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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

京急120周年の歩み号を撮る (上) 1524

2018-09-17 00:00:00 | 大手民鉄 (京急)


 約10年前、京急は当時急激に数を減らしていた1000形の幕引きに華を添えるべく、会社創立110周年を記念した「ありがとうギャラリー号」「歴史ギャラリー号」を運行し、多くの京急ヲタを血湧き肉躍らせたものです (遠い目)。そして、時はあっという間に流れ……京急創立120周年で出現したのは、1両毎に色が違うというチンドン屋編成! 「かつて子安〜横浜界隈でタメを張り合っていた横浜線の超混色編成みたいだな、こりゃ……」と思った私、それはそれで自らのジジイ化を心配した方が良いでしょうか。あるいは例えるべきは、琴電の琴平線色+旧塗装旧型+茶色ツートンまたは茶色旧型を混ぜた編成のようなものかも知れません (琴電なら今でも簡単にこの組み合わせが出来ますね〜)。



 というわけで、折角趣味的には面白みの薄い1500形初期車 (1500ファンの方には失礼!) に特別塗装を塗る以上、それこそ編成毎に異なる時代の色とし (赤黄ツートンは今回の方が再現度高し?……前回はモロにピンクでしたから)、さらには将来の譲渡先としてありうる琴電塗装編成も登場させたりして (妄想スミマセン ^^;)、普段は単調極まりない大師線を撮り鉄パラダイスにして頂きたいものだと思います。しかし、120周年はこういうかたちに落ち着いた以上、登場当初のヲタ祭りが完全に終わって日常を取り戻したと思われるタイミングを狙って、初詣以来9ヶ月ぶりに大師線を訪れてみました。その直前に訪れた神奈臨千鳥線は見事にウヤ爆弾を食らってしまいましたが、大師線の1521編成は公式HPでの予告通りにご登場〜。1524の現行ツートンは、これはこれで十分1500の標準塗装としてイケるのではないか?と思いました。

創立120周年の京急 (3) 西武イエロー

2018-03-10 12:00:00 | 大手民鉄 (京急)


 先月、京急120周年の節目にあたって、三浦海岸〜三崎口間の河津桜と2100形のコラボを撮影したところ、これは一度撮ってみると何とも言いようのない魅力がありますね……。今まではヲタとパンピーのダブルパンチでカヲスになる撮影スポットは余り訪れたくなかったのですが、百聞は一見に如かず、一度くらいは撮っても良い、撮るに値する、といったところでしょうか。
 そこで、馬鹿の一つ覚えというヤツではありますが、数日後改めて、河津桜がちょうど満開になった頃合に再訪し、西武色、もといハッピーイエロートレインを撮影してみました。朝7時前につき、車体に桜の影が落ちていて残念な光景ですが、休みと満開が重なった日に三崎口まで入線するのはこの1往復だけでしたので、仕方がありません。



 それでも、何だかんだで撮影しておいて良かった♪ 何故なら、この編成は今週に入り、リラックマとのコラボでラッピング化されてしまいましたので……(少なくとも、リラックマとのコラボキャンペーンが終わる5月13日までは、まっさら黄色姿は戻って来ないでしょう)。
 それにしても、すっかり板に付いた感のある京急と西武のコラボですが、西武が採りうる選択肢は余り多くないのに対し (赤ボディ+細い白帯バージョンでは西武沿線ヲタもパンピーも喜ばないでしょう。銀1000でもやりますか? ^^;)、京急が採りうる西武カラバリは実に豊富! 初代レッドアロー色にNRA色、そして赤電や4000系レオカラー、さらには笑電や40000系に採用されたエメグリ・ブルーのグラデーションなんてのもあります。というわけで、とりわけ40000系色を京急に1本塗り、横浜からの西武秩父行きをアピールするなんてのも一案かも知れません。もっとも、横浜から乗ったら、京急にとってもイマイチ面白くない存在の東急に塩を送るかたちになりますが……(笑)。しかし,より一層ヲタが喜ぶのは、赤電塗装か新旧レッドアロー色でしょうか? 
 以上、妄想の極みでお叱りを受けるかも知れませんが、妄想を垂れ流すのも表現の自由ということで……。実際、当ブログで京急電車をテキトーに台鉄藍色普通車塗装に化かしたところ、それが正夢になったという驚愕の故事もあります。あぁそうだ、そろそろ台鉄色の次のバージョンも実現して頂きたいものです。先日、京急は台湾政府観光局から、副総統直々の臨席のもと「台湾観光貢献賞」を受賞したことでもありますし……。そこで、現600形以後の京急の車両に似合いそうなのは、PP自強色か「スネ夫」ことEMU700形の色でしょうけど、先頭車はE200色、中間車はキョ光号客車塗装なんてことになったら、台鉄ファンは鼻血を吹いて卒倒することになりそうです。

創立120周年の京急 (2) 河津桜と2100青

2018-02-27 00:00:00 | 大手民鉄 (京急)


 京急が2100形と600形の各1本に青塗装を施している「ブルースカイトレイン」は、これまでドアの脇に鳥のイラストをあしらっていましたが、一昨日の早朝、久里浜駅にて特急品川行として発車を待つ2133編成を眺めてみたところ……あれれ?鳥のイラストが無い! 実は個人的に、余計なイラストは要らず、真っ青まっさらな姿こそ素晴らしく、それに再び台鉄普通車らしい白帯が貼られれば最高だ!と思っておりましたので、内心驚喜したことは言うまでもありません☆



 その後、河津桜とからめて撮影してみたところ、いや〜本当に美しいです。まっさらなブルーと、情熱的なピンク色とのコラボが!!
 これであとは、正面の「けいきゅん」さえ無ければ最高なのですが、最近は2100の全編成に「けいきゅん」が貼られているようですので、致し方ないでしょう。
 う〜、それにしても、こうして完璧にまっさらなブルーとなった以上、改めて台鉄普通車風の装いにして頂けないものか……と願うばかりです。それとも、国内の他の鉄道事業者で、こんな色の車両を保有しているところってありましたっけ?? 

創立120周年の京急 (1) 河津桜と2100

2018-02-25 11:56:00 | 大手民鉄 (京急)


 本日、京急は創立から120周年を迎えました。個人的に、小学低学年の頃は京急沿線に住み、日々400・500系列によるD急行の釣掛大爆走にメロメロなガキでして、釣掛なき後も京急に乗って撮るたびに700・800・旧1000形の活躍を楽しんで来た者としては、誠に御同慶の至りでございます。
 すっかり赤と白がトレードマークとして定着した京急の電車が、未来永劫沿線民やヲタから親しまれ、超絶チームワークによる安全・正確な運行に努めて頂ければと思う限りです。



 そんなタイミングに合わせ (?) 昨日は河津桜がようやく見頃を迎えた三浦海岸界隈を訪ねまして、河津桜の並木と2100形のコラボを楽しんで参りました。冬枯れの季節に突如鮮烈な春の訪れを告げる濃厚なピンク色と2扉車の組み合わせは、これだけでも十分に一幅の名画です♪ 
 いっぽう陸橋の上は、朝っぱらから鉄ヲタや、鉄ヲタの密集ぶりに興味をそそられてニワカ鉄になった野次馬パンピーで大賑わいだったことは言うまでもありません。日中は、ここしばらくの予報で好天な日が少ないだけに、恐らく凄まじい人出となったことでしょう。他の私鉄と比べて有名観光地が少ない京急が、河津桜と海鮮のコラボで宣伝を打ちたくなる理由は、この光景を見れば十分に理解できますが、意外と河津桜の面積は少なく、これ以上観光客が殺到すればキャパオーバーとなることでしょう (観光バスや自家用車の数も凄かった)。とはいえ、対策で今から河津桜をもっとバンバン植えても、成長するまでは時間が時間がかかるでしょうから、今しばらくは京急線路脇のすったもんだの喧噪も続くことになりそうです。

京急大師線1500形・戌年HM姿

2018-01-08 13:56:00 | 大手民鉄 (京急)


 毎年恒例となっている京急大師線の川崎大師初詣HM、今年の戌年柄はなかなか秀作に思われます。去る5日、大安で午後が半日休みであったことから、まだ松の内で混み合うことは覚悟の上で川崎大師に向かいまして、無事参拝を終えて帰宅する際にサックリと駅撮りしてみました (EOS 5D MarkⅣで高感度撮影していますので、フラッシュ・三脚は使っておりません)。



 うむ、実物を眺めてもなかなか良い感じです。というわけで、節分までのあいだにもう一回、晴天の日中にも狙ってみることにしましょうか。
 それにしても、松の内の川崎大師……平日だというのに、いや平日だからこそ、商売繁盛を願う黒っぽいスーツのサラリーマン多すぎ! 三が日が明けた4日が仏滅だったからこそ、松の内唯一の平日と大安が重なった翌5日にリーマンが集中したのかも知れませんが……。ともあれ、大いに初詣客で賑わっているということ自体、日本経済がそこそこ悪くないことの表れなのでしょう。