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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

消えゆく韓国の抵抗制御車1000系

2015-10-01 00:00:00 | 韓国の鉄道


 先日神保町の書泉を訪れたところ、(財) 海外鉄道技術協力協会の編集による『世界の鉄道』(ダイヤモンド社) の最新号が平積みになっており、思わず「ををっ!これまた出たのか!」と内心叫んで即ゲット! (笑) この本は10年前に、ほぼ同じ体裁で、日本を含め世界各国の鉄道を一国ずつ網羅的に紹介するかたちで出版され、鉄ヲタに復帰して間もなかった頃の私も「海外鉄を今後の趣味活動のひとつの方向性にしようかなぁ……」と思っていた矢先ですので、ヒマさえあればパラパラとめくり、各国ごとに多種多様な鉄道運営のあり方や雰囲気・車両があるものだと悦に入ったものです。以来、あっという間に10年。日本の鉄道にもその間に変化はあったわけですが、それ以上に外国の鉄道の変化は長足であるわけで、結構新たな見所がありました。
 とりわけ重点が置かれていたのは中国の部分でしょうか。そりゃそうだよなぁ……10年前は「中華之星」が失敗の烙印を押されてひっそりと160km/h運転しているだけだったのが、一昨日の報道から明らかなように、いつの間にか破竹の勢いで増殖したCRHが日本の商売敵になってしまっているわけですから (日中協力云々と安請け合いして技術を渡したJ○Eは責任をとるべき……)。また、中国のイケイケな雰囲気は、途上国の新たな中国製DLやDMUの画像からも窺い知ることが出来ますし、深圳メトロ経営によるアディスアベバLRT!には衝撃を受けました……(あと、ダッカ近郊DMU、格好良さそうなのに意外とヘロそうな風貌に、撮ってみたさを感じる……笑)。ボンバルやらシーメンスやらが世界各地に放つ新型車両もさることながら、中国中車や中国鉄建が少なくとも近い将来、そして中期的に放ちまくるであろう、「安くてそこそこ走る車両、そこそこ使える設備」の動向には注意を払わなければならないのではないか、と愚考します。



 いっぽう、何となく紙面のあちこちに手抜きの気配を感じたのが韓国……。全体的な鉄道事情の流れとしては本文の通りだと思ったのですが、ムグンファとの説明が付いた画像の中に収まっているのは、とっくに引退済みのPPセマウルとはこれ如何に……。勿論、PPセマウルは乗っても撮っても素晴らしいと思いますので、哀悼の意からいつの間にか画像を間違えた、とうことであれば理解出来るのですが (んわなけないか……単に編集校正作業が気合い不足であるとしか思えない……)。さらに路線図も、京元線の中断点が新炭里のままですし (既に白馬高地まで再延長済み)、中央線も清涼里から堤川まで完全新線による複線電化が進んでいるはずが、単線とカテゴライズされたまま……。そして、ロテム製のあれやこれやの新型車両の類いは基本的にガン無視! (そういえば他の国の車両画像においても、中国製車両は割と登場する反面、ウリナラロテム製は台湾EMU500、フィリピンDMU、トルコ国鉄の新型電車を除けば、管見の限りほとんど見かけない・・・)
 というわけで勝手な暴論で総括しますと、海外鉄道に関与する日本の諸々のセクターにおいて、韓国という存在自体がどうでも良くなりつつあるということなのかも知れません。これもまた世の流れ、花の色は移りにけりな、ということなのかも知れませんが、とりわけ韓国から、日韓鉄道協力の象徴であったはずの首都圏電鉄抵抗制御車(KORAIL・ソウルメトロ)が、「廃車25年ルール」に従ってついに風前の灯火となっていることが伝わってくるにつけ、抵抗制御車の消滅とともに、日韓鉄道関係そのものも個別の部品の供給やライセンス生産を除けば、完全に一つの時代が終わるのだろうなぁ~と愚考した次第です。
 日本によって京仁・京釜・京義線をはじめとする主要路線が建設され、朝鮮総督府(一部は地方民鉄)によって運営されていた1945年まで、いや強いて言えば、1965年の日韓基本条約締結による経済協力開始=鉄道全面改良開始まで、朝鮮戦争による破壊を経ながらも、戦前日本の置き土産を基本的に使っていたという点で、約65年間を一つの時代と形容しうるでしょう。1965年からは、首都圏電鉄については日本の莫大な援助を皮切りに、いっぽう鉄道公社は米仏などから罐を購入しつつ、依然としてある意味において鮮鉄・日本的雰囲気を濃厚に漂わせながら、KTXなど最初御フランスに頼りつつ独自のものを目指そうとした時代ということになりましょうか。以来2015年まで半世紀。

 というわけで、これからの半世紀、いや千年、半万年の歴史は、鉄道における「倭色」を徹底的に剪除して「セーゲイルドゥン・クンミンチョルド(世界一等・国民鉄道)」の崇高な理想を追求する新時代ということになりましょうか。まぁご自由にやって頂きたいのですが、それとは別に首都圏電鉄やムグンファなどに「ダークグリーン+黄色細帯」や「腰ダークグリーン・窓から上ブルー・白細帯」が塗られる「主体的な新時代」も悪くないなぁ~と思うのは私だけではないでしょう (個人的にはもう、いくら日本が誠意を尽くして発展に協力してもどうせ理解頂けない国であれば、同じ半島に二つも要らず、南の一部親北人民も熱望している通り、金正恩同務が領導なさいます先軍朝鮮主導の祖国統一でも別に構わない、と思っているのです。日本は歴史的反省を踏まえ、朝鮮半島人民の自主統一を願う心情を理解して一切干渉せず、統一朝鮮と是々非々でやり合い、対馬海峡の守りを固めるだけでしょうから。爆)。英雄的朝鮮人民の怒りのうねりが南朝鮮傀儡と米帝に鉄槌を下し、革命ソウルの香り高き花が咲くあかつきには、先軍朝鮮的精神によって一色化されてゆく鉄道風景への熱烈な讃美を示すべく「現地指導」させて頂きたいと思います (すげぇ他人事……爆)。

 とまぁこんな感じでモヤモヤした気分の赴くままに、未アップだった首都圏電鉄1000系の画像をHDから漁ってみました。タマ数が少ない後期車(2枚目の画像)、結局一回しか撮ったことない……。

ソウルメトロ2号線の旧2000系を偲ぶ

2015-06-22 00:00:00 | 韓国の鉄道


 本日は日韓国交正常化から50周年とのこと。個人的にはかの国の日本への対応をめぐる様々な問題点について極めて批判的ではありながらも、基本的にはまぁフツーに海外を旅行できるスキルがある人間にとってはそれなりに楽しめる国ですし、あのケンチャナヨな雰囲気も予め分かったうえで訪れれば悪くないと思いますので、こういう現状については残念に思うばかりです。相手国の状況をよく知っている人間同士の関係は、互いのツボを心得ているので悪くないはずですが、いろいろな要因が加わってこうなってしまうわけで……。
 ただ、いま率先して韓国を訪れたいとは思わないのも事実。まぁ単純にタダ旅行 (=出張) の予定が入らないだけですが、何と言ってもナゾの流行病の問題がありますし、鉄道趣味的にみてもロテム臭くない (=日本的な雰囲気がとても親しみやすい) 車両が加速度的に引退してしまったという問題もあります。韓国都市鉄道研究の大御所の一人でおられ、いつもお世話になっております西船Junction様が、最近ソウルを訪問されつつも平壌に一層ぞっこんでおられるご様子なのも、車両面でのマニアックな面白みが段違いということがあるのでしょうか……(スミマセン ^^;)。私も今や、同じコリアンな場所ならソウルよりも平壌を訪れてみたいと熱望しておりますが、金の準備は余裕で問題なくとも諸事情でそれが叶わないことこそ哀しけれ。



 それはさておき、そんな半世紀の節目は結局のところ誰も祝わない、あるいは当面建前で祝うのみ……という状況かと思われますが、個人的には長年お世話になっている韓国人の知人もおりますし、とにかく「ケンチャナヨだけど (ケンチャナヨだから?) 楽しい」鉄道シーンには悪い印象は持っておりませんので、ソウルで撮ったきり未公開だった決めカットをHDの中からゴソゴソと漁って、ソウル訪問時の記憶をこっそりとヌル~く温めたいところです。そこでアップしますのはソウルメトロ旧2000系!
 ソウル市内を大きくグルッと一周して最混雑の大動脈となって久しいソウルメトロ2号線は、1980年代初頭に日本の技術援助で完成した路線であり、その電車は自ずと日本風のデザインでしたので、乗っても撮っても簡単に感情移入しやすい路線でした。しかし、これらのカットを撮影した2007年の時点では、「新造後25周年で廃車」というルールに加え、大邱地下鉄火災の影響もあって初期車から急激に廃車が進んでおり、相鉄6000系の車内を思わせるような暗いグリーン系の車内の車両は続々廃車中、もう少々使う予定の車両は不燃化改造が急速に進行中でした。
 しかし今や、三菱製電機子チョッパの編成 (上) にしても、GEC製電機子チョッパの編成 (下。前者との違いはクーラー形状やパンタ位置の違いから一目瞭然) にしても、この手の古い二段窓の編成は全車廃車となっている頃でしょう……。あるいはそもそも、ホームドア化が完全に進んだ結果、こんな感じで撮り鉄することも難しくなっていると思われるわけで、なおさら趣味で訪れる価値が減ってしまいました。上段窓が内側に開くGECチョッパ後期車は、ラッシュアワー用として細々と残り (車齢が新しい中間車をかき集めて両端を先頭化したバージョン)、来年までに全廃となるそうですが、その前にソウルを訪れる機会が果たしてあるのだろうか……? まぁもし訪れたところで、膨大な運用数の中から引き当てるのは至難の業ということで (汗)。
 いっぽう、ソウルメトロ旧2000系といえば……ベトナムのハロン・エクスプレスですよ旦那! しかし、ザーラム工場の片隅でどんどん草木がからまりつつあるか、既に解体されたかのいずれかでしょうなぁ……。ハロン線の満鉄客車には何時までも残って欲しいものですが、関係が悪化したC国から新たな車両を購入するのでなければ、運用を失って久しいこの車両を再び一般用に改造して投入……とゆーことはないか (^^;
 模型は……まず出ないよなぁ~。韓国で鉄道趣味が一層興隆するまでは (-_-

『韓国鉄道時刻表』発刊記念・客レ画像

2014-12-10 01:20:00 | 韓国の鉄道


 今年の夏に同人誌として発刊された『中国鉄道時刻表』は、ここ数年来激変を続ける中国国鉄における旅客列車運行の全体像を「日式」という革命的 (?) ツールで明快に示し、一時はアマゾンの中国関連書籍売り上げのトップクラスを維持するという快挙となりました。そして去る11月には、姉妹編(あるいは宗主国と属国の関係というべきか。笑)の同人誌として『韓国鉄道時刻表』が刊行されました。
 そもそも韓国という国はミョーなところで良く言えば合理的、悪く言えば趣味性やロマン度が弱い国であり(これもまた、人間の遊びゴコロや妄想を激しく憎む朱子学原理主義カルチャーの成せるワザか?)、その極限形態はレシートのような切符への統一や、それに先立つ国産自動改札機の大失敗による長距離列車改札口廃止など、まぁいろいろあるわけですが、とりわけKORAILの子会社である韓国鉄道文化社から刊行されていた紙の時刻表が2~3年前に廃刊されたのもまた、そんなウリナラを象徴する出来事であったと存じます。「ウリナラの鉄道体系はソウル一極集中で分かりやすいので時刻表なんか不要イムニダ!」「誰もがネットを見るので、紙の時刻表などという時代遅れの媒体はIT宗主国には不要にテッスムニダ!」という建前はあるのでしょうが、正確なところはそもそも鉄道趣味・文化そのものが薄いこと(関係者は無くしたくなかったに違いない・・・)、そして何よりも高速バスが発達しすぎ、紙の時刻表において非常に大きな部分を占めていたバス時刻の部分を全く見なくても、全国津々浦々とソウルのあいだで超!頻繁運転の高速バスに即座に乗れてしまうというところが大きいのかも知れません……。



 しかしそんなことでは、この国で鉄道旅行をしてみようと僅かでも好奇心を抱いたことのある人間にとって困った話。列車の本数がそもそも少ないか、あるいはPDF等でダウンロード出来れば(台湾・ベトナム・タイなど)まだしも……。そこでこの「復活」時刻表では、駅名について漢字・カタカナ読み・ハングルを対照させつつ、日本の鉄ヲタにとって分かりやすい誌面を目指したということで、これもまた日本における鉄道趣味の底力を示した業績ではないかと思います。本来なら、数年前にようやくウリナラで現れた鉄道雑誌『RAILERS』の版元あたりが発行しても良いはずではないか……と。
 何はともあれ、分厚くボリュームたっぷりな『中国鉄道時刻表』と比べますと、この薄さで500円か……というのはありますが(でも日式台湾時刻表と比べれば、ほぼ同じボリュームで御値段半分)、ウリナラに出掛ける日本人が激減し需要が余り見込めなさそうな中、このような同人誌が出たこと自体がひとつの挑戦にして、鉄道交流史上の一里塚となるのかも知れません。
 個人的には、既に首都圏電鉄の抵抗制御車が風前の灯火の段階に入り、名車PPセマウルは既に無く、中央線などで線形改良が進んで味わい深き旧線が失われ、そもそも観光地も一度行けば「ごちそうさん」状態であり(無味乾燥な儒学がらみの古蹟を訪ねてもソッコーで飽きる。景色の良いところはパンチパーマのド派手オバチャンがどんちゃん騒ぎ……)、出張でも入るのでなければ、個人的にはあくまで資料として手許にとどめるのみかな、と (汗)。とりあえず、パラパラめくっていて、以下の点が眼を惹いたことを記しておきます。
* 京釜線全線走破するムグンファが依然として30~90分間隔で運行されており、KTXに負けるな万歳!
* 中央・嶺東線のムグンファ、新線建設で駅が減り面白みも多少損なわれたものの、一部セマウル格下げ特室つきであるなど、伝統的長距離列車の雰囲気を残しており万歳!
* 鈍行列車ピドゥルギの伝統を引き継いだ、中央線清涼里~釜田、慶全線釜田~木浦直通の鈍行的ムグンファが現存しているのは、ただ単純に極めて喜ばしい!
* 湖南線と全羅線の旅客扱い駅激減にショック!
* 長項線の特室つきセマウル客車列車万歳!
* 東海南部線にいつの間にかRDCムグンファが増加。
* 京元線の朝夕75分間隔・日中2時間間隔に萎え……。安すぎる運賃と少なすぎる人口密度ゆえ、やむを得ない?
* 京義線のムン山から先はDMZ観光列車が1日1往復するのみとなり、臨津江までの区間運転が全て跡形もなく吹き飛んでおり苦笑。
* 駅名の読み方として、下りにカタカナ、上りにハングルが示され、カタカナ読みはきちんとリエーゾンが再現されているのはグッド(例:中央線の神林→シンリムではなくシルリム)。しかし、ソウル首都圏路線図のうち、盆唐線の新規開業区間にあるソウルスプのように、「ソウルの森」と訳しすぎてしまうのはどうか?(それとも公式に日本語でそう書くことになっているのでしょうか。英語でforestになってるし、まいっか。日本人で降りるヤツはほとんど皆無でしょうし ^^;)。

京義線風雲・直通列車が走る日は来るか?

2013-04-11 00:00:00 | 韓国の鉄道


 最近、北の青二才の遠吠えが激しい……。それは、従来梃子でも動かなかった花旗国に対して「俺のことを認めろよ!」と迫り、コメとカネとメンツをせびるという新手のスーパー瀬戸際作戦とみることも出来るでしょう (来る15日は奴の爺さん=パルチザン伝説を捏造してのさばった逆賊○ルソンが生まれてから101周年ですし、それまでに眼に見える成果を出したいのでしょう)。しかし、そんな無茶苦茶をいったん認めてしまえば、世間知らずの青二才は味を占めて何度でもエスカレートするのは目に見えていますし、他の国にも真似をする独裁者がワンサカと現れて、国際社会はいずれ無法地帯と化すに決まっています。したがって花旗国や本朝にとって、肥満な青二才の遠吠えを認めるなど、ヤツが一発やらかしたことによって起こりうる惨劇とは比べものにならないほど自殺行為でしかないはず。
 では、今まで北の三代の後ろ楯になっていた赤い異朝は、我が侭な肥満児の駄々を何時までも聞き入れ続けるのだろーか? これまで赤い異朝は、花旗国の大軍勢とアムノッカンの長い国境を接するなんて真っ平御免という思惑から、のらりくらりと「関係国の自制を望む」と空言を垂れながらも自らは何も努力せず、緩衝地帯として北の三代を甘やかし、同時にその結果として長年北の人民を生かさず殺さずの地獄絵図に放り込み続けたわけで、実は赤い異朝こそ諸悪の根源であることは疑いありません。ところが、赤い異朝の都からはこの期に及んで、こんな連中を養うことで国際的不名誉を蒙り続けるよりも、むしろ一旦流動化させたうえで花旗国とどこかで妥協を図る……という発想がまかり通りつつあるとか。



 したがって、赤い異朝にも見放された若造が、かつての真珠湾攻撃と同様に予告なき先制攻撃を始めて強行突破を図る……という可能性はありうると思わざるを得ません。最も良いのは、若造が結局何もせず、クーデタでチャウシェスクの運命をたどり、CM両国の妥協のもと新たな緩衝国が成立して改革開放政策が採用され、その結果ついに北の鉄道も乗り撮り放題となることでしょう。そのあかつきには、全世界の緑皮車狂な鉄ヲタは万歳三唱を叫ぶはず (笑)。
 しかしその前には、若造が吠えている通りに本朝を攻撃しないという保証は全くありません。自衛隊の森厳たるミサイル防衛網がしっかり対応することを祈りますが、相州の花旗軍基地が本当に攻撃されるとすれば (既に花旗軍機の動きは連日極めて活発でハンパない騒音です)、精度の悪さで思わぬところに着弾するかも知れません。その結果、基地からそう遠くない所に住む私のブログが更新されなくなるという可能性もゼロではないわけで、その場合に備えて「?分の1の確率で、皆様さようなら」と予め申し上げておきます (滝汗)。
 とはいえ、もし若造が本当に御乱心あそばせば、コンファグクのミンジュ・スドは迅速に制圧されるわけで、その後は間違いなく京義線に南北直通列車が走るようになり、釜山と北京を結ぶ往年の急行「大陸」に相当する列車が設定されることでしょう。南北が統一されたらもっと鬱陶しい国が出来るって?……でも元々両国とも鬱陶しいわけですから、1個減るのは良いではありませんか。本朝は本朝のことを、そして本朝に好意的な友好国のことを考えれば良いのです。そして、国際関係絵図がどうなろうと、少なくとも北が存在することで妨げられていた列車の往来は回復されるでしょう。乗れる列車には乗るということで……嗚呼楽しみ♪ (笑)。
 あ、でもそういえば、北がらみの有事で余りにも破壊が過ぎるとそれ自体悲劇ですし、貴重すぎるボロ車両ならびに、時間が数十年前で止まったかのような終わってる風景 (→それ自体が観光資源!) も大ダメージを蒙るはずですので、その際はなるべく迅速に事が成ることを祈るばかりです。というわけで、南側民間人統制線のギリギリにある臨津江駅にて撮影したPPセマウル及びCDCの画像をアップすることで、北の三代の支配が崩壊したあとの鉄道地図を夢想したいと存じます。
 しっかしまぁ、「イムジン河」なんつー歌は、北から南へ自由の使者の鳥が飛ぶなんて、全く以て自らを欺き人を欺くとしか言い様のないものですな……。誰が祖国を分けてしまったって? サヴィエツキー・サユーズや赤い異朝然り、所謂イルチェ・シデを通じて全くバラバラだったドンニプ・ウンドン (さらに遡ればイ朝やテーハン・チェグクの超保守による近代化と体制変革の失敗) 然りではありませんか。


この巨大なコンクリート塊が本当に爆破されるかも知れない……?!
(北の戦車南進が判明次第爆破され、1ヵ所で数時間遅らせることが可とか)



坡州の路線バスの物騒すぎる路線図。京義線ムン山[ムン=さんずい+文]駅周辺はさておき……統一大橋(ムン山から8つ目の停留所)からは間違いなく一般民間人乗車禁止。JSAとは (南北) 共同警備区域のこと。当面の終点は「滅共館」。すげーバス停名……つーか早くその滅共を (以下略)。



当面の京義線列車の終点・都羅山駅駅舎に掲げられた、南北直通列車の夜明けの図。本当に38度線の非武装地帯が要らなくなればそれに越したことはないですが、果たして本当に実現するのだろうか??



金大中大統領の太陽政策のもとで描かれたイラストなのでしょうが (何つーメチャクチャなパース……)、将来直通してくる緑皮車の国章はもう中華人民共和国やモンゴル国のそれで十分ですわ……。2007年に撮った当時は、チョソンミンジュジュイインミンコンファグクの国章を首爾漢城でも見られるものとワクワクしたのですが (遠い目)。

なお、KORAILのHPを見たわけではないので詳しくは分かりませんが、現在都羅山行きは、もし走っているとしても臨津江から先は民間人乗車禁止の可能性が大でしょうか? (通常時でも必ず臨津江駅で下車&手続き→1時間後の列車に乗車。パスポート要持参)

韓国PPセマウル・静かなる引退

2013-01-10 00:00:00 | 韓国の鉄道


 新しい車両が登場するごとに古き良き車両が去って行くのは、日本に限らない世の流れですが、新年に入ってネット散歩するにつけ、韓国のプッシュプル方式によるセマウル号の運用が消滅したという報せには、さすがに「一つの時代が終わったか……」という思いを禁じ得ません。PPセマウルといえば、経済発展に民主化……というかたちで急速に韓国のイメージが良くなって行った1980年代末における躍進の象徴であり、その俊足と極めて快適な乗り心地、そして大幹線である京釜線で頻繁に運行される姿は、韓国で鉄道旅行をする際の非常に大きな楽しみの一つであったと表現しても過言ではないでしょう! しかし、朴新大統領が就任する直前のタイミングで、彼女の父親が始めた一大政治運動の名を冠したセマウル号 (セマウル=新しいムラ or コミュニティ) の一つの時代が終焉したことは、単なる偶然を超えた感慨深いものを感じます。そして、引退にあたり特別な式典や装飾は一切なく、ごく少数のファンが見送ったということらしく……ここらへんはさすが鉄道趣味小国らしいですが、一時代を築いた名車の最後にしては寂しいですね (-_-)。



 まぁ、韓国鉄道公社=KORAILの内規に従えば、あらゆる鉄道車両は25年で廃車になることが定められているわけで、実際問題として韓国製の車両はさっさと壊れやすく、メーカーのアフターケアもおざなりという致命的な状況がありますので、80年代末~90年代前半に製造された車両、とくに先頭の動力車が限界に達していたことは容易に想像できます (とゆーか、台湾といいインドネシアといいフィリピンといい、韓国製車両はどれも安物買いの銭失いという運命。笑)。そこで今回は、ガタが来た先頭動力車を全て廃車に追いやり、状態の良い中間車は引き続き罐に引かせて客車セマウル号として、あるいはムグンファ特室として運用するようですが、いずれは素晴らしい座り心地を誇るセマウル客車も完全に離脱……。
 うーむ、韓国の鉄道も車種やデザインという面において加速度的につまらなくなりつつあるような……。これでつまらんロテム製車両ばかりが闊歩するようになり、しかも後先考えずC国に尻尾を振って日本に喧嘩を売るような言動ばかりが目立つようになれば、こんな国に遊びに行く意味があるのだろうか??と思う次第。個人的には所謂韓流なるものや、その延長でもてはやされている首爾漢城 (爆) のお洒落スポット・ボッタクリ市場の類には何~んにも興味はなく、シブい列車やありきたりな路線バスに乗って、フツーのケンチャナヨな雰囲気の街並みを訪ね歩くのを韓国訪問時の楽しみとするものですが、その肝心の鉄道車両がつまらなければどうしようもないではないか……と。1号線界隈の抵抗制御車やムグンファの古い客車のみならず、おフランス罐もいつまで残るか分かりませんし、いずれはVVVFの5000系 (最近の改番による新形式名は知らん ^^;) にフィーバーしなければならない時代が来るのだろうかと思わなくもありません (-_-)。
 そして……いつまで経っても都羅山から先、北朝鮮への定期列車の運行が実現しませんなぁ……。土砂降りの都羅山駅で、ごく短い期間のみ設定されていたソウル~都羅山直通セマウルを撮影しておいたのも、今となっては非常に貴重ですが、約5年半前の撮影時点では、遅かれ早かれセマウルが平壌に直通する可能性もあるのか??と思っていましたので、やはり将軍様の国は一筋縄では行きません。