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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

宮城乗物縦断 (15) 陸羽東線キハ110

2019-11-11 14:16:00 | JR発足後の車両


 仙台地下鉄の泉中央駅から、奥州街道の鉄道空白地帯を歩いて北上しますと、仙台鉄道の遺構もどこかに消え去った富谷・吉岡・大衡を経て、しばらく侘しい山越えをし、やがて戦後一時期亜炭の採掘で栄えた三本木を経て、新幹線も停まる都会 (?) 古川に到着します。この間の所要は約1日です。
 というわけで、古川の街外れの住宅街を抜けたのち、一日のシメで陸羽東線の踏切にて撮り鉄。陸羽東線オリジナル色のキハ110を2本ゲットしました。



 もともと個人的にキハ100・110系列への興味は薄く (乗ったら乗ったで、気動車そのものな走りは楽しいですが、デザインがどうもイマイチ。とくに塗装が)、陸羽東線色も震災後の仙石線の陸前小野←→石巻間折返し運用で撮ったことがあるだけです。とはいえ、こうして陸羽東線にて撮ってみますと、何となく模型も欲しくなってしまうのは困ったものです。もっとも、この色は今のところGMから出ているのみでしたっけ。KATOから出るのを気長に待つことにしましょうか。
 ……いやちょっと待て。今回久しぶりに、上記でリンクを張った仙石線の過去記事を眺めてみたところ、帯の色が何か違いますね……。そこで、大変な恥ずかしさの極みながら、赤帯=陸羽東線、黄帯=陸羽西線であることを初めて知りました (爆汗)。私の鉄ヲタ度なんて、所詮この程度です。悪しからず……(笑)。

神出鬼没の「四季島」を撮る@塩山

2019-10-06 10:40:00 | JR発足後の車両


 JREの豪華列車「四季島」は、「おひとり様」は乗らなくて結構という車内アコモからして興味関心を抱きようがないのですが、JRKのミトーカ趣味ゴテゴテ列車とは違いますので、突然来れば撮らないわけでもありません。とゆーか、「珍しいのがいる!」ということでいそいそと激写モードになってしまうのは、鉄ヲタの悲しい性と言うべきでしょうか。



 昨日、山梨県を甲府盆地と東の山岳地帯に分ける大菩薩界隈に登り、バスで塩山駅に戻ったところ、2番線には妖しい光を放つ琥珀色と細かい窓の車体が……。そこで一目散に改札に向かうと、16時37分に発車するとのことで、持ち時間は7分……まずはケツを撮った後松本側に移動し、発車シーンを激写したのでありました。オチはありません (笑)。

宮城乗物縦断 (11) 仙石東北HB-E210

2019-09-09 16:08:00 | JR発足後の車両


 仙台駅に日常的に出入りする車両は、阿武急8100系を除けばほぼJRE発足以後のステンレス車になってしまいましたが、その中でもある意味で新風、ある意味で異彩と言えるのが、仙石東北ライン用のHB-E210と言えましょう。E721が幅を効かせる仙台地区にあって、何故かE129に準拠した車体であるのは興味深いところですが、それ以上に発電機と回生ブレーキによるバッテリの双方を電源として走るという最先端の装備も、ド素人目には「何かスゴい……」と思わせるものがあります。



 とはいえ、もし実際に乗ってみれば、単にVVVF+交流モーターのサウンドと発電機の音が聞こえてくるのみで、何やら複雑精巧なシステムを採用していると思わせるものは床置きの巨大バッテリのみなのでしょう。
 ええ……今回は初めて眼にして撮影するのみで、乗ったわけではありません。スミマセン……(^^;)。
 そんな私ではございますが、一応鉄コレ28弾のボックス買いによりこの車両の鉄コレはゲットしておりまして、直ちにN化のうえ4連の雄姿を飾って楽しんだものです。何よりも、カラーリングが仙石線に似合っているような気がしますので……。是非そのうち、これに乗って久しぶりに石巻に行き、焼きそばを食べがてらDE10を撮りたいものです。


相鉄JR直通目前 (3) 埼京線E233@高崎

2019-09-04 12:30:00 | JR発足後の車両


 JREは相鉄との直通運転に備え、新宿〜羽沢横浜国大間で純粋に増発となる分の編成としてE233系7000番台を7本増備したところですが、当面は置き場に窮していると見え、様々な駅の空き側線に疎開させつつ、たまに動かして相鉄側に送り込んでいるという感じのようです。先日、上信ビール列車参戦のため高崎を訪れたところ、運用入り待ち211系や離脱115系も置かれていた構内北の外れの側線に、E233系7000番台が疎開していました。



 というわけで、湘南色の211系と埼京線E233系が並ぶのって久しぶりではないか、と思いつつ、一見すると相鉄と全然関係なく遠く離れた群馬での光景ながらも、実は相鉄直通と非常に大きな関連を有する光景を、しみじみと激写せずにはいられないのでした。とゆーか、今日は高崎にいると思ったら、もし直通開始までずっと高崎に放置ということでなければ、数日後にはかしわ台にいるかも知れないのですから、これまで離れ小島であった相鉄線内のことを思えば、何とも壮大な (?) スケールの話です。
 なお、E233系が疎開している位置はホーム北端から遠く、300mmズームレンズの望遠端で撮影後、思い切りトリミングしております。悪しからず……。

485系「華」・ひとり撮影会開催

2019-08-28 13:01:00 | JR発足後の車両


 かつては北海道から九州まで、列島の電化区間を席捲したと言っても良い485系も、残るはジョイフルトレインに改造されたごく僅かな車両のみとなりました。臨時・団臨系をわざわざ撮りに行くわけではない私ではありますが、たまたま撮影出来る機会があれば大変結構なことには変わりありません。しかも、周りに他のヲタが全く不在であれば、なおさら気分は最高です (笑)。



 そんな機会が先日の早朝、突如として到来しました。登山のため高尾6時14分発の松本行きに乗るべく、八王子からちょこっと乗って高尾に着き、3番線からダッシュで跨線橋を渡り2番線に向かったところ、何と留置線には「華」が寝ているではありませんか……。松本行きの発車までは10分以上余裕があり、座席もギリギリ接続の次の列車が着く前で確保してあります。というわけで、個人貸切撮影会に突入し、立ったりしゃがんだり、あっという間に撮り貯めたのですが、山岳撮影用で予めPLフィルターを装着していたため、車体のテカリを最小限に出来たのも何よりでした。
 肝心の登山も、こうして幸先が良かっただけに、素晴らしい山旅となりました♪ カネがらみのくじ運は全くない私ですが、この手のくじ運は我ながら良いもんだ、と思わなくもありません。
 さて、「華」をこうして撮った以上、いずれ「リゾートやまどり」もじっくりと個人撮影会してみたいものです (笑)。

 ※機構的には485系そのものですが、車体は1997年の新造ですので、カテゴリは「JR発足後の車両」とさせて頂きます。