
世間の注目を大々的に浴びつつ、東急東横線とメトロ副都心線の直通運転が始まってから、早いもので約1ヶ月が過ぎました。当初こそ「渋谷駅の地下が深過ぎるうえにホームが狭い」「行先がいろいろあり過ぎて分けが分からん。ダイヤ乱れの際には大混乱では?」という懸念が相次いだものです (私も全くそんな懸念がなかったといえばウソになります ^^;)。とはいえ、この1ヶ月を振り返ってみますと、そんな外野の右往左往など何処吹く風、運行そのものは総じて非常に順調に行われているように見受けられます。その背景にあるのは、田都半蔵門と東武の直通の際、車両扱いの不慣れさで混乱が生じたことの轍を決して踏むまいという決意に基づく (?) 周到な訓練運転の実施然り、東京メトロの皮算用の通りに多くの客が副都心線へと直通し、したがって乗換駅としての渋谷駅の重要性がやや下がっていること然り (山手線の利用客がガクンと減ったとか)、渋谷駅の階段が多数あるため号車ごとの乗車率が平均化していること然りでしょう。というわけで、実は意外と丁寧に考え尽くされた新たな展開を前に、ファンはただ一気に増えた車両と行き先のバラエティにニヤニヤしていれば良いということのようです (渋谷乗降は大変ですが^^;)。

というわけで先日は、そういえば未だ東武6000系と西武6000系の東横線内営業運転シーンを撮影していない……ということを思い出しまして、午後からの仕事の前に1時間ほど撮影に励んでみました。勿論、今後はいくらでも撮影の機会があることから、わざわざドンヨリ曇った日に行く必要はないのかも知れませんが、やはり1ヶ月過ぎても未撮影というのは精神衛生上よろしくありません。加えて、今度の週末からは東急4110F・ヒカリエ号のデビューに伴い、沿線はしばらくの間ヲタで埋まることでしょう。ゆえに、多忙の中で僅かに出来た撮影タイミングを大事にするのが肝要です。
そこで、幼稚園の頃まで住んでいたいつものカーブに繰り出してみたところ……滅多に来ない東武車は見事9000系で来てくれました♪ 50070系では全く写欲が湧きませんので、いやはやホント、東横線における東武車撮影はハイリスクなギャンブルです (爆)。東横線内を走る9000系そのものは、既に昨年初秋の試運転の段階で撮影しているのですが、やはり営業運転で、しかも特急川越市行という花形運用で撮影すると、感慨もひとしおというものですね……(*^^*)。東横線にギンギラコルゲートの直流モーター車が戻って来たという点においても、東武9000系の存在は実にウレシく、甲高さと重みが同居したモーター音がカーブの奥から次第に高まり、目の前で最高潮に達し、再びカーブの奥へと消えて行くという一連の過程に聴き惚れてしまったのでした♪
さてと……今後は他の種別&行先の組み合わせ、すなわち「通特森林公園」「急行和光市」「急行志木」「急行渋谷」(暗い時間の「急行森林公園」は省略 ^^;) を何時撮影するか……ですが、平日の朝に時間を確保し、しかもカブられるのを避けなければなりませんので、かなりハードルは高そうです (滝汗)。
※車両の所属に従って「大手民鉄 (東武)」カテゴリとしております。

何か遅れてるな……と思ったら、やっぱりカブられてしまいました。
しかも5050に……(-_-;)。
とはいえ、これ自体東急東横線と東武東上線の直通運転をモロに示すものですし、5050の側面には副直記念ステッカーが貼られていますので、ある意味では記録性が高いカットと言えるのかも知れません。