太陽光発電ノイズ対策完了

　近所の家で設置した太陽光発電装置から28MHz帯へのノイズが発生していましたが、先日メーカーによる対策が行われ、まったく気にならないレベルまでノイズが抑えられました。

　インバーターからのノイズですので、ノイズフィルターを挿入し、太陽光パネルとインバーターを接続している配線を鋼管に通し、アースを取る工事をしたようです。他人の家ですので工事を見学することはできませんでした。

　当該宅とは100ｍくらい離れているので、対策によりレベルがかなり落ちて効果があったことになります。メーカーでは同様の対策を結構な数行っているような話でした。隣の家の場合は、完全に止めることはできず、残ってしまうそうです。自宅の場合は、もっと深刻だそうです。新築の場合は、有効なアースを確保することで対策ができるみたいです。

　これから、太陽光発電を設置する家が増えるでしょうから、ノイズレベルと設置基準について法の整備をしてもらわないと無線ができなくなってしまう危険性があります。今回は、総通による調査をしていただき、当該宅の理解が得られたのと、メーカーがきちんとしていたので助かりましたが、法律での規制がないため、総通は調査までです。ネットの書き込みを見ていると、メーカーによっては対応に誠意がない（技術力がない）ところもあるようです。