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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

新京成、塗装変更で腰回りピンクに・・・

2014-08-27 00:00:00 | 都市民鉄 (首都圏)


 江戸川の東、東葛飾から習志野の台地にかけて、かつての鉄道連隊専用線を活用するかたちでウネウネと走る新京成。その存在や動向は、数年前の京成千葉線乗り入れや8連の本数減を境として絶対的な安定期に入っているように思われました。しかし、それゆえのマンネリをどうやら新京成は恐れていたようで……このたび新CIロゴ・カラーを打ち上げ、今月末から塗装を変更した車両を走らせるとか! 既に公式HPには7月14日付のプレスリリースが掲載されていますが、昨日拝見したRM誌編集長氏のブログで初めて知った私は時代遅れの浦島太郎です、はい (滝汗)。



 それにしても、腰回りピンクとは……一瞬激しく動揺しますが (汗)、何のかの言ってシンプルなデザインではありますし、まぁそのうち慣れるということでしょうか。やはり個人的には、従来のマルーンを活かした歴代塗装の方が落ち着きがあって好きですが……最早今の時代、コッテコテのロゴが入ったりしない限り、あるいはとんでもないラッピングとなったりしない限り、撮る方も一律に満足せよということなのでしょうか?
 ちなみに、東京を挟んで拙宅とは全くの反対側にあるために、新京成はそもそも当ブログにほとんど登場しておらず、何と約8年前に旧塗装タヌキの画像をアップして以来だということに気づきました……(滝汗)。しかし、クネクネの路線を猛烈な加減速で飛ばして行く独特の存在感や、Simple is the Bestを地で行くような車両デザインからして、新京成そのものは結構好きです。ただ、訪れるヒマと撮る機会、そして画像をアップするタイミングが全然ないということで……(^^;)。今回アップした超ピカピカな8800系の画像は、2年以上前に開催された京葉臨海イベントのついでに京成千葉線で撮影したものです (というわけで新京成は超!御無沙汰。こりゃいかん……@_@;)。


京急2014鉄道フェスタ (4) 落日のだるま

2014-07-16 00:00:00 | 都市民鉄 (首都圏)


 最近、京急がらみのニュースが相次いでいますね……。まず、JREの極めて野心的な三方向からの羽田空港直通計画には絶句。京急ヤバすぎだろこれ……!
 それだけに、京急と西武のコラボには中長期的な思惑があるのだろうと思えて来ました。西武の公式HPによりますと「京急に出現した黄色い電車の塗装が西武に似ているという声に基づき、京急から当社にコラボのラブコールがあり、それに応えて9000系に京急風の塗装を施し、来る19日から《幸運の赤い電車》として走らせる云々……」とありますが、何だか余りにもヘタクソな作文のように思えます。京急デトの色と新1000の黄色が余りにも異なり、しかも赤帯が入っていないことからして、最初から京急と西武が示し合わせてキャンペーンを打っているのでしょう (笑)。そして将来は東急の蒲蒲線と組み合わせ、少なくとも西武池袋&東武東上沿線は京急の勢力圏としようと画策し、西武も何とか羽田に着いた客を秩父観光に振り向かせようとしているとか……?



 それはさておき、西武は「幸運の赤」と銘打つ理由として、秩父札所御開帳や各地の神社を列挙していますが、なるほど京急の赤=幸運ということであれば、その究極の象徴はダルマさんでなければなりません。しかし今回の9000系の塗装は、ダルマさん800形の現行塗装ではなく、正面は腰回りに白帯、窓廻り白という、2000形以後の優等 (?) 鋼製車に準拠したものになっているようです。
 というわけで、考え過ぎかも知れませんが、それだけ既に京急におけるダルマさん800形の存在感も弱くなってしまったのか……と寂しさを感じるところです。実際、去る5月の久里浜まつりでも、ズラリ横並び展示のうち8111のみ撮りづらいものがありましたし、廃車置き場には解体を待つ814編成の姿が……。嗚呼……ダルマさん800形の存在感は極めて地味ながらも、ブッチギリにハイテンションなサウンドによる猛烈高加速ゆえに大いにマニアックなものがあったわけですが、結局最後まで余り正面から華々しいスポットライトを浴びることもないまま引退して行くことになるのでしょうか。

西武2000系を仕事帰りに撮る@新宿線

2014-05-20 00:00:00 | 都市民鉄 (首都圏)


 昨晩は、いつもお世話になっております「あまのじゃく」様のお声がけのもと、池袋にて複数の鉄道会社社員を含むマニアックな宴「あまのじゃく軍団仏恥義理集会」が開催されまして、あーだこーだとヲタな話題で盛り上がりまくりました♪ そして二次会はカラオケ……オーダーした歌でツボな電車が次から次に映ると気分が良いですな♪ (笑) 飲み過ぎて頭痛いですが……(^^;)。まずは、ご参加の皆様には、どうもお世話になりました!!
 というわけで、会場にちなみまして、西武撮り鉄ネタをちょろっと (池袋で飲んだのに新宿線ですが……^^;)。最近京急では、神出鬼没のデトを目撃するとラッキーな出来事が起こるという都市伝説にかこつけて、新1000形8連1編成を黄色に塗って営業運転に投入しているようですが……こりゃあただの西武のパクリじゃん! (滝汗) 大体そもそもドアがグレーって一体……。実際のデトと比べて黄色の色味にパンチがなさそうですし、何と言っても赤帯がないのが大問題なのではないかと愚考します。



 そこで、京急が打ち出した「幸福の黄色い電車」の元祖は、誰が何と言おうとデトじゃなくてこれだろ!というわけで……この上半期の期間限定で毎週一回出向いている事業所からほど近い西武新宿線にて、仕事の帰りにちょこっと撮影した新旧2000系です。つーか、昨晩の宴ではその西武を巡ってオソロシイ深慮遠謀を……(以下略 ^_^;)。
 それにしても西武新宿線……池袋線もそうですが……約3年ぶりにその事業所に通っていることから久しぶりに沿線に繰り出してみますと、本当に笑電が増殖してしまって気分が萎えますね……。この笑電の分が新101系や3000系であったことを思うにつけ、経営が混沌としていた西武でもさすがに時間が流れた分だけ世代交代が進んだことを痛感させられます。そんな中でも、2000系は相変わらず東急8500系と近似の音を立てて大いに活躍しており、帰りは短時間ながら西武新宿まで田の字窓車内+走行音を満喫し、結構癒されました♪ 以前はハズレ扱いだった新2000系も、今や来れば当たり扱いに変わったのも、時の流れと心境の変化というものでしょうか……。
 ちなみに、仕事の関係で夕方5時近くの撮影でしたので、いくら日が長くなりつつあるとはいえ見苦しい影が落ちてしまったようで……また夏至近くなったら出直しです (汗)。

西武東証1部再上場記念・黄色い4扉車

2014-04-24 00:00:00 | 都市民鉄 (首都圏)


 西武がかつての堤商店的体質により証券取引法違反の罪に問われ、東証第1部上場企業としての座を失い、ハゲタカファンドの餌食となって時が経つこと久し……。グループ全体の利益に占める鉄道部門の比重が6割を占めるほどグループ各社の収益が悪化していたところ、例えばバブルの城・赤プリの完全解体に象徴されるように大鉈が振るわれた結果、今や利益における鉄道の比重は3分の1まで下がるなど諸事立て直しが進み、昨日ようやく再上場を果たしてグループロゴも新たに制定し直した旨、新聞の全面広告において大々的に告知されておりました。まぁ依然としてハゲタカファンドをめぐる問題は不透明といわれますが、ともあれ副直によって神奈川県民にも西武への馴染みが少しずつ生まれているところでもありますので、利害関係のない一ヲタとしましては是非頑張って頂きたいものです。まずは、社史が全くないという状況を何とかすることが当面の一大課題でしょうか。



 というわけで昨日は、そんな西武の黄色い電車を激写してみました♪ 勿論あれこれ忙しい中では、わざわざ再上場記念と称して西武撮り鉄な一日を過ごすことは不可能でありまして、あくまで西武池袋線にほど近い事業所を仕事で訪れたついでです (笑)。この新年度から数ヶ月間、以前出入りしていた事業所に再び定期的に納品することになりまして……そのついで鉄と再上場記念日がたまたま重なっただけですが、まぁ何はともあれ目出度い機会であることは間違いないでしょう。たった20分間の撮影でしたが……(^^;)。
 それにしても、2~3年前に同じように仕事ついで鉄をした際と比べますと、3扉車が本当に来なくなってしまったなぁ……という事実を痛感せざるを得ません。新101系が全滅したのはもとより、3000系すらも余程ラッキーでない限り来なくなったという……(確か池袋線は999編成+αしか残っていないのでしたっけ……。それゆえ、今回はほとんど当然のように来ませんでした -_-)。その代わりに、来るわ来るわ、笑電が……。
 というわけで、新2000系や9000系といった黄色4扉車が来るだけでも本当に御の字な時代になったのだなぁ……と痛感しております。しかも、戸袋窓を完全に埋めたリニューアル新2000系ではLED化されていますが、戸袋窓が残る車両(超やっつけな簡易工事で戸袋窓埋めがなされた9000系も含む)では幕が残っているのも嬉しいですね♪ そして何と言っても……新2000系やNRAが通過するたびに、東急8500系と103系のサウンドを足して2で割ったかのような気合い十分の走行音が響くのには癒されます♪ う~ん、またそろそろ、西武に乗って秩父に行きたいなぁ……と。
 それにしても、一部編成に掲げられた「地球にやさしい」HM、何度見てもインドネシア運輸省マークに見えてしまうという……(汗)。


西武3扉車めぐり2013 (3) 黄色3000系

2013-12-26 00:00:00 | 都市民鉄 (首都圏)


 現存する西武3扉車を撮り貯めた記録をアップするのであれば、まずは現在最もタマ数が多い標準黄色塗装の3000系から始めるのが無難ではないか?という声が聞こえて来るかも知れません。しかし遺憾ながら、生まれたときからの西武との馴染みの薄さのためか、これまで池袋・新宿線双方にほど近いところで仕事をしたついでに撮影しても、思い通りに黄色3000系をド順光で撮影出来た機会はほとんどなく……HDを掘り返してみたところ、夕刻に新宿線で撮影したこれ1枚だけでした (猛汗)。新宿線の3000系8連は3本ということで、これはこれで超ラッキーであるのかも知れません。しかしそういえば、池袋線の電車という印象が長らく強かった3000系も、3003Fのこの秋の廃車により、実は池袋線でも計3本しかないという……。



 というわけで、もっと効率良く撮影出来そうなところはないのか……とりわけ今や絶滅危惧種になりつつあるかも知れない田の字&幕2000系と一緒に集中して狙えるところはないのか……と思い、甥っ子との西武探険とは別に訪ねてみたのが国分寺線。とはいえ、ここに回すために6連化された3000系も大して多くないものと心得ておりますので、基本は幕2000系狙い、そして3000系は日中運用に入っていれば万々歳、という程度の覚悟で訪れたのですが、うほっ♪期待通りに来てくれました♪♪ 田の字2000系も大好きですが、西武通勤車と言えば3扉だろ……というヲッサン臭い偏見にまみれた者としては眼福の光景です。
 ただ、国分寺線の運用も……最近は本川越まで延々と (?) 直通する列車も増えたため、一旦本川越行になってしまいますと当分帰って来ず、撮影効率上宜しくないという問題が……(あ、この国分寺線本川越延長運転のために必要な編成を確保するという目的で6連化されたのでしたっけ? ^^;←無知でスミマセン)。そして、時折新2000系の6連もヌッと姿を現すというあたり、数年ぶりに訪れた国分寺線の変化に驚くばかりでした (新2000系、勿論音は絶品ですが、顔がイマイチ……)。
 今後、3扉車を優先的に消して行くという方針のもと、3000系が果たして全車解体になるのか否か分かりませんが、出来れば短編成化改造のうえ地方に転じて生き延びて欲しいものです (そもそも短編成化をするには床下機器も含めた大改造が必要なのかも知れず、コスト面で折り合わなさそうですが……)。