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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

相鉄大変革まであと1週間・20000系

2019-11-23 08:05:00 | 大手民鉄 (相鉄)


 相鉄・JR直通開始までついにあと1週間! 先日発売された『東京時刻表』ならびにJTB時刻表附録の相鉄直通列車・埼京りんかい・湘南新宿ライン統合時刻表から、その全貌を事前にじっくりと味わうことが出来るようになっており、とりわけ後者を眺めるにつけ、武蔵小杉と新宿をダイレクトで結ぶ列車が本当に増えたものだと痛感します。また、相鉄線側のダイヤをつらつら眺めておりますと、とりわけ朝方は二俣川か西谷で必ず優等列車どうしの接続が上手く仕込んであるという印象です。
 もっとも、当面多くの客は引き続き横浜に直通するでしょうから、狭い西谷のホームが乗り換えの人波でごった返すのかどうか。先月の台風19号で水没した武蔵小杉駅自動改札を補うため、JRは横浜駅南口(相鉄との乗換口)から一部の改札機を撤去し、その結果人の流れが悪化して乗換に時間がかかるようになってしまいましたが、もしやすると、横浜駅の乗換に嫌気がさした客は来月以降直通線を使え、というJREからの暗黙のメッセージなのかも知れません。



 もっとも、品川〜東京駅界隈に出たい客にとっては、引き続き横浜駅にて東海道線に乗った方が速いことは否めません。相鉄・JR直通線を魅力に感じるのは、新宿までであれば大和・海老名以外の各駅利用者(それでも三ツ境あたり西であれば割高に感じるかも)、渋谷までであればギリギリで大和・海老名利用者も含む……という感じでしょうか。相鉄線内〜(武蔵小杉または西大井乗換)〜品川以北の乗り継ぎは、武蔵小杉経由の大回りのため、時間がかかってしまうきらいがあります。そこで、さらに直通線への転移を促そうとすれば、横浜駅での乗換がますます面倒臭いという印象を与えた方が良い、ということなのでしょうか。

 それはさておき、相鉄線内の時刻表を見ていますと、直通列車が来ない早朝・深夜の羽沢横浜国大駅を救うため、西谷とのあいだの一駅のみ走るというナゾ列車が数本設定されています。西谷の引上線を使って片道は回送扱いのピストン運転を行うということで、この運用には相鉄の既存車両が充当されるのか、それとも12000系とE233系限定なのか、気になるところです。また、海老名に着いた直通列車がそのまますぐに新宿以遠へと折り返すわけではなさそうな場面も多々あり、E233の相鉄線内完結列車もどの程度あるのか楽しみです。
 というわけで、先月の相模大塚撮影会にて、本線と留置線の間の仕切り役を果たしていた20000系の画像をアップしておきます。20000系、個人的にはこのとき初めて撮影しました (^^;)。当面は12000系が話題をかっさらっている感がありますが、今後もっと本数が増え、東急との直通カウントダウンという段階になれば、ローレル賞受賞車として改めて注目が集まることでしょう。そして、近日ポポンデッタから模型が発売されますが、副都心線直通ファミリーの一員となる車両でもありますので、是非KATOから出て欲しいものですね……。

相鉄7000系中間車@相模大塚撮影会

2019-11-20 12:00:00 | 大手民鉄 (相鉄)


 相鉄とJRの直通運転開始まで、ついにあと10日となりました。ただでさえ相互直通運転の開始は注目を集めるところですが、今回はただでさえ余り民鉄と直通運転をしない (?) JRと、従来神奈川県内から出ることはなかった相鉄の組み合わせということで、趣味的・世間的な注目が相当盛り上がっているように思われます。本日久しぶりに発売となる『東京時刻表』も、表紙が相鉄12000系であるのは、如何にもな展開といえるでしょう。



 そして、既に相鉄線内全列車の新ダイヤ時刻表は、相鉄公式HPに掲載されていますが、特急が増えたのは歓迎できるものの、西谷からどちらに行くかを事前に確認しておかなければならないのは面倒とも言えます (笑)。総じて、特急停車駅利用者と鶴ヶ峰利用者の大勝利、といったところでしょうか。各停と急行のどちらかしかなく、二俣川〜海老名間と横浜を行き来するのであれば、何も考えずに急行に乗れば良かった……という時代は遥か彼方に去ったかのようです。
 ともあれ、趣味界と世間いずれの視線も急速に相鉄新時代に向かいつつある今日、つい1ヶ月前まで存在していた7000系が昭和の遺物として遠い過去の記憶の中に去ったかのようです。そんなことに深い感慨を覚えつつ、去る10月14日の相模大塚撮影会にて記録しておいた7000系中間車の画像を貼っておくことにしましょう。1枚目は、モハ7100の奇数車 (制御器と抵抗器あり) で、2枚目はサハ7600です。最近つらつら思うのは、どんな路線でも撮り鉄する際には圧倒的に編成写真にこだわってしまい、意外と形式写真(とくに中間車)を撮っていないな……ということで、相鉄の車両も全くそうでした (滝汗)。日常的には、ホームで側面を見る機会の方が多いはずなのですが……。それだけに、相模大塚ではふと思い出して中間車の形式写真を撮っておいて本当に良かった、と思うばかりです。

相鉄JR直通開始まであと1ヶ月

2019-10-30 00:00:00 | 大手民鉄 (相鉄)


 かねてから待ち望まれてきた相鉄・JR直通線の開通まで、ついに残すところあと1ヶ月となりました。余りにも楽しみ過ぎます! 私も予定をしっかりと空けて、相鉄線内から乗り込んだ電車の車内に「新宿/武蔵浦和/大宮/川越ゆき、次は瀬谷/三ツ境/鶴ヶ峰 etc..」などと表示される感動や、相鉄線内から電車に座っていたらいつの間にか鶴見駅の貨物線を走っているという感動を味わうのを、今か今かと心待ちにしています。



 いっぽう、開通までに合計6編成が揃う12000系のために場所を空けるべく、7000系は撮影会の直後に早くも解体のため陸送されてしまったとか。ラスト・ランHMの装着は撮影会のみで、営業運転中の列車に装着するかは未定云々という公式HPでの発表は、今思えばこのようなスピード解体を示唆していたのかも知れません。もっとも、全車が陸送されてしまったのかどうかは分かりません。一時代の相鉄を造ったデザインであるだけに、せめて横浜方のクハ1両 (7710) は、モハ6001・6021と同様に保存されることを願っていますが、さてどうなることやら。モヤがあるから保存省略、ということかも知れませんが……。


相鉄12000系@川越車両センター

2019-10-21 00:44:00 | 大手民鉄 (相鉄)


 もう〜40回寝ると、相鉄JR直通〜♪という今日この頃。去る19日の川越車両センターまつりに相鉄12000系と「そうにゃん」が初参戦するや、埼玉県民ヲタや家族連れのあいだでは絶大な人気を博したようで、当日仕事を優先させて不参戦となったのは仕方ないとは言え怨めしい遺憾も残ってしまいました。しかし、冷静に考えてもみれば、かりに翌日12000系をかしわ台に返却するとしても、まさか早朝から動かすわけではないでしょう。そこで車両センターまつりから一夜明けた昨日の朝、早起きして南古谷を訪ねてみると……確かに狙いどおりに12000系が鎮座していました!



 周知の通り、いくら相鉄が埼京線と組むようになるとはいっても、当面のところダイヤ乱れが発生しない限り、相鉄12000系の運用範囲は新宿が北限であり、大埼玉の空の下、川越線内や川越車両センターにて12000系の姿を見届けるという超マニアックな経験は偶然に支配された状態が続きます。しかも、ダイヤ乱れのため川越にて昼寝するとしても、12000系が首尾良く撮りやすい位置に置かれているかどうか。他の編成が視界を邪魔する可能性がかなり大きいのも否めません。
 だからこそ、車両センターまつりの翌日というのは、敷地外からでも撮りやすい位置に並べられているという点で美味しいタイミングであると言えましょう。しかも、センターの敷地を大きく回り込んで、東南側から眺めてみますと、ななな何と! 武甲山と12000系の組み合わせ!! 相州大山と相鉄電車のからみは、海老名〜かしわ台界隈にて、天気さえ良ければ日常的に可能ですが、武甲山がこんなかたちで見える中で光り耀く「SOTETSU」の文字……。「しびれる☆」の一言です♪

※記事カテゴリは、主役の車両を基準として「相鉄」としています。悪しからず……(^^;

相鉄12000系@相模大塚撮影会

2019-10-18 23:17:00 | 大手民鉄 (相鉄)


 明日 (19日) は、JRの川越車両センターまつりが開催され、JR乗り入れ営業運転開始をあと約40日後に控えた相鉄12000系が初めて参戦することになります。そこで、相鉄の電車が埼玉の空の下、埼京&りんかい&川越八高線ファミリーとともに集う慶事を是非見届けたいのはやまやまですが……私は仕事の都合 (※) で不参戦ですので、当日の会場が平穏無事に盛り上がることを都内から祈念することに致します (泣)。



 というわけで、去る14日の相模大塚撮影会にて7000系と並んで展示された12000系の画像を貼っておくことにします。
 個人的に12000系は、登場記念撮影会には参戦できず (確か出張か何か)、なかなかヒマがない中で何だかんだで営業運転中のシーンを撮ったことがなく、これまで何となくすれ違い気味の関係という感じでしたが、去る8月末にはE233系がついにかしわ台に来訪したのを激写した際に、12000系についてもモヤとの並びを激写し、そして今回ようやく初めて単独の編成写真を撮るに至りました。そんな初カットが「橙特急・相模大塚」及び「緑特急・新宿」であったのは、これはこれで濃いぃ話なのかも知れません。まぁ、今後はいくらでも乗る・撮る機会もあることでしょう。
 それにしてもYNBは本当に、周囲の車両やヒト・モノを反射しまくりですね……(汗)。PLフィルターを装着し、脇の7000系の反射を最小限にすることが出来ました。 

 (※……午後1時に必ずキレイなスーツ姿で怪社のイベント会場にいなければならない関係で、早朝から午前中にかけての大雨でスーツや黒革靴をズブ濡れにするわけには行かず、会場にはごく僅かな時間しか滞在することが出来ず……総合的に考えて止めておくことにしました。また来年以降も相鉄が参戦することを願いつつ……。)