新古今和歌集の部屋

筆道稽古早学問 瀟湘八景 洞庭秋月 蔵書



 洞庭秋月
 
 
西 風 剪 出 暮 天 霞
 
 
萬 頃 煙 波 浴 桂 花



漁 翁 不 知 羈 客 恨
 
 
直 吹 寒 影 過 蘆 花
 
 
秋にすむ水すさまじく
 


さよ ふけて月 をひた せば
 
 
おきつ しらなみ
 
 
 
洞庭秋月
        玉澗
西風剪出暮天霞 西風剪り出す暮天の霞、
萬頃煙波浴桂花 万頃煙波桂花を浴す。
漁笛(翁)不知羈客恨 漁笛は羈客の恨みを知らず、
直吹寒影過蘆花 直に寒影を吹いて芦花を過ぐ。
 
 
         冷泉為相
秋に澄む水凄まじく小夜更けて月を浸せる沖津しら浪
 
 
 
 
 

コメント一覧

jikan314
@3948thankyoufoureight 江戸時代の書道の手本です。
もしかすると師匠が、手本を見て書き、子供達に配って手本としたかも。
漢和辞典も字引として、後にあります。
1週間程前にアップした書誌には一部載せておりますので、ご覧頂ければ幸いです。
3948thankyoufoureight
筆道稽古早学門 と言うお手本があるんですか? by shanxi.
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