
皆様あけましておめでとうございます。当ブログは、シブく侘び寂びな鉄道車両シーンを求めて各地をさまよう三十路人間の妄想と酔狂のみで記事と画像をアップしている駄ブログではございますが、三日坊主のはずが4度目の新年を迎えるに至りました。これもひとえに、こんな内容でもコメントで励まして下さる方々のおかげと心得ております。今年も、あくまでマイペースで、個人的な思い入れを濃厚に盛り込んだ記事をアップして参りますので、宜しくお願い申し上げます m(_ _)m
さて、三島のスイッチャー「富士1・2号」が消えてしまった今年の初アップは、「一富士二鷹三茄子」とは全く関係ございませんで (^^;)、銚子電鉄・仲ノ町で見かけた超・珍入換シーンです! 銚電のマスコット・デキ3と、昨年秋に新たな装いとなった2両が連結された光景は、まさに七転び八起きの銚電を象徴するもので、目出度さ200%かと思いまして……(*^^*)。

しかも、そもそも仲ノ町でのデキ3を従えた入換自体、そう滅多なことでは見られるものではないと思われる点で、目出度さがさらにいっそう強く感じられます。ふだんデキ3といえば、仲ノ町の奥の方に留置され、入場券を購入して撮影や記念写真に励むファンのためのマスコット的存在に終始していますので……。しかしこの日は、デハ1002の検査の総仕上げとして洗車をする必要が生じたことから、それまで一番奥の検査線をデハ1002に明け渡し (?) 洗車線に留置されていたデキ3を、デハ702ともども検査線に入れることになり、ついでにデハ1002も連結させることによって、奇跡の堂々3両編成が実現したという次第!
しかも、入換と撮影のタイミングもこの上ない偶然の産物でした。銚子に到着し、仲ノ町まで一駅分乗ったところ、デハ702・1002がパン上げで停車しており、「こ、これは……」と思い緊急下車! そして、速攻で入場券を購入した直後からこの入換が始まりましたので、自分自身の余りの強運ぶりに驚かずにはいられませんでした \(^O^)/ もっとも、この入換の直後にデハ702はパンタを畳んでしまいましたので、デハ702パン上げ単独停車シーンを撮りたい!という野望 (?) は呆気なく崩れ去ってしまいました。また、この日は終日暗い曇りでシャッタースピードを稼ぐことが出来ず、この入換で運を使い果たしてしまったことは否めません……(^^;)。
それでもこのシーンは、新年も変化を続ける銚子電鉄でさらに何か面白いことが起こりそうだ……という勝手な期待を抱かずにはいられないものです (^^)。そして、他の路線でも今年、こんな感じの味わい深い光景に少しでも多く出会えると良いなぁ……と思っています。