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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

富山地鉄17480形運行開始!(4) 爆走貸切列車

2013-11-07 00:00:00 | 地方民鉄 (中京北陸)


 稲荷町から上滝線、そして岩峅寺から立山線を経て寺田へ。



 宇奈月温泉方面へ転線~!



 新魚津で折り返し、西魚津でド順光撮影会♪



 黄昏時迫る中加積では何と!アルペン特急状態に (笑)。

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 東急8590あらため17480形のデビューを祝うかの如く空はドピーカンの青空となり、ステンレスの車体がギンギラギンに輝く中、稲荷町を出庫した17481Fは上滝線ホームに入り、いよいよ貸切列車として初の営業運転に踏み出しました! 参加者60名でも車内は十分に余裕があるだろうと思っておりましたので、2両編成にスタッフを含めても20名しか乗っていない車内は超余裕!! 私はといえば、最もサウンドがデンジャラスに響き渡る車端部に座りまして、まずは上滝線でデビュー走行するという歴史的なひとときを満喫したのでした♪ そして……踏切動作の関係で、駅を通過するごとに多少は徐行するものの、基本的にはひたすら、線路状態が東急と比べてイマイチな上り勾配をフッ飛ばし、ビシバシ揺れながらあの神秘的なモーター音を響かせまくる……という最高にマニアックな走りに、心の底から感激を覚えたのでした……(*^O^*)。そう、あれは27年半前、初の富山地鉄訪問で最初に乗ったロングシートの14710形が、激しい釣掛シャウト、そして吊り輪の網棚クラッシュ (爆) とともに、猛然と残雪の上滝線を駆け上がっていったのを思い出しながら……。
 岩峅寺から先の立山線山岳区間は、横江・本宮の交換設備廃止により定期列車でスジが埋まっているため、今回は入線しないだろうと予想していたのですが、まさにその通りとなり (苦笑)、立山線上りホームに転線~。しかしこのとき、客を乗せた状態での通過はなくなって久しい上滝~立山連絡線を乗ったまま通過するという特典も♪
 岩峅寺からは立山線の丘陵地ゾーンを猛スピードで駆け下り、お楽しみの寺田駅へ♪ 列車交換と宇奈月方面への転線、そしてトイレ休憩を兼ねて長時間停車し、その間ド順光で撮り放題でした♪ その後は、中滑川での2階建てとの交換、新魚津での折り返し長時間停車、西魚津でのレッドアロー16011Fとの交換、中加積での定期普通列車との交換……といった感じで、走行時には特急と同じように猛然と走り、西魚津・中加積停車時にはド順光で撮り放題という、何ともヲタ冥利に尽きるイベント走行&撮影を満喫したのでした……\(^O^)/ しかも車窓からは、左右に日本海と剣岳を望むという、これまでの東急電車及びその中古車ワールドからは想像もつかなかったような展開が……!! 嗚呼!本当に、東急8000系列の新天地に、富山地鉄も加わったことを、心の底から嬉しく思うひとときでした……♪♪


 富山の風景はこれだから美しい……。
 しっかしまぁ、剣岳の左側……余りにも険しすぎて見ているだけでもヤバいですなぁ (登山地図にも一般登山者不可と書いてありますし。汗)。

富山地鉄17480形運行開始!(3) 稲荷町撮影会

2013-11-06 00:00:00 | 地方民鉄 (中京北陸)


 2日に開催された17480形登場記念ヲタ専用イベント、現在改造中の8693Fあらため17483Fの様子を参観して再び外に出て来ますと、庫内にいた17481Fがいつの間にか外に出されていました。しかも幕は「特急・電鉄富山」! そこで一同さっそく「特急幕キターッ!」という気分に陥りまして、ただちに撮影大会に突入となりました (笑)。しかも、富山地鉄側の御厚意によりまして、通常の稲荷町公開イベントでもロープを張られた場所以外許されていない線路上での撮影がOKとなりまして、思い思いの角度から激写しまくりです♪ 一応、この後でも順光で撮影する機会は何度も設定されていたため、それほど焦らなくとも良いとのことでしたが、やはり富山地鉄の聖地・稲荷町にて、このように線路上で撮影出来るという非常に貴重な機会をムダにするわけには行かないというものです!



 それにしても、従来東急車での緑幕といえば田都の準急でしたが、ここ富山では緑幕は特急を示すということで……違和感があるのか、それとも違和感なく「格上げ」されたかのような雰囲気なのか、何やらわけが分かりません (笑)。もちろん、大井町線には緑幕準急などなかったのですが……あ、でも緑各停はあるある (爆)。勿論、ロングシート車を特急に使うことは到底考えられませんが、一応予備 (余程のことが生じた場合の代走用?) として幕に入れてあるとのことです。とはいえ、より使う可能性が高いと思われる快速急行幕が入っておらず、特急幕が入っているとはこれ如何に? (汗)。まぁ基本的に主な用途は、このようなヲタ向けイベントの際に表示することに限られるのでしょう (^^;)。何はさておき、カッコ良ければそれで良いのです! これは8590あらため17480の誕生を祝う「まつり」なのですから! 
 「特急・電鉄富山」→「特急・宇奈月温泉」を撮った後は、次第に今回のヲタ限定イベント最大の魅せ場である臨時列車の発車時刻が近づいていたことから、リクエストによる「越中舟橋」幕を出してササッと撮影して稲荷町の部は終了~! 2枚目のカットの撮影中は、フツーに「平日朝ラッシュ時に1本だけ存在する越中舟橋行……うほっ、レア♪」ということのみ考えていたのですが、帰宅後改めてまじまじと眺めてみますと、そういえば種別幕が「普通」を出さず黒一色のままですね~(笑)。富山地鉄での営業運転では「普通」を含めて必ず種別も表示しますので、運番幕の位置に貼られた「ワンマン」表示に目をつむれば、何やら大井町グラデ帯で田都運用に入っているかのようです (^^;;)。
 なお、17480形の行先幕に用意されているのは以下の行き先です。
 電鉄富山・越中舟橋・上市・滑川・西魚津・新魚津・電鉄黒部・宇奈月温泉・岩峅寺(南富山経由)・岩峅寺(寺田経由)・立山(寺田経由)
 ……というわけで、何故「西魚津」などという幕が入っているのに (西魚津は交換可能駅ですが、ただのド田舎のボロボロ無人駅……)、往年の上滝線伝統の行先である有峰口・本宮が入っていないのか……と (10030形にはあるのにぃ……号泣)。もしこの2駅が入っていれば、中学卒業記念で初めて富山地鉄を訪問した際に14710形の有峰口行で雪の立山線に分け入った私としては悶絶ものだったのですが……。 

富山地鉄17480形運行開始!(2) 8693F現状

2013-11-05 00:00:00 | 地方民鉄 (中京北陸)


 17481Fのデビューを記念する参加者テープカットから幕を開けたイベント、お次は稲荷町工場の核心部とも呼ぶべき全般検査&重要部検査&改造スペースに案内されました♪ この空間は去る7月、京阪2階建て8831改めサハ31の改造シーン参観イベントで公開され、珍車の内部が素人にはわけの分からん状態になっていることに新鮮な衝撃を受けたものですが、今回8693F改め17483Fへの改造シーンをいざ目の前にしますと、車内と床下がさらに徹底してバラバラになっているようにも見え、「果たしてこれは再び上手く組み上がるのだろうか? 配線を間違えたりしないのか?」という余計な心配でハラハラ (^^;)。しかし、これまで様々な車両の大改造を手がけて来た稲荷町の匠の皆様にとっては、これくらいのことは何ということもないのでしょう。そして……恩田観察の都度、CPの付け替え・謎の小型機器箱増設 (?)・パンタ交換が恩田での改造における主な眼目であり、車内は何もいじっていないのでは?と思ったものですが、今回の参観から改めて、ワンマン運転機器設置とそれに伴う引き通し線増設などこまごまとした改造は全て稲荷町で時間をかけて行っていることが明らかになった次第です。
 なお、昨年の稲荷町一般公開イベントではこの改造スペースも公開されたものの、今年は非公開とし、2日の先行イベント参加者限定で見せているとのこと。様々な部品や機器が所狭しと並び、歩行可能なスペースは相当狭い以上、ある意味当然と申しますか……これは嬉しい特典です♪



 ちなみに、京阪8831と東急8692Fが富山地鉄の電車へと生まれ変わった空間をアップしましたのでついでに、2日夜の懇親会における関係者トーク内容のうち差し障りのなさそうな内容を、覚えているうちに記しておきたいと思います。記録出来る機器は持ち込み禁止とのことで、もちろん私も荷物は全て宿に置いて手ぶらで来たのですが (ケータイすら置いてきてしまい、京阪8030引退時に掲げられた鳩マークの実物も撮りそびれました ^^;)、記憶力にはそれなりに自信がありますので……(笑。前回の稲荷町イベントの際に語られた内容の備忘録も全て記憶のみです)。関係者トークは、事前に御京阪の方の参加が告知されていましたが、当日は加えて稲荷町の匠の方も参加され、それゆえに東急8590に関しても相当突っ込んだお話を伺えました♪ トーク中は、昼間の17480のアツ過ぎる走り、そして思わずグビグビ飲みまくったビールの酔いのため、余り詳しいことを覚えるだけの集中力はなかったのですが、大略こんな感じでした。

 *京阪8831導入の経緯は既に稲荷町イベントで語られた内容と基本的に同じ。譲渡の話が富山地鉄と大井川に示された際の食事の内容は、実に美味い某鍋 (笑)。
 *京阪旧3000系は、運転する身になってみれば、クセが無く実に走らせやすい優れた車両。しかしすきま風があり寒いという問題も。運転していて一番楽しい区間は、地上時代の賀茂川の畔。地下になってしまい風流な車窓・鉄道風景が消えたのは残念なところ。急勾配を駆け下ってすぐに停車する地下七条の停めにくさは半端なものではない。
 *扱いやすい京阪旧3000ではあるが、とにかく運転士泣かせなのが……鳩マークの特急板。とにかく半端なく重く、女性運転士泣かせであった。復刻版は女性運転士の扱いを考えてやや軽い構造にしてある。昔はもっと重かった。もちろん男性運転士にとっても装着には慣れが必要で、ガイドに沿ってうまく嵌めないと、とりわけ塗り分けラインについて扉本体とのズレが生じ、クレーム・指摘の類が入ることもあった。【そこで実際に持たせて頂いたところ、確かにメッチャ重いです!!】
 *京阪旧3000の富山輸送は陸送であったが、8831に限っては2階建てゆえに遠路はるばる陸送で運ぶには道路環境上の限界があり、川重まで運んだ上で富山港までの航走となった。N通運をはじめ様々な輸送関係者が関与する一大プロジェクトであったが、とりわけ港湾荷役関係者が鮮やかなクレーン&ロープさばきで車体を釣り上げるさまは感動的であった。
 *京阪3000の中間車だけに、単純に中間に挟んだに過ぎない……ということは決してなく、3000→10030となった時点で別物となっているため、8831についても椅子と床を撤去して引き通し線を大改造。若手を鼓舞激励して改造をやり終えデビューさせた喜びは大きい。
 *東急8590の導入は、諸般の事情に鑑み、諸条件が合い、自治体からの補助金にも目途が立ったことによる。
 *最大の課題は、首都圏から富山まで鉄道車両を持ってくる場合、甲種輸送にしても陸送にしても非常に手間と費用がかかること。既に新幹線建設のために富山駅のJR地鉄渡り線が撤去され、甲種輸送の場合でも富山貨物駅から上市まで陸送に頼らざるを得ず。しかも甲種は半年前までにJRFに申し込まねばならず、臨機応変性という点で難あり。全区間陸送とすると、申込から実施までの時間は短縮できるものの、費用はさらに高くなる。
 *17480形の評価が良ければ今後も通勤車両を追加導入したいが、甲種輸送or陸送の費用を如何に確保できるかが鍵である。
 *諸設備とのからみゆえ、限流値を下げている。試運転の結果は上々。
 *打ち合わせや実車の性能試運転、そして甲種輸送当日のため、何度も東急恩田・長津田を訪れたが、何と言っても驚くのは東急ファンのアツさ。甲種輸送の際には、まず授受線の陸橋上にファンが殺到しているのに驚き (スミマセン、その中にいました ^^;)、さらには横浜線ホーム先端にも殺到していたことから、東急電車の人気を思い知った。そして最も驚いたのは、毎日と言って良いほど恩田に来て、ホーム先端や高台からひたすらじっと観察し続けているファンがいること。果たしてどういう職業なのかと……(そういえばいますねぇ~。→私ではありません。汗)。

 う~ん、他にもあんな話題やこんな質疑応答など、備忘録として他にも記しておきたい内容は多々ありますが、さすがに現時点ではアレな話ばかりですので (思わず一同からどよめきが起こった結構良い話も♪)、この辺で……。

富山地鉄17480形運行開始!(1) ドラマ幕開け

2013-11-04 11:03:00 | 地方民鉄 (中京北陸)


 かねてから東急では5000系列の増備により8000系列が余剰となる一方、地方民鉄では老朽車の取り換えのために使い勝手が良く都会的な雰囲気の車両を欲する動きがあり、そこで双方の利害の一致により8000系列が各地の美しい風景の中で新たな活躍を始めているということで、東急8000系列ファンにとっては誠に喜ばしい今日この頃 (勿論、古き良き車両の廃車は残念ではありますが)。そして去る週末、そんな壮大なドラマにまた新たな一ページが書き加えられました。
 熱烈慶祝!! 東急8692F先頭車あらため富山地鉄17481F営業運転開始!!
 既に当ブログでは、恩田にて8692Fの長津田方に新デヤが連結されて発送を待つ姿、7月9日の甲種輸送長津田発車に先立つ授受線での動き (横浜線内を行くシーンは余りの暑さにヤラレて省略 ^^;)、そして7月12日の上市入線シーンを掲載しておりますが、この一連の動きを追いかける中で、8692F先頭2両とはただならぬ運命の赤い糸で結ばれているのではないかと思いつつありました (笑)。そこで、富山地鉄での運用が正式に始まれば、なるべく早い時期に富山を再訪してデビューを祝福しなければ……という熱い想いを抱いていたのですが、10月23日に富山地鉄公式HPにて公表された「11月2日・デビュー記念先行イベント開催」の報せを見た瞬間、脳内で「キターッ!」という雄叫びを上げずにはいられないのでした (^o^;)。何と……予定が空いている♪ しかもこのイベント、どうやらミステリーツアー形式でヲタ好みの撮影プランも組み込んでくれそうだということで (リンク頂いております『電車道楽』様に掲載されている10020形フォトランの様子から、決して期待を裏切らないツアーを組んで下さることだろう……という期待あり)、翌3日の通常営業運転初日を満喫することも含め、勇躍富山に往復することにした次第です♪♪ 



 その2泊3日 (初日は新宿から夜行バスに乗ったのみ) は、とにかく乗りまくって撮りまくった……という疾風怒濤の世界であり、3日深夜に帰宅する頃にはほとんど放心状態でしたが (笑)、何はさておき8692Fの富山譲渡劇を追い続けた私にとっては、心から満足できる富山往復行となったのでありました♪♪ そして今は、さてこれから四季折々に美しい富山の風光と8690あらため17480の組み合わせをどのように撮り貯めて行こうか……という期待が脳内に渦巻いております。伊豆急・長電・秩父・インドネシアもそれぞれに8000系列の新天地として魅惑にあふれていますが、とりわけ北アルプスに向かって吹き付ける豪雪が生み出す四季の美と実りに満ちた富山もイケる!! というわけで、一介の東急ファンのはしくれではございますが、富山地鉄が今回8590系を導入して下さったこと自体につきまして、そして徹底的にファン目線に立った素晴らしい先行イベントを開催して下さったことにつきまして、心より篤く御礼申し上げます!! m(_ _)m
 というわけで、その感動の連続をなるべく忘れないうちに備忘録としてアップして参りますが、まずは先行イベントの幕開けから。指定された2日12時に稲荷町工場に出向きますと、まさに集合場所の目の前にモハ17482がドーン!と鎮座しており、大井町ステッカーを剥がしたグラデ帯びとスノープロウの組み合わせの新鮮さに否応なく期待が盛り上がりまくりです♪ 参加者全員が揃い、まずは当日のイベント運営を担当される方々の自己紹介と簡単な予定案内が済んだ後は、最初のビッグイベントとして《参加者一同によるテープカット》開催!! (笑) 今回の17480形登場にあたっては、14710形 (もと名鉄3800系。半鋼製釣掛式電車)全廃以来20年ぶりのオールロングシート車ということで、利用客への快適さアピールにはならないためでしょうか (ここらへんは個人的推測です ^^;)、世間一般に目立つかたちでの記念行事は一切行わずに通常運用に入れるとのことで、せめて熱烈なファンの皆様によってテープカットをして頂きたいとのこと……。というわけで、1枚目の「作業中」ポールは、紙テープを巻き付けるために立てられているという次第 (^^;)。お互い見ず知らずでも、カメラを手渡しつつやいのやいのと記念写真を撮った後は、次のシークレットな空間へと移動したのでした……♪
 なお、計60名の募集となっていた今回のイベント、「基本的に東急ファンは熱烈な人が多い」という認識から (懇親会でこのようなお話あり)、東京方面からの多数の参加を見越していたようですが、個人的には速攻で申し込んで8,000円を振り込みつつも「そこまで集まるだろうか……30~40名集まれば十分集まったということになるのではなかろうか (まぁそれぐらいであれば車内・撮影ともに十分余裕があって良いなぁ~)」と思っておりました。と申しますのも、首都圏と北陸を結ぶ列車・高速バスは、連休にかかれば極めて混雑し、良い時間の列車・バスは予約困難であることから、それだけでも諦める向きが多い可能性があるからです。私も、連休中日の3日夕方の上り指定券は確保できたものの、金曜夜or土曜朝に首都圏から富山へ向かう新幹線&はくたか、または高速バスの切符は、開催10日前の告知では全て売り切れで確保できず (滝汗)、夜行バスの予約流れ分を乗車前日に速攻でゲットできなければ……と思うと、帰宅後の今でも結構オソロシイものを感じます (滝汗)。また事前告知での「昼間東急・夜京阪トーク」という組み合わせは、両方かけもちである私にとっては没問題の大歓迎である反面、関東私鉄ファンと関西私鉄ファンは互いにかけもちしていない場合が多いと思われ、両方出て8,000円はどうか……という発想で申込をためらう方もいたのではと愚考します。
 というわけで、実際の参加者は見込みの約3分の1というささやかなものとなりましたが、個人的には今回のこの内容で8,000円は極めて安い!絶対に参加して良かった!!と大満足しております☆ 超ノリノリで運転&幕回しをして下さった運転士様をはじめ、「手作りのイベントではあるものの楽しんで頂きたい!」というスタッフの皆様の熱い想いはビンビンに伝わって参りますし、ミステリー特別運行&随所でのゲリラ撮影会は超お腹いっぱい、そして夕刻から地鉄ホテル最上階で開催された夕食懇親会も濃厚トーク (東急ファンでも激しく楽しめる内容♪)&質疑応答と酒飲み放題・バイキング食べ放題で超超お腹いっぱい!! さらにサプライズなお土産で参加費がキャッシュバックされたかのような気分 (笑)。そして何よりも、8,000円出してイベントに参加しようという方々は、総じて一見明らかにヲタでも (私もそうですが。笑)、同時に紳士的な方々でもあるわけで、総じて非常に穏やかで安心して参加出来る楽しいイベントであったと思います♪♪ いやはや、多少高い金を出しても全然構いませんので、こんな感じで鉄道会社に収入が入り、ヲタもまったりとした雰囲気の中で大喜びできる……という有料ツアーイベントが今後広まって行けば良いな……と思う次第です。

京阪3000鉄コレ記念・富山地鉄10030形

2013-10-07 00:00:00 | 地方民鉄 (中京北陸)


 絶滅して久しいパスネットに代わって毎年秋の鉄道の日関連鉄ヲタホイホイの定番となったかの感がある鉄コレ事業者限定品大販売合戦。そんな中でも「こ、これは……」と驚かされたのが、今年の京阪鉄コレ・旧3000系であります。但し少なくとも個人的に京阪3000系は、マイクロから出ている8030系セットを既に持っており満足ですので、まぁ3連でしかない鉄コレを買う必要はないかな、と思っているところです (マイクロで満足とはこれ如何に?眼科に行け!と言われれば、はいそうですね……としか答えようがないです。近眼乱視ですし ^^;)。むしろ当初非常に恐れおののいたのは……日比谷ヲタ祭りに先立って6日に販売するという予告 (@o@)。日比谷で従来京阪と阪急阪神に分散されていた鉄コレ目当ての大行列が、今年は京阪の6日抜け駆けにより阪急阪神に集中し、しかも今年の阪急阪神は能勢電と北大阪急行の販売も兼ねているため、阪急阪神ゲットのためには相当の戦略を立ててメッチャ長時間並ぶ覚悟が必要か……と激しく身構えておりました。
 しか~し!既に周知の通り、御京阪は何らかのバグ発生により6日の発売中止!! そして12日に上大岡と横須賀で発売合戦!! というわけで、12日は一定数のヲタが京阪に流れ、最初から12日に阪急阪神を狙うつもりの人間にとっては大朗報!大勝利!大歓喜!\(^O^)/ 気分はもう「勝利の大道を行く青年ヲタの凱歌!」という感じです (笑)。勿論、朝から並ばなければなりませんが。 



 というわけで、首都圏で阪急阪神と京阪を両方ゲットしたい方にとっては、12・13両日の激戦誠に御愁傷様……という感じですが、一方京阪3000系鉄コレを買わない人間にとっても、京阪3000系鉄コレが出るという展開は別の意味で非常に喜ばしいことでもあります。カンの良い方は既に百もご承知かと存じますが……オープンパッケージで富山地鉄10030形と大井川3000形が出る可能性100%ということで間違いないでしょう♪ 富山地鉄は当然のように、南瓜ツートンと復活京阪色の2種が予想されるわけで……。果たしてサハ31を含めた3両セットになるかどうかは分かりませんが、もしサハ31も込みであるとしたら、鉄コレ初の2階建て車両として大いに注目を集めることになるのでしょうか?? あの簡素な鉄コレ台枠で2階建てのギミックをどう再現するのかは見てのお楽しみと言うことになるでしょうが(←もう絶対に出るという前提で妄想を記して良いのか? ^^;)。
 というわけで、そんな楽しい近未来予想に耽りつつ、去る7月の稲荷町イベントのついでに撮影した10030形南瓜色編成を……。10030形の導入に合わせて採用されたこのカラーリング、恐らくは沿線の春を彩る黄色いチューリップをイメージしたのかも知れませんが、その後各形式に波及すれども全ての編成が雷鳥色を止めたわけではないことを勘案するにつけ、総じて採用結果(社内や沿線の評判)はビミョーなものであったことが何となく推測されます。個人的にも、勿論来れば撮るものの、やっぱり今ひとつビミョーかと……。10030形はタマ数が多い以上、雷鳥色・14710ブルトレ塗装・往年の朱色系ツートンなど、いろいろやって頂ければ楽しいと思うのですが……(まぁそうなったらそうなったで、鉄コレが出るという展開になるでしょうから、その都度財布に暴風が吹き荒れることになりますが。汗)。