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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東武6050系万歳!を叫ぶ・2010春編

2010-05-04 00:00:00 | 大手民鉄 (東武)


 都営10-000系の顔を見て……ふと思い出すのは東武6050系! (私だけ?)
 3月末に去りゆくAMEXを訪ね、その独特の存在感を味わい尽くした私ではありますが……AMEXの魅力に勝るとも劣らない東武6050系の旅の魅力を改めて満喫したのも大きな収穫でした。いやはや……思い出してもみますと、東武快速に乗ってはるばる会津を目指したのは、実に07年の5月以来約3年ぶりの話だったという……。どうりで「体内東武ん」が激しく低下し、精神衛生面でよろしくない日々が続いていたわけです (汗)。やはり東武の快速は、意識して定期的に乗るようにしなければなりません (爆)。「本邦最後の長距離急行型電車のひとつ」と言っても過言ではない6050系の存在感を、決して短時間の小間切れではなくトータルに楽しむためにも、そして大都会から荒々しい大自然の真っ直中まで多彩に変わりゆく車窓風景で心の洗濯をするためにも……。
 とくに今回は、とにかく晴天が少なかった今年の春にあって、偶然とてつもなくクリアな青空に恵まれたこと、そして甥っ子を初めて長旅に連れ出したことから、これまでの自分自身の東武6050系乗り鉄史の中でもひときわ印象深いものとなりました。浅草発車直後は、真っ青な青空をバックに屹立するスカイツリーの偉容に甥っ子ともども「スッゲー!」と小声で叫びあったり (^^;)、利根川鉄橋の前後から富士山~丹沢~奥多摩~秩父~浅間~赤城~奥日光を全て望む壮絶な大パノラマを満喫したり(しかもオール雪化粧!)、下今市発車直後の大谷川鉄橋から望む男体山・女峰山の巨大な姿に圧倒されたり……。



 そんな絶景の数々が広がる中、6050系は淡々と低く力強いモーター音や「ポンポンポン……」という懐かしいCP音とともに駆け抜け、しかも決して疲れない極上のボックスシートと明るく大きな窓が旅人の至福の時を演出してくれるのですから(甥っ子に至っては、「こんなにラクチンな電車、オレ乗ったことないよ~。楽しいよ~。降りたくないよ~」を連呼。AMEXやスペーシアに乗せたあとは「たしかにこっちの方がもっとスゴい……」と言っていましたが。笑)、これ以上いったい何を6050系に求めれば良いのでしょうか……? 
 それは強いて言えば、どうか未来永劫なくならないでくれよ!ということに尽きるような気もします。しかし、既に野岩鉄道開通に合わせて6000系から車体更新されて以来はや約24年。下回りは新造以来既に40数年……。野岩・会津所属車を含む純粋な新造車(2枚目の画像)も車齢は20~25年……、どう考えてもそう遠くない将来に大きな変動が予想され、更新車は廃車・新造車は新栃木以北ローカル&特急連絡用という用途に限定されることになりそうな気がします。もっともその場合、絶景を6050系から楽しむことは引き続き可能でしょうが、浅草・北千住から長駆乗り通して野岩・会津に達するという痛快な魅力は削がれることにもなるでしょう。そして、複々線を猛スピードでフッ飛ばす悦楽を乗って撮って満喫するのも、やがて昔話となることに……。
 まぁ現時点では、今後の方向性はあくまで押上の東武本社のみぞ知るところでありまして、単なる一ファンにはどうなるか全く分かりませんが、何はともあれ東武6050系は偉大です!! というわけで、今のうちにマイペースで6050系を楽しみ続けたいと思っています……。

東武50050系・交通安全運動HM編成を撮る

2010-04-10 00:00:00 | 大手民鉄 (東武)


 一昨日アップした東急8500系・雨の満開桜シーンを撮っていたところ、いつものように頻繁に行き交う東武50050系のうち、51057Fの正面に見慣れない大振りなHMが……。ををっ!先日20050系の全国交通安全運動HM姿を撮ったと思ったら、今度は50050系でもあっさりと遭遇してしまったではありませんか! (笑) 見たところ、貼付していない編成も少なくなく、実は相当レアなのではないか……と思うにつけ、これは何とも東武運がノリにノッているなぁ~と思わずにはいられません♪
 51057Fを撮った……と思ったら、今度は51058FにもHMが付いているのを確認~(2枚目の画像)。偶然に偶然が重なり、運を使い果たし気味のような……(^^;)。



 もっとも個人的には、どうせ貼るなら完成度が格段に高い51061F以降の編成にして欲しかったなぁ~と思います。私が50000系列について苦言を並べるとしたら、それはあくまで「腰痛製造機」としか言いようのない椅子や持ちにくいドア脇握り棒を装備した編成についてでありまして、50000系列の総合的な出来の良さについてはしかと認識しておりますので……。
 なお、50050系に貼られた立派なHMも、出来れば純粋な台形ではなく、快速「たびじ」と同じ形状のものであれば一層嬉しかったのですが……(←こればっか ^^;)。
 ちなみに、リンク頂いている「melonpanのつぶやき」さんには、50090系のHM姿がアップされております。やはり紫帯がある方が格調高く見えますね (^^;

東武20050系・交通安全運動HM編成を撮る

2010-04-05 00:08:00 | 大手民鉄 (東武)


 東武に乗って会津田島まで出かけた話題の続きを全然アップしていないのですが (^^;)、後から撮った旬な話題を先にご紹介することにしましょう~。
 北府中で桜とスイッチャーが醸し出す小さな風景を楽しんだあとは、先日大いに回復した「体内東武ん」がふと疼き出しまして (笑)、「そういえば午後の順光を浴びて複々線を突っ走る東武を撮りたいなぁ」ということで、そのまま武蔵野線の客となったのでした (^^;)。西国分寺から秋津界隈までのトンネルの連続を抜けたあとは、うららかな春の陽光が降り注ぎ桜が咲き乱れる武蔵野の風景を楽しみつつ、一気に南越谷へワープ! いやはや、武蔵野線は本当に偉大です。
 南越谷駅から東武新越谷駅に小走りで移動すると折良く中目黒行きがやって来ましたので、「うむ、東武複々線を撮るには幸先が良いのう♪」と思いつつ新田まで乗り、緩いカーブをグワーッと迫って来る列車を美しくキメよう……と思うや否や、何と!次に現れた中目黒行きにはHMが! 全国交通安全運動に関連したステッカー式HMがごく一部の編成に貼付されたということのようですが、東上線特急を思わせる形状がグッド♪ もっとも、本線系ということで、快速「たびじ」風のカクカクしたHMの方が一層イキではないか?という気もします (^^;)。



 いっぽう、優等線上を急行や区間準急がひっきりなしに駆け抜けて行くのはお馴染みの光景ですが、私がフラリと訪れた時間帯にやって来た急行は50050系と東急5000系……。まぁそんなこともあるでしょう。その後も数本T・S運用が続くため、東急8500系を狙うのを諦めて久々に草加駅前の○来へ行き、遅い昼メシとして大盛ラーメンを賞味したのでした(笑)。何気なく東武を撮って、珍○で腹ごしらえする……そんな東武的楽しみ、何度やってもしみじみと良いものです(^^;)。再び草加から上り列車に乗ったところ、すれ違った急行が3本連続で東急8500系だったという事態には心底へこみましたが……(滝汗)。
 そんな東武本線系の浅草口、勿論主力の10000系列や30000系は秀作ですし、東急から8500系が乗り入れて来るのも最高ですが、これぞ東武通勤車というべき8000系がいつの間にか消えたのは、時代の流れとはいえ寂しいことですね……(曳舟や西新井では2連を楽しめるわけですが)。まぁ、50050系がこれほど増え、10000系も内装をリニューアルした修繕車が続々と現れている中では、8000系の古さは一気に際だっていることも否めず(先日甥っ子をはじめて御スペに乗せてやり、春日部で野田線に乗り換えたところ、これまた初めて乗る8000系は御スペとギャップがありすぎるようでビビッてました。笑)、浅草口からの撤退を気にワンマン用を除く8000系の淘汰はますます加速するのだろう……と思ったのでした。


 鉄道むすめコンテナコレクション第2弾……やはり宙○○○○デザインによる東武キャラ2名様の魅力には勝てず、ついにお布施……。いやその、近所の模型屋で見かけたときにはぐっとこらえたのですが、一昨日友都八喜相機店(爆) で箱を見かけ……ポイントがたまっていることもあり誘惑に負けました。この手の「萌えキャラグッズ」、これまで一切買ったことはなかったのですが……何だかヤバい一線を越えてしまったような(滝汗)。いやいや、これはあくまで東武ファンのはしくれとして購入したのでありまして……(→往生際の悪い言い訳 ^^;)。
 なお、必ず宙○○○○デザインの姫○・春○部サンを手に入れるべく箱買いしてしまったため、個人的な趣味に合わず要らんものも漏れなく大量に……。まぁ○月サンも手許にとっておくとして、残り9種類は一体どうしたものかと(汗)。でも、個人的にヤフオクはやってませんし、面識のない方に安く譲るための募集をかけるつもりもなく……ぼちぼち「嫁ぎ先」を探すことにしませうか。

(ストロボ光の影響で実物イラストよりも薄い色です。悪しからず・・)

東武東上線末端用8000ワンマン編成雪景色

2010-03-11 00:00:00 | 大手民鉄 (東武)


 首都圏が春の雪に見舞われた昨日、私は朝4時に起きて一番列車に乗り、新宿駅で久しぶりに乗った山手線6ドア車が朝っぱらから椅子使用可能状態になっていることに不意を突かれつつ (^^;) 池袋駅に向かったのでした。新年来の仕事の爆風状態が当面一段落したことから、2日前に銚子を訪れたばかりだというのに又しても平日休みとしまして (^^;;)、目指すは秩父……。目的はもちろん、消えゆく秩父1000系と雪の組み合わせ! 
 池袋駅でまず目に飛び込んできたのは、東武東上線ホームに停車中の出来たてほやほや51004F。8000系が消えゆくのは寂しいことながらも、51003F以降の編成は腰痛製造車状態が解消され、基本的に半直用51061F~と同じ仕様になっておりご同慶の限り……と思いつつも、とりあえずこちらには用はなく (^^;)、6:30発のノーヴァヤ・クラースナヤ・ストレリア号 (爆) に乗るべく西武池袋線コンコースへ。しかし、そこで私を待ち受けていたのは「6:30 飯 能」という衝撃の表示……。吾野界隈で倒木のため飯能から先は運休ってマジっすか?……降雪直後の渓谷美を楽しみつつ西武101系サウンドを満喫しようと思ったのに……(T_T)。というわけで、速攻で東上線に向かい、本来用はなかったはずの51004F・6:15発・急行小川町行の客となったのでした。



 池袋発車後、立て続けに数本の8000系とすれ違い、「う~、51004Fは確かに快適だけど、あっち乗りたい……」という煩悶が。そしてふじみ野では50090系の準急を8112Fの通勤急行が追い抜くという神秘的な光景を横目に見つつ、「やっぱ東上線8000系も今が最後の華だな……」と痛感。とまぁこんな感じで、久々の東武乗車と沿線の雪景色 (成増以北ではコンスタントに5cm前後積もっておりました) を楽しみつつ小川町に到着しますと、目の前には小川町以北ワンマン用とされた8000系4連が停車しており、ここでようやく8000系への飢えを満たしたのでした (^^;;)。
 まさに東上線の「奥の細道」である小川町以北のカーブと勾配を走る8000系のサウンドは素晴らしく、そのうち撮り鉄面でもじっくりと……とは思うのですが、如何せん架線柱が両側に立っている区間が長く、駅の先端もワンマン4連化に際し柵が設けられ立ち入り出来ない駅が多いだけに、東上線の末端区間は非常に取りつきにくいところです。しかし、唯一の例外は、かつて「電話343!4○○1、○村建設♪」なるCMでお馴染みだった某駅(この建設会社は実は○徳で、問題が多い物件だったそうですが、真相は如何に……)。寄居での秩父線への連絡には時間的余裕があったため、ここで一旦下車しまして小川町行を撮影してみました。連写したところ2枚目のカットはアンテナが微妙な位置になってしまいましたが (苦笑)、まぁ滅多にない雪景色の記録としては上々かなぁ……という感じです。
 再び寄居行に乗り込んで、玉淀鉄橋を渡り寄居に着いてみますと……秩父線ホームは客がやたら多く緊迫した雰囲気……。というわけで続きは改めて (^^;

※頂いたコメントへのレスはしばらくお待ち下さい。m(_ _)m 平日休みを何はともあれ撮り鉄活動に注ぎましたもので・・・m(_ _)m

東京スカイツリー300m記念・東武優等車

2010-02-18 00:23:00 | 大手民鉄 (東武)


 地上デジタル放送への全面移行がなされる来年夏を控え、東武が本拠地・業平橋の貨物跡地を新テレビ塔の土地として提供のうえ建設を進めているのが東京スカイツリー。その高さはどう頑張ってもドバイのバブル・ビル (爆) を超えて世界一の高層建築となることは出来ないことが残念ながら確定しておりますが、「武蔵国」にちなんだ (あるいはオヤジギャク的語呂合わせな ^^;) 最終目標の634mという数字はやはり野心的なものがあり、既に都内のいろいろなところからその姿を遠望することが出来ます。角度と、間に挟まる目立った建物がないという条件を満たせば、6~7階以上の建物から見えるのでは?……という感じです。
 そんな東京スカイツリー、先日Yah○o Newsを見ておりましたところ、このたび高さ300mを突破したとのこと! かねてから「建設中のスカイツリーの足下を走る東武の電車」というシーンを是非一度撮っておかなければなぁ……と思ってはいたのですが、このまま行かないままでいるといつの間にかスカイツリーが「成長」し過ぎてしまい、どれほどの広角レンズを用意してもスカイツリーの頭頂部がフレームアウトしてしまう可能性が……(^^;)。そこで昨日、久しぶりに少々時間が出来たことから、半蔵門線に乗って押上に向かいまして、スカイツリーと東武本社新社屋の組み合わせ(まさに総本山!)をバックに走る東武を記録してみました。



 押上駅A3出口を出ますと、まず目に飛び込んでくるのは重量感のある東武新社屋(入口には「いつものフォント」で「東武館」と大書)。個人的には、旧社屋の如何にも老舗会社的な雰囲気に心惹かれるものがありましたが、如何せん高度成長期あたりに建て増しを重ねたような建物ですし、業平橋界隈もスカイツリーお膝元の観光地として一変する以上、より京成本社に近い位置(RP誌東武増刊号によりますと、かつて社宅があった場所)に移ってきたのは必然的な流れなのでしょう。
 そんな感傷 (?) に耽りながら露出をセッティングしていたところ、さっそく御スペ様登場! しかし……昨日の時点で高さ303mということで、とにかく広角側での勝負はツラい……(汗)。今回はとりあえず35mmフルサイズ+広角24mmという組み合わせで勝負したのですが、スカイツリーの現在の頂部は画角内に辛うじて入りこそすれ、クレーンの先端はフレームアウトしてしまったといふ……(-_-;)。今後横アングルで撮る場合には、35mm換算で16~20mmほどの超広角が必須でしょうか。それでも完成時には足りなくなる可能性が高いわけで……(縦アングルにすれば何とかなるとは思われますが)。また、結構なスピードで業平橋から駆け下りてくる列車を接近戦で捉えることになりますので、ほんの僅かにシャッターを切るタイミングがズレるだけでも大変なことになります。本命の6050系がやって来たときにはめっちゃ緊張しました……(^^;)。
 ともあれ、こんな感じで所期の目的を達成して満足満足 (*^^*)。しばらく東武沿線で撮り鉄する機会もなく、「体内東武ん (^^;)」が恐ろしく低下していた折りでもあり、ちょうど良い気分転換となりました。それにしても……はぁ、オフシーズンで空いている東武快速に乗って遠くへ行きたい……(爆)。
 ちなみに、今回撮影した東武新本社前踏切は、遮断竿にかなり近い位置に障害物検知装置が立っており、通りかかった背広組社員の方からも「障検に引っかからないようにして下さいね~。電車止まっちゃいますから……」とのご注意を受けました。ご用心ご用心……。


 辛うじてまとまった絵づくりとなりましたが、これ以上スカイツリーが高くなりますと、画角を広く取らなければならないことに応じて、両脇の障害物も画面内に漏れなく入ってくる予定……です (滝汗)。