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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急8590系、富山地鉄17480形に!

2013-09-27 01:12:00 | 地方民鉄 (中京北陸)


 早いもので、東急8692Fの2両が富山地鉄・上市駅に到着してから約2ヶ月半。京阪8831→サハ31の取り急ぎのデビューが済んだのち稲荷町工場で本格化した8590系改造工事が果たしていつ終わるのか、そして新形式と新外装は果たしてどうなるのか、気になって仕方がなく夜も眠れない日々が続いておりました (→そんなわけない ^^;)。しかも、待てど暮らせど公式HPにニュースリリースが出て来ないことを思うにつけ、当初予告されていた9月中のデビューはまず不可能なのではないかということで、まるで目の前のニンジンをどんどん遠ざけられてしまう馬のような気分でありました (汗)。しかし……必ず詳細が明らかになる日はあるはずと信じ続け (→当たり前 ^^;)、ついに『おんぷちゃんねる』に新車号を掲げた実車画像が!!



 その名は17480形!! うーむ、高校で物理を学んでいない文系脳(共通一次は生物で受験しました。汗)の浅はかな考えでは、従来の富山地鉄車両の上2ケタまたは3ケタ(馬力を示す)は、電動機の出力に1.3333....を掛けた数字となりますので(75kwモーターで100馬力、という極めて単純な類推)、130kwモーターの8590の場合は小数点以下を四捨五入して173××になると思っていたのですが、実際には万国共通の力学的な換算式があるとのことで、それによると約174となるという……(滝汗)。以前の記事ではとんだ無知をさらけ出してしまい、穴があったら入りたい気分です (爆)。ともあれ「174」という新数字に慣れるまでは、174と147をうっかり混同して記してしまいそうでコワイです (この記事を作成する際にも大体打ち間違えるという……笑)。14780形といったら……今はなき富山地鉄の日車ロマンスカー第二作品ではありませんか (懐かしい……)。
 一方、下2ケタ=一般的形式名は80形ということで、東急8000系列の譲受車として誠にふさわしいと思う次第です。もし今回の2編成譲受が軌道に乗り、今後近郊輸送用として8590系の先頭車全てを譲り受けることになると仮定した場合、ラストナンバーは17490になりますので、他の形式にカブってしまう心配もありません。
 それにしても、外装は果たしてどうなるのでしょうか?! 東急8000系列で床下がライトグレーとは、何やらインドネシアを連想するような (^^;)。独自カラーを期待しますが、もし大井町グラデ帯そのままだとしたら……(笑)。まぁもともと銀+赤帯は雷鳥色と通じるものがありますし、秩父緑黄グラデ帯の向こうを張った動態保存としての意味もアピールし得るでしょう。まぁ妄想は尽きませんのでひとまず止めにして……引き続き正式発表と試運転開始が楽しみですね♪

豊橋鉄道カラフルトレイン初撮影・1804F

2013-08-09 00:00:00 | 地方民鉄 (中京北陸)


 今年に入り、個人的には静岡鉄道や近江鉄道など、東海道線沿線の地方私鉄を久しぶりに訪ねる機会が増えているのですが、ならば忘れるわけには行かないのが豊橋鉄道! ただでさえ全列車が東急7200系で運行され、東急ステンレスカーヲタにとってはたまらない魅力がありますし、最近は「渥美線カラフルトレイン」計画の推進によって全編成に独自のカラーリングと花のドア脇ラッピングを施す作業が急ピッチで進められています。したがって、豊橋鉄道は現在、趣味界全体からみれば極めて地味~に激変のさなかにあるということが言えましょう。
 そこで、公式HPで眺めるにつけ、良いともビミョーともつかない「カラフルトレイン」について、実際にナマで眺めて見るとどうなのか?ということが気になったと同時に、間もなく消滅しようとしている従来の帯色 (標準赤帯+上田編成エメグリ帯) の撮り納めを兼ねて、夏空の近江鉄道を楽しんだ後は豊橋鉄道を久々に再訪してみました。



 まずは米原から名古屋まで「特急しらさぎ」で久々に日中の在来線関ヶ原越えを堪能し (18きっぱーとして越えたのは何時だったか……遠い目)、さらに名古屋から豊橋までは名鉄1700系特別席 (うほっ……随分とレアな編成に当たりました ^^ →予想外に混んでおり、ウザいBBAのデカい声さえ車内に響かなければサイコーだったのですが……) で南下、豊橋駅の真っ黒なスープのきしめんで腹ごしらえをしていざ新豊橋駅に向かったところ……うほっ!本当にカラフルになってる!
 というわけで、この日運用に入っていたカラフルトレインを手当たり次第に激写してみましたが、総じて「意外とイケる!」という印象です。そこで、これから徐々に撮り貯めて行こうかのぅ……と思っているのですが、日中7運用+入庫3運用 (検査を含む) ですので、こりゃ~撮り貯めるのは大変そうです (汗)。
 そんな中、個人的にとりわけ気に入ったのが、1804F「ひまわり」です。黄色は1807F「菜の花」が使っているため、夏空の青にひまわりの花を配したという苦肉の策かも知れませんが、何と申しますか……青+白+黄というのはジャカルタの電車のうちKAI (インドネシア鉄道) 所属編成の帯色みたいでGood! (どーゆー基準やねん ^^;)。あるいは、これまたジャカルタの電車のうち、インドネシア国産車KRL-1を思い出す雰囲気もあります♪

富山地鉄稲荷町緊急撮影会・京阪8831

2013-07-28 00:00:00 | 地方民鉄 (中京北陸)


 富山地鉄・稲荷町緊急イベント第2弾が先週末に開催されたとのことですが、第3弾はとりあえず開催されないようですので、去る13日に開催された稲荷町緊急イベント第1弾における見聞を備忘録的に記しておきましょう~。
 当日は朝9時半から受付開始とのことですので、滝のような雨が止んだのを見計らって駅から工場内へ向かい、首都圏におけるイベントとは比較にならないほど超~~のんびり・まったりとした雰囲気の中で参加費を払い、参加証 (一日全線乗車券を兼ねる) とプログラムを受け取り受付完了~! 京阪8831が置かれた検修庫内は安全なスペースが限られているため、一定の時間ごとに30名までの定員制となっており (台帳にカタカナで氏名を記入)、余裕で10時からの初回に登録♪ 「これが驚異の改造能力を誇る稲荷町工場の内部か……」ということで、内部の様子や入庫車両を撮影しておりますと、あっという間に10時となり、いよいよヘルメットをかぶり8831と御対面!! 申し込みの時点では、「ひょっとすると屋外に展示され、形式写真撮り放題かもなぁ……」とワクワクしていたのですが、実際に稲荷町工場の中に入って見ますと、実は頻繁な出入庫車両のために大部分の線路が利用されている中では、もっぱら車両展示のために提供できる線路というのは本線上りホーム脇の側線しかなく、しかもそこには14722F・排雪モーターカー・デキ12021が並べられていますので、どうしても8831は屋根の下での展示とならざるを得ないようです。しかも、約1ヶ月後のデビューまでの間に、新台車 (TR69とのこと) に適合した台枠改造、ならびに (恐らく客の少ない時間における犯罪対策としての) 監視カメラ設置改造を済ませ、10033Fに組み込んで全線試運転を済ませなければなりませんので、一刻の余裕も無い!と言わんばかりに休日返上で改造工事が進行中でした。



 何はともあれ、こんなところに1形式1両の二階建てが運び込まれたとはスゲーな……と思いつつ、10時20分から開催された車両担当のエラい方による秘話講演会に向かったところ、これが実に面白い! 録画は不可とのことでしたので (とゆーか、ビデオを撮る趣味はゼロですが ^^;)、もっぱら記憶に従い、以下その要旨を……。

 * 半鋼製釣掛式電車で車齢40年を経過し、冷房改造を諦めた10形の代替として、当初は京阪3000ではなく阪急2800に白羽の矢。両端ドア位置大幅変更工事を含め2扉車に改造し (改造構想図面が参加者に配布)、新幹線0系から椅子を持ってくる予定であった。しかしそんな矢先、京阪で3000系が大量廃車となり、しかも2扉転クロであることから、急転直下おけいはんに決定!
 * トレーラーによる輸送に遅れが発生したものの、手取川 (石川県) の堤防上でズラリと一列に並んでいる京阪3000を眺めた瞬間感激した! (その写真が参加者に配布される)
 * 台車は当初、営団鯨のFS-336を装備したものの、試運転段階から「京阪ボディとの相性が悪く相当揺れるなぁ……」と認識。のみならず、そのまま営業運転に入れたところ、車掌が電車酔いになるという珍事態も。そこで後に全車、同じ鯨のFS-510に交換。その後さらに、現時点では2編成を除いて485系の廃車発生品であるDT32に交換済。この際、モーター出力も上がったことから形式変更すべきであるところ、そのまま上3ケタは100を名乗る。
 * 二階建て8831の譲渡は、当初富山地鉄では全く想像もしていなかった。しかし、京阪8030の引退に関連した京阪・富山地鉄・大井川三社合同キャンペーンに関連し、京阪社有の保養施設にて宴会が開催され、美酒と京料理にすっかりメロメロになった席上、京阪側から「どうです富山さん、大井川さん、ウチの8831要りません?」との話が。過酷極まりない大改造の末に誕生した8831であるだけに、京阪としても愛着あり。そこで富山地鉄の担当者氏は、京阪側の発言に「酔った席上の話だから」と半信半疑で本社に報告したところ、「即ゲット!」という展開に!
 * 譲渡にあたっての最大の紆余曲折は……デザイン面。去る5月に逝去された前社長はミトーカに心酔。そこで、8831もミトーカに……という話が出かかったものの、京阪との交渉担当者氏が「それだけは止めましょう!これほどの車両である以上、ミトーカではなくこのままのデザインで動態保存されることに大きな意味があるのです!」と前社長に直談判され (このくだりになると講演会場内は割れんばかりの大拍手!!)、その結果富山でも京阪時代の姿で走ることに!
 * では、側面の京都時代祭絵巻はどうするのか? この絵は高名な考証画家によるもので、そもそも原画集も1冊ン十万円するシロモノ。京阪が払ってきた著作権料or意匠料は、地方私鉄が中古車導入に要する費用としては破天荒な金額になりすぎてしまう。そこで、直接ご本人と交渉の結果、何とか富山地鉄として負担できる金額で妥結し目出度し目出度し……! (また大拍手!)

 とまあこんな感じで、とにかく富山地鉄と京阪の関係者による熱い想いが凝縮された8831。正式な車番は国交省への申請が通ってからの命名となるとのことですが (まぁ無難にサハ131となるのでしょうか?)、まずはファンとしても「リアル京阪特急ショーティー」な3連が麗しの越中路を快走する約1ヶ月後を楽しみにしたいと思います♪

富山地鉄10030形・復活京阪色2連を撮る

2013-07-17 00:00:00 | 地方民鉄 (中京北陸)


 上市に到着したばかりの東急8692Fを激写したレポートを載せた以上、同じく京阪から到着したばかりの二階建て8831を稲荷町イベントで激写したカットをすぐに載せるべきですが、何と何と……富山地鉄としては僅か1週間の告知期間しかなかった緊急イベントで100名を超える (目算) 参加者があったことに気を良くしたためか、今度の土曜にも緊急稲荷町イベント第2弾 (参加申込は金曜まで) を開催するとのこと! 恐らく、イベント当日の夕方に富山県内のローカルニュースとして流された映像が (会場には某国営放送支局や地元局、それに地元紙などの取材スタッフが勢揃い!→私も取材を受けましたが、私のようなマニアックなキモヲタが映ろうものならテレビ画面が悉く割れること間違いなしですので、Webで見たところ結局映りませんでした ^^;) 富山県民一般に反響を巻き起こし、「緊急開催過ぎて知らなかった。オレにもorウチの子にも見せろ!」という電話が富山地鉄本社に殺到したのでしょうか……。というわけで当日の模様、とりわけ京阪3000&8831導入秘話をめぐる講演会について、備忘録として記したいのはやまやまですが、もしやすると拙ブログをご覧の方で今週末に稲荷町を訪問される方がおられるかも知れず、その際の楽しみを奪っては宜しくない……と思いまして、とりあえず二階建て8831が挿入される予定 (これぐらいは記しても問題ないでしょう。色からしてどう考えてもそうですから……笑) の、復活京阪色・鳩マークの10033Fをアップしてみましょう。



 この編成、登場以来撮ってみたかったのはやまやまですが、富山地鉄を個人的に前回訪問したのは4年半前、雪の上滝線3連を激写して以来ですので、とりあえずネットで眺めながら指をくわえる状態が続いておりました。まぁそもそも、勇躍これを目当てに訪れてみたところで、たまたま検査のため入庫ということもありますし……(そういう心配性だからこそ得るものも得られないのかも知れませんが。汗)。
 しかーし!去る13日のイベント当日は、日中ひたすら上滝線を往復する運用に入っているのが会場=稲荷町工場の中から丸見え♪ 実はこの10033F、上市から稲荷町に向かう途中、寺田にて岩峅寺行き (岩峅寺到着後上滝線運用に) として停車しており、速攻で下車して停車シーンを撮ってから後続の列車で稲荷町に向かっても全く問題なかったのですが、上市で前日激写した8692Fが全く動いていない=稲荷町に展示されないことのショックで呆然としていたことから「速攻で下車しなければ!」という気が起こらず撮り逃してしまい、発車後に「逃した獲物はデカい……」という煩悶に浸ってしまったという次第。そこで、何とかイベント終了後にちょこっとだけでも上滝線で撮影出来ないものかと思案していたのですが、昨日も記しました通り、イベントの別の「目玉」であった上市での8692F撮影会が余りにもショボいものでしたので、「よっしゃ!速攻で上滝線に移動だ!」と判断し、特急うなづきで一気に富山へ (次の普通でも間に合ったのですが、特急の爆走を何のかの言って初めて体験……♪)。休日日中の上滝線は全て月岡で交換し、お目当ての10033Fは岩峅寺からやって来ることから、まずは開発で待ち受けて激写し、さらにダラダラと線路脇の道を歩きながら富山→岩峅寺→富山の1往復分を撮影したのでありました♪♪
 その結果は……やや暗いながらもフラットな光線のもと、如何にも上滝線の田んぼゾーンらしい風景をバックに快走する鳩マーク2連を激写でき大満足♪♪ 来る8月中旬以後は二階建てを挟んだ3連となるだけに、今のうちにこうして、1時間に1回お目当ての編成を撮影出来る上滝線で撮影出来たのは本当にラッキーだった……と思っております。まぁもっとも、上滝線はとにかく土曜休日日中1時間間隔 (平日は15時台から増発社会実験で30分間隔になりますが……)・日中月岡交換ですので、撮りやすいエリアでは「ごく短時間のうちにワタワタと連写した後、約1時間超ヒマ」というかたちになってしまうのがツラいところです。

東急8590系・富山地鉄到着!上市の陣 (下)

2013-07-16 00:00:00 | 地方民鉄 (中京北陸)


 富山地鉄への入線を無事に果たした東急8590系! しかし、未だ正式な車両としての申請は終わっておらず、そもそも現状ではナンバープレートもない名無し車両に過ぎませんので、まずはデキ12021あたりの牽引で稲荷町工場に向かう必要があります。そこで、無架線地帯から架線下へと移す過程では、富山地鉄名物のヘロヘロモーターカーが大活躍 (?) するわけで、その何時とも知れない決定的瞬間を酷暑の下で待つことしばし……ようやくその宿願が叶う瞬間がやって参りました!! しばらく8692+8592の周囲では、稲荷町関係者の皆様 (?) が、下回りを中心にいろいろと調整しておられましたが、一通りそれが終了したためか、ついに手旗を持った方が御登場!! いや~その瞬間、炎天下で待ち続けた難行苦行が完全に報われました♪ そしてついに、最徐行でモーターカーと8590系が移動開始!! 側線のヘロさのためか、車体を大きく傾けながらモーターカーが8590系をエスコートする光景は……恩田でのかつての古典車両による入換とも、あるいは今日のアントによる入換とも全く異なる極上のローカル私鉄テイストを醸し出していました♪



 というわけで、8692+8592は宇奈月温泉方面ホームの脇にある側線に押し込まれて作業終了~。この後、稲荷町から12021がやって来て回送……と予想したのですが、取り敢えず動きがないため、稲荷町の様子を見るため移動し、ようやくクーラーと冷たい○カリスエットで生き返ったのでした……。そして稲荷町では、12021がパンタを上げて待機していると思いきや……何と手前には排雪モーターカーまで並べられて全く動く気配無し!! このままでは、翌日の稲荷町イベントにおいて8590が目玉の一つとして展示されるに違いない!という確信と期待は脆くも崩壊しかねません。そこで「そうだ、終電後になれば動くに違いない」と期待して、とりあえず別の初訪問スポットに移動することにしたのでした。
 ところが何と……イベント当日である13日の朝、時折叩きつける豪雨にもかかわらず (鬱) JRW413・475系の乗車・撮影を楽しんだ後、魚津方面から電鉄富山行に乗って上市に着いたところ、未だ8692+8592は上市にいるではありませんか……。緊急撮影会とは、もっぱら京阪8831を念頭に置いてのものだったのか……。稲荷町に着くと、さらに一層激しい豪雨が襲いかかり、「何しに来たんだ……」という気分がさらに脳裏を埋め尽くす有様。
 とはいえ、撮影会受付にて当日の予定表を受領すると、一旦ココロにはパァァ……と花が咲いたような気分に♪ 何故なら、午後から上市にて8590系の撮影会も開催すると記されていたからです! そこで、稲荷町での見聞 (これはこれで意外と良かったですので改めて) を終えた後、勇躍上市に向かってみたところ、あうぅぅ……8590系はホーム脇側線に押し込まれたまま、全然撮りやすい位置ではないという……。そしてこのまま係員氏の誘導により撮影会が始まりましたので、「今日はこの位置から全く動かさないのか?」と伺ったところ、「その通り」との御回答 (T_T)。そこで、撮影会開始から僅か3~4分で撤退し、別に目を付けておいた路線に移動するとともに、撮影会前日の12日に福井から一気にサンダバで移動して炎天下の上市で粘ったことが如何に正解だったかを改めて痛感したのでした!
 なお、既に速報しましたが、稲荷町イベントにおける鉄道部門の要職におられる方のお話によりますと、8590系はミトーカ装飾にはなりません!\(^O^)/バンザーイ!! イベント中の関係者講演会では、主に京阪3000系改め10030形導入秘話、ならびに2階建て8831の導入秘話が語られ、これはこれで非常に濃いぃ内容でしたが (何と!来る20日にも緊急撮影会が開催されることになりましたので、前バラシをしてはいかんなぁ……というわけで、当面秘密☆)、東急第一狙いで来ていた私としては、残念ながら稲荷町で8590が展示されない分、せめて8590がどんな形式名・デザインになるのかだけでも知りたい……と内心思いながら聴いていたのでした。ところが、やはり同じことを考えていた参加者がおられ、一番最後に「ちょっと待ったぁっ!」とばかりに簡潔な質問が! そこでの御回答は、

*東急との取り決めにより、現在ではまだ形式名・デザインは発表
 できない。
 (二階建て8831の新車番もまだ発表できないとのことですので、
 何はともあれ国交省への申請が通ってからのプレスリリースを待
 て!ということなのでしょう。東急との取り決めということで、
 果たして両社が組んだ記念活動があるのか否か気になります!)
*しかし少なくとも、一般車両をミトーカにすることはない。

……とのこと!! いやはや、既にミトーカの影響が及んでしまっている私鉄に東急の電車が行くということで、甲種輸送の実施が公表されて以来最も気になっていたのがこの問題だったのですが、その答えをいち早く知り、心の底から安心出来るようになったという点で、今回の稲荷町イベント・富山地鉄訪問は訪れる価値絶大!であったと思うわけです、はい♪ 9月以後デビューとのことですので、まずは新車番・新外装などのプレスリリースを心から楽しみにしたいと思っております。
 また、使用路線は鉄道全線とのことですが、基本的には本線の富山~上市or滑川、及び上滝線がメインとなることでしょう。しかし個人的には是非、真冬の誰も乗っていない立山線山岳ゾーンにて、あのモーター音を力強く響かせながら、豪雪をかき分け進むところに乗り合わせてみたいですね☆ 実際、むかしは上滝線から有峰口・本宮まで直通する14710形のロングシート車が、岩峅寺から奥では誰も乗っていないというのに釣掛の絶叫を響かせていましたので……(遠い目)。