スペア癖

私は自分がとても気に入った物をスペアでもう一個持つと言う
癖があります。
左側のコンデジリコーＲ１０はもうボロボロで今となっては性
能も古さを隠せませんが、とてもお気に入りでもう一個、色違
いですが新品があったりするのです。

あまりに高い物だとそうも行きませんが、そこそこの値段で気
に入ったものがあると値段の下落を狙ってゲットしておきます。
他にも廃盤になったラジオの新品が４個もあったり、色々です。

今はフジフイルムのコンデジＸＱ１とリコーのコンデジＧＲＤ
Ⅳを狙っていますがフジはまだ現行機種だしＧＲ４は妙に高値
がついてしまってなかなか買えません・・・と言うかお金があ
りません。

買って使うつもりだったＭＤウォークマンのＭＺ－ＲＨ１と言
うのがありますが、買ったときは安かったのに今では３倍くら
いの値段に跳ね上がってしまってスペアどころかそれ自身使う
に使えないようなのもありましたね。

しかしなぜか凄いから何でもかんでもスペアが欲しくなるわけ
でもないのです。
右側に写っている赤いコンデジ、ニコンのＳ８０というのは、
これといって何が凄いというわけでもないのですが、なぜかス
ペアにもう一台欲しくなったのです。

何か気に入ったところがあるのでしょうが、当のスペアじゃな
い方もそんなに使わないのだから分りません。
ただ気に入っているのは確かなんですけどねぇ・・・。

ペンタックス MX-1 最後

アクセス解析を見ているとダントツに多いのがこのＭＸ－１の
記事で、皆様そ～～～～～んなにこれが気になるのでしょうか。

結論、今だったら安いところなら三万円切るところもあるのだ
から「そんなに気になるなら買えば？」と言う感じですな。

真鍮がどうのなんて関係なく、よく写るし使い勝手もよいカメ
ラです。
このブログに載っているブツ撮り写真はほとんどＭＸ－１で撮
ってます。
今回はご本人が登場なのでフジのＪＺ７００で撮っていますが。

大きさもいわゆる一般的なコンデジよりは大きいけれど、扱う
には丁度良い大きさだし、写りも全く問題がないですよ。　
売れてないから早くしないとデイスコンになりますよ。

位置的には一眼レフのＫシリーズがあってその下がＱシリーズ
でその下くらいです。
Ｑ（初代から）がかなりＫシリーズに肉薄しているのでその下
になりますがとても良いカメラです。
小さくて画質もっとよいのが欲しければ迷わずフジのＸＱ１を
お薦めしますが。
あれも三万チョイですから。

ともあれそんなに興味が有って気になるなら「買えよ」としか
言えません。
買ってそんする事はないカメラです。

AX700

スタンダードがヤエスと一緒になるはるか前の受信機です。
大きなバンドスコープやその感度などで結構人気がありました。
が、この手のレシーバーに不可欠なスキャンのそのスピードが
遅く、そこが難点でした。

私のこの固体はクロックアップ改造して、今のレシーバーには
及びませんが、そこそこストレス無くスキャン出来ています。

枕元で聴くＶ／Ｕ用のレシーバーとして引っ張り出されてきて
また日の目を見ることになりました。
ＨＦはＣＲ－１があるのでそちらで聴きますが、同時にＶ／Ｕ
も聴きたい時があるのです。

昔乗っていたＥ２４キャラバンコーチのダッシュをくりぬいて
これを積んでいたのだからもう二十年くらいになるのかな？

今出来の最新鋭にはかなうはずもありませんが、十分役に立っ
てくれています。
と言うか、Ｖ／Ｕの受信用のアンテナを何とかしなければいか
んのです。
あまりにも耳が悪い。
しかしＶ／ＵＨＦなんて家から電波出さないので聴くだけに数
万のアンテナをと言うのもちょっと考え物なので当分このまま
ですか。

後半分

家の奥方の経歴は悲運だ。
好きでもない人と結婚を取りまとめられ、姑との折り合いのつ
かぬままがむしゃらに働き、３人の女の子と１人の男の子を生
んだ。
末っ子の男の子を生んでから産後のひだちが悪く鬱病になった
娘たちの大学の費用も自動車も、みんなローンを押し付けられ
そのまま病状が酷い時を見計らって捨てられた。

要するにお金と後とり製造機でそれが済んだら用無しだったの
である。
酷いはなしである。

今、奥方はその（何で自分がやるのか分らない、普通は旦那が
やる）借金の整理のために自己破産手続き中である。
障害者年金しか収入が無いので払いきれるわけが無く、利子が
利子を生み元金より高くなってしまうのだ。
私も若い頃仕事の都合で破産した事があるが、実に面倒くさい
山のような資料となる書類を提出して四百万円以上の借金を四
十万の免責で整理した。

今はそれほど難しくないようだし、使い道が学資ローンとはっ
きり分りやすいのでそれほど大変そうではないけれど、しかる
べき書類は書きこまなくれはいけないので悪戦苦闘中である。
でもこの山を越えてしまえば後は楽になるのだから、やるしか
ないのである。

名古屋に来てから一年半になるけれど、五十年間田舎の山猿だ
った奥方はいまだに中々街の暮らしに完全にはなじめないよう
だ。
それはそうだろう、私は完全な「都会っ子」でマンションに住
んでいたけれど最初の結婚を機に平屋の「地面から６０センチ
」の家に引っ越した。
鉄筋コンクリート住いが嫌だったのである。
それと同じだろう、しかし人生の半分を人の倍以上働いてきた
のだから、後半分は専業主婦でノンビリしたっていいじゃない
か。
私の稼ぎが少ないのが問題だがそうしてやりたいと思っている
のだ。
まだ「自分が働かねば」と言う気持ちが抜けないようだけれど
何年かしたら慣れるだろう。
街の暮らしは窮屈かもしれないけれど、ノンビリ暮らす事は出
来るから。

債務整理が終わったら何かうまい物でもおごってやらなきゃな
るまい。
奥方は今必死に戦っているのだから。