goo blog サービス終了のお知らせ 

地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

小田急5000形の楽園・箱根登山ローカル

2008-03-24 19:00:00 | 大手民鉄 (小田急)


 先日箱根登山を訪れた際に偶然撮影したベルニナ号塗装・1000形の入生田出庫シーンは既にご紹介した通りですが、花粉症の身としましては、スギ花粉が最も激しく飛ぶこの季節は、本来であればまず箱根など訪れたくないというのが正直なところです (-_-;)。ベルニナ塗装はしばらく続くはずですし、新たに小田急4両固定編成 (とくに5000形) 天国となった小田原~湯本間につきましても、ここ数ヶ月~1年程度ならたぶん5000形の立場も安泰でしょうから、スギが飛ばなくなりヒノキだけとなる桜の季節以後、何度でも通ってゆっくりと撮ろう……と思っておりました。
 それにもかかわらず、何故花粉症がひどくなることを覚悟のうえで箱根登山を訪れたのかと申しますと……ひとえに小田急の新ロゴの貼り方にとてつもない衝撃を受けたからです (T_T)。新ロゴ、3000形と新4000形の正面にはちょうど良いアクセントとなっているようにも思いますが (でも側面は感心しないです……)、5000・5200形への貼り方は……こ、これでは折角の小田急顔が台無しではありませんか……(号泣)。そこで「小田原~湯本間で5000形が「汚れなき顔」のまま大活躍するのを撮影できるのは今しかない! あと1~2週間もすれば様子が全く変わってしまう」というとてつもない危機感を抱いて、まさに緊急出動したのでした……。



 朝9時半頃に東海道線で小田原に到着しますと、をっ、さっそく新松田方面からやって来たのは5000形4連 (^o^)。平日ながらも観光客が多いのはさすが箱根ですが、4両化によってちょうど全ての座席が埋まる程度となっており、輸送力の適正化という目的は果たされているようです。そして風祭到着……ををっ、何とドアが自動で開きました (爆)。この初体験をより深くかみしめるため、敢えて2両目から下車 (笑)。さっそく駅周辺をうろついて、頻繁に行き交う5000形を撮影開始!
 あくまで平日ダイヤの話ですが、新松田~小田原~湯本間の日中区間運用のうち、約半数は5000形、もう半数は1000・8000形でやって来るという印象です。かつてはそれこそ小田急顔の天下 (?!) だった江ノ島線各停でも、最近は豆腐のような3000の跳梁跋扈により、なかなか5000・5200の小田急顔を撮ることはかなわなくなって来ましたので (但し、乗るときに限ってやって来るという……^^; 快速急行と急行の新宿寄りはもちろん比率が上がりますが、1000や8000が続くことも珍しくないですし)、これはもう本当に嬉しい眺めでした……(*^^*)。しかもこの日は辛うじて、新松田~湯本各停には新ロゴ貼付車が入っておりませんでしたので、これまで大して撮る気が起こらなかった8000形すら猛激写 (爆)。いや~、小田急顔車両や9000形以外の車両をこれほど真剣に撮ったのは初めてです……。
 こんな感じで、間もなく泡沫の夢に終わること間違いない「ロゴなし5000形天国」を楽しんだのですが (天気が悪かったのは残念)、うーん、この新ロゴ、多分評判はものすごく悪いと予想しておりますので、とりあえず未貼付車への新たな貼付は中断し、位置などを考え直してもらえないだろうか……と思っています (-_-)。