があります。当ブログとしては、訪問した方がその結果として拘束その他の不利益を蒙ったとしても一切責任を負いません。悪しからず。m(_ _)m