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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

京急大師線1500形・2017年初詣HM

2017-01-15 00:00:00 | 大手民鉄 (京急)


 毎年恒例となっている京急大師線の川崎大師初詣HMが、今年も日中の列車に掲出されています (最近、早朝と夜間は掲出しないことを知りました ^^;)。というわけで先日、川崎大師に初詣したついでにサクッと撮影してみました。
 まずはこちら、完成度がなかなか高い方のHM。正月は1800番台を優先的に大師線に入れるなどして頂ければ有り難いのですが……(まだまともに撮ったことがないのですが、まぁ焦らずともいずれ撮れますね)。



 一方こちらのHMは、鶏が制帽をかぶって鉄道マンらしいポーズをしているのが面白いですが、原画はどう見ても色鉛筆で描かれているような気がします……(@o@)。管見の限り、色鉛筆画が川崎大師初詣HMに採用されたのは初めてではないでしょうか? イラストのコンセプトが良いため、京急関係者の目に止まったのだと思われますが、何と言いますかその……原画の着色方法が異なると、コントラストも全然異なることの見本のような気もします。
 何はともあれ、訪れればだいたい直流モーターの走行音を楽しめるという点で、実は大師線はこう見えても結構貴重な (?) 路線となりました。しかし1500そのものは「シブい古さ」を感じなかったりします……。ブラック部分を赤に塗れば一気に旧1000形っぽい雰囲気をアップできると思うのですが……それはさすがに無いか (^^;)。

祝!京急800形ツートン塗装復活

2016-10-16 00:00:00 | 大手民鉄 (京急)


 京急公式HPによりますと、登場から既に38年となった800形のうち1編成が、このたび登場時のツートン塗装に戻るとのこと! 当初、窓周りが白いツートンは、800形が最初に採用したものですが、後に2000形が1982年に登場すると優等用塗装扱いとなり、主に普通車として使うことを前提としていた800形は窓の下に白い線が入る一般塗装となって今日に至っています。とはいえ私などは、800形登場時のツートン塗装に子供ながらブッたまげた思い出がありますので、30年以上の時を経て元祖の色が戻って来るのは嬉しいですね♪



 しかし一方……2000形や、並走して走るJRの185系もそうですが、登場時の塗装に戻るということは、もう先が余り長くないことを意味しています。新1000の今年度分車両については現在、新1000のリニューアル版 (公式HP参照。顔は標準的な銀1000で、ボディ構造は1800)・6連8連各2本が新造中で、一方では1800の4連1本が最近運用に入ったようですが、6連と8連はそれぞれ800・2000形の置き換え分でしょう。というわけで、今のところは割と頻繁にダルマさんを見かけますが、今後は遭遇する度合いも減って行くこと間違いなし……。出来れば今のうちに、800形の普通車だけを利用して品川から浦賀まで乗り通し、キョーレツな走行音を腹一杯楽しんでおきたいと思わなくもありませんが、時間が無いの一言に尽きますので、今後はたまに短区間乗り合わせる際の経験を脳味噌にこびりつける必要がありそうです。


2016京急久里浜まつり開催・三色並び

2016-05-30 00:00:00 | 大手民鉄 (京急)


 昨日は京急久里浜工場にて、毎年恒例のファミリー鉄道フェスタが盛大に開催され、私も昼過ぎからノコノコと出掛けて参りました。正直なところ、家族連れやヲタで猛烈に混み合うこのイベントは、旧1000形が引退した今となっては、些か億劫にも感じられたのですが (しかも季節柄、晴れたらマジで蒸し暑く埃っぽいですし……)、台鉄ラッピングが西武色や北総直通25周年HM編成、それに1800とも並ぶというのは近年稀に見る魅力でもあり、かつ昼過ぎから曇るという予報でしたので、結局参戦することに……(優柔不断 ^^;)。肝心の天気はなかなか曇らず、「あー、これじゃぁ朝イチで来てド順光を撮るべきだったではないか……」とも思ったのですが、幸いにして14時前後から雲がかかりはじめ、フラットな光線でいろいろな角度から撮りまくることが出来ました♪



 あー、それにしても、2100&新1000タイプの顔の3編成が、しかも青黄赤と信号の如き順序で並んでいますと、何とも見映えがしますね……。台鉄編成のゼブラ模様も実にすんなりとキマって絶大な存在感を魅せていますし……(*^^*)。台鉄普通車ラッピングは、公式HPによると今週末 (4日) を以て終了となるようですが、ヲタ心を大いに刺激してくれたこの編成の有終の美の舞台として、この三並びは誠に相応しいものであったと言えましょう。
 しかし、台鉄とのコラボキャンペーンがこのまま終わるわけではなく、次の隠し球が何時どのような塗装を纏って現れるか、大いに注目したいと思います。工場内では2117編成が検査中で、真っ白な状態で置かれていましたが、これが例えばタロコ色になると良いなぁ~……。東武りょうもう200系がプユマ色になるそうですし……。もう何でもありですな (^^;
 とまぁこんな感じで激写したほかは (2000・1800は気が向いたら改めてアップします)、物販コーナーの京急バスブースにて、バスコレの新製品をお一つお買い上げ~。エルガ (しかも最新型はヲタシートが省略されて怒り心頭……) ではなくブルーリボンシティでしたら喜んでお布施させて頂きますよ……っと (^^;)。
 いやはや、とにかく蒸し暑く、帰りの横須賀線ボックスシートではグッタリしてしまいましたが、何はともあれ、今年は展示車両のマニアックなバラエティで勝負!という色彩が強いイベントであったかと存じます。まずはこの場ながら、酷暑の中での企画・運営に当たられた京急関係者の皆様に、心よりお礼申し上げます m(_ _)m

台鉄の京急塗装、EMU700スネ夫で決定!

2016-04-05 01:07:00 | 大手民鉄 (京急)


 京急の台鉄藍色普通車ラッピングに対するヲタ界の反響をうけて、京急では期間が延長されたほか、台鉄でも局長 (国鉄総裁に相当) 直々に「5月に京急色を走らせる」旨の宣言がなされ、日台両国でのマニアックな期待はますます強まっている今日この頃。そこで、具体的にどの車両に京急色を施すのかということで、先日当ブログでは「台北地区で主に用いられるEMU700または800で夜露死苦!」と期待を記したばかりですが、さっそく『聯合新聞網』などの台湾メディアを閲覧していますと、どうやら正面の形状が京急に一番近いという理由で、EMU700が当選したようです。



 具体的なデザインがどうなるかは今のところ最高機密 (笑) に属するようで、とりわけEMU700の連結器カバー部分をどのようにデザイン処理するのかは「5月に南港駅でお披露目式典をするときのお楽しみ」とのこと。もしかして……完全にカバーを外すとか?!♪ とにかく台鉄はかなりやる気満々のようですので、楽しみに待つことにしましょう~。
 なお、台鉄は当初、京急色にする車両としてEMU500を考えていたようですが、恐らく正面が中央貫通扉で幌つきであることから、旧1000あたりに見立てて日本のヲタに大いにアピールしようとしたのかも知れません。しかし、京急とすり合わせをした際に、京急は「ウリナラ製の電車ではイヤだ。日本の血統に属する車両にしてくれ」と要求したとのこと。そこで、日本製もしくは日車が出資している台湾車両製のEMU700に白羽の矢が立ったようです。ま、考えてみれば、そりゃそうですよね~。しかしマニアックさはEMU500の方が上回ることは否めないのはフクザツなところです。

幕車が急激に減った京急1500形

2016-03-29 12:30:00 | 大手民鉄 (京急)


 京急2100形ブルースカイ編成を台鉄藍色普通車に化かす感動の企画は、大好評のうちに6月上旬まで延長となり、毎年恒例5月下旬の久里浜イベントでも良い位置に並べられることが今から期待されるわけですが、このような展開となれば自ずと、台鉄においても京急色の何かを走らせて頂きたいと思わずにはいられません。そんな矢先、台湾鉄路管理局の局長氏が自らの顔本(中文では「臉書」) にて、5月あたりに京急色を出すと宣言したとのこと! 狙いやすさという点で、基隆~新竹間を中心として運用されるEMU700 (スネ夫) またはEMU800 (ほほえみ号) あたりにして頂きたいものですが、さてどうなることやら。



 いっぽう京急は、かねてから泉岳寺駅前の本社がボロくなったため、みなとみらい21に本社を移転させるという計画があったようですが、今朝の『神奈川新聞』には計画正式スタートに関する細かい情報が載っていました。大師電気鉄道創立から120周年を記念したこの事業では,単に京急グループ各社の本社機能を集約するだけでなく、1階フロアあたりに「京急ミュージアム」を設け、昭和初期の車両を展示する云々とありました。となると、久里浜で現在保存されている2両の半鋼製車は間違いなくこちらに移転して常時公開となるのでしょうが、他にも逗子で放置されている600形、そして1000形、2000形あたりも是非ラインナップに加えて頂きたいものです。

 そんな京急では、今年に入ってからというもの、1500形以後の車両について、正面の表示を急速にLEDに改めつつあります (とゆーか、すでに「改めてしまった」と過去形で記すべきか?)。去る2月のヨコハマ模型ヲタ祭りの祭、近所に住んでおりひょっこりやって来た甥っ子が「今年に入ってからさぁ~、1500がどんどんLEDになってるんだよね~。マジでわけわかんねぇ~」と言うのを「幕信仰が強い京急で、そんな馬鹿な話があるか」と半信半疑で聞き流していたのですが、いざ台湾藍色普通車色を撮るべく先月下旬に久しぶりに京急撮り鉄をしてみたところ、確かに甥っ子のいう通りでした……(滝汗)。幕でやって来た1500は、1枚目の1731編成のみで、他は悉くLED……。まぁ、京急の新LEDは、フォーカルプレーンシャッター一眼レフで撮影しても、画面が切れ切れにならない優れものですので、これはこれでまぁ良いかと思うのですが,何はともあれ、1500のようなありふれた車両でも常日頃からの記録が大切なのだなぁ……と痛感したのでした。