OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。

●FT8の「バンドオープン」は長い。

2023年01月16日 | アマチュア無線<FT8>

【写真:21MHz帯・各モードでDXのオープンと、相対出力】
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◆FT8/FT4等のDigitalモードは『速い』とか『感度がいい』程度?。
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S/Nを『3dB』アップさせるには『約2倍』の出力が必要ですね。

 

各モードの『閾(しきい)値』を示し、

そこから『ざっくり計算』した『S/N』と『実出力』の表が上記です。

 

Digitalモードのことを『速い』『感度がいい』程度に思っている方が多いですね。

 

しかし、その程度の話しでは済まないなぁ・・・と、

約3年間の運用を通じて『実感』しています。

 

・CW・50Wで『なんとか交信できる』場合

・FT8なら、0.5Wで『なんとか交信できる』のと、ほぼ等しいのです。

 

この計算を立て、7MHz・国内なら『1Wもあれば十分だろう』と。

▲7MHz・FT8・5W運用時でも、こんな感じです。

 

・FT8・0.5Wで『なんとか交信できる』のが、

・SSBだと『計算上は、500W以上必要』な場合があるのです。

 

ということは『200Wだと、何かしゃべっているのはわかる』程度。

 

21MHz帯で、DX『入感』の具合をモニターしていますと、

私の設備では、SSBでは『ノーメリット(入感なし)』でした。

また、CWも『何か、EUからの信号のようだな』はわかったのですが、

QSBのアップダウンもあって『きちんと了解できない』ことが多かったです。

 

ところが、FT8やFT4だと『DXがバンバン入感』しています。

 

既交信局も増えたので、

当方からの電波は、EU、SA、AFに『届いている』ものの、

なかなか応答はもらえませんが、

電波自体は『飛んでいる』のがわかりました。

▲21MHz帯・FT8・50W運用時(16時~17時のグレイ・タイム)の伝播。

 

単なる『流行り』で、FT8をやっているのではありません。

 

・FT8は『6時間程度』DXがオープンしている

・FT4は、FT8の約半分の『3時間程度』DXがオープンしている

・CWは、よほど強い局なら、15分程度のDXオープンを感じ

・SSBは、さすがにノーメリットだった・・・

 

要は『オープン時間が長い』ため『DX局』も『FT8に集中する』のがわかります。

 

よくDigitalモードは『交信が物足りない』とか言われます。

確かに、レポート交換のみで交信を成立させますから、

交信の『中身(コンテンツ)』は、ほとんどありません。

CWerやSSBerが『物足らない』という気持ちはよくわかります。

とはいえ『聞こえないことには交信すらできないでしょう』と思います。

 

夏場のEs頼みで『せいぜい国内DXか、近隣諸国がやっと』という局に、

FT8を奨めてみたところ『EUやらNA、SA、AFから呼ばれる!』と、

まるで『世界観が変わった』ように喜ばれたのを思い出します。

 

確かに、DXCCも夢物語ではないですね。

 

CWerやSSBerが言いたいことも、理解しているつもりです。

彼らは、確実に交信できる環境下が前提で『モノ』を言っています。

しかし、CWやSSBでは『届かない』『聞こえない』、

例えば、冬場のEUなどが『FT8』では『6時間もオープンしている』のです。

▲1.8MHz帯のFT8。中波は『D層が消滅する夜間は常時オープン』している。

 

こうなると、交信はシンプルですが『目標』に変化が出てきますね。

 

DXやQSO自体の分母が増えれば、

必然的に『AWARD』が『身近』になってくるものです。

やはり『ロングラン』の『AWARD』も『目標に加えること』で、

長く、アマチュア無線を続けられる方が『多い』のも納得です。

 

コンテストは、珍局探しより『局数×マルチ=点数』の『短距離走』でしょう。

 

DXが身近に感じるFT8/FT4は『ロングラン』で『長距離走』といえましょう。

あたりまえですが『短距離走』と『長距離走』では、

日々のトレーニング法も異なってきます。

ましてや『かすかすの微弱信号』から『珍局探し』となれば、

和文電信のような『オオタサン コンバンハ シンゴウハ』みたいな、

のんびりした『指先ラグチュー』とは『概念が全く異なる』のです。

 

CWの『RST539』程度ならば、

FT8より『1交信当たりの所要時間は短くて済む』のは否めません。

 

しかし、コンテストとかではなく『通常交信』となれば、

空振りCQが続くのは、CWもSSBもFT8も『ダメなときは同じ』です。

ましてや『伝播がオープンしている』のも必須条件でしょう。

 

交信形態が『まったく異なってきた』と感じます。

 

今まで『アマチュア無線は「電気の遊び」』の面が強かったですが、

Digitalモードが加わり、そのウエイトが増えたため、

電気の遊びより『自然相手の遊び』+『文系の要素』も増えました。

 

AWARDをやるには『書類管理』のスキルも必須です。

 

・とにかく、DXのオープン時間が長い(ことが多い)

・CWの1/100の出力でも、DXと交信できる(ことがある)

・SSBではノーメリットでも、デジタルモードでは楽勝(なことも多い)

 

食わず嫌いは『ご損』だと思います。

サイクルピークに向けて、デジタルモードも、やってみませんか?。

私は『楽しい』と、思いますよ・・・。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


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※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
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●無線ごときで、おカネを散財しない。

2023年01月15日 | アマチュア無線<全般>

よく『趣味だから、おカネがかかるのは当たり前』とか耳にします。

 

それも一理あると思いますが、

かといって『散財』するのは、いただけません。

いざというときの、おカネも残しておきましょう。

 

・消費者金融でカネを借りてフィギュアスケートを見に行くオバチャン

・消費者金融でカネを借りてアマチュア無線の設備拡充するおっちゃん

 

どっちも、どっち、でんな・・・。

 

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●節約体質になるための7つのルール

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1.買う動機が「価格」なら、買わない


必要だから買うのであって、

『安くなっていたから買う』はNGです。

『価格』が動機だと、

必要のないものを買ってしまいがちです。

 

2.節約のハードルを上げすぎない


例えば、ダイエットで『短期間に10㎏減量!』の目標を立てても、

すぐに挫折してしまいます。

節約も同じで、無理難題を課してしまうと長続きしません。

継続してこそ意味があります。

 

3.『あったら便利』は『なくても大丈夫!』です


迷うときは買わずに、

絶対に必要になったときに買えばいいのです。

ハンディ機の増設は『なくても大丈夫』な品が多く、

周囲に影響されて、勢いで買ってしまい『後悔』する人が多いですね。

 

4.『なんとなく』でお金を使わない


『これにこれだけのお金がかかるのは妥当かな?』を、

常に考えてから使う習慣を付けましょう。

アマチュア無線家にとって魔物が住むといわれる、

日本橋や秋葉原に『ひまつぶし』に行くのは控えた方が無難ですよ。

 

5.貯蓄は先取りで

 

『節約してお金が残ったら貯蓄しよう』では、お金は残りません

貯蓄分(額)をはじめに先取りし、

残ったお金をやり繰り節約)しましょう。

 

6.お金を使えない状態にする


貯蓄したいお金は、定額・定期預貯金や職場の財形貯蓄など、

手続きしないと引き出せない状態にすると確実に貯められます。

 

また、大事なのは『交友関係の絞り込み』です。

無防備でいたら『飲み会の誘い』が必ずやってきます。

毎月1回、会費5,000円の飲み会に参加していたら、

年間60,000円も散財してしまいます。

 

そんな浪費は、ゲインのあるアンテナに回した方が賢明ですよ。

あるいは、e-ラーニングで『A級2アマ』を取った方がいいカモ。

ま、2級取ったら『200W機』のカモになる、カモ。

 

7.費用対効果を考えて買う


例えば、無線機を購入するとき『1回あたりの交信コストはいくらか』、

あるいは『10年使うとして、1か月あたり、1週間あたり、1日あたりいくらか』と、

費用対効果を考えて購入を判断しましょう。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 

40年満期保険(ないない、そんな保険、ない)をコツコツ貯め、

その生存祝い金(要は掛け捨て部分を引いた貯蓄部分一部返戻金)で、

高額無線機を買ったとか、たまに聞きますがねぇ、

そんなに苦労してコツコツ貯めたおカネを『勢いで遣う』というのは、

賢い『大人買い』とはいえませんわぁ。(つまり、あほやん・・・)

どうせ転換契約で『契約者に小遣い』が渡るよう、

保険の募集人が鉛筆なめなめ作った、保険の設計書のカモになったのカモ。

保険の知識がない顧客は『〇〇生命さんに任せてあるので』が、

常とう句セキメ。

 

<保険って・・・>

・通常は、終身保険とか、15年満期とか、そんなもんです。

・満期前に『転換契約』とか称し『更新した際の保険料が上がる前』に、

 たいてい、保険のおばちゃんがやってきます

・毎年『契約内容確認』があり、転換契約のカモにされやすい、カモ。

・死亡保障も大事ですが『医療保険の充実』も考慮しましょう。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!

 

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●HFJ-350H、使い倒し『1.8、3.5MHz帯』。

2023年01月14日 | アマチュア無線<FT8>

コメットの『HFJ-350H』を『みくびってはいけない』です。

 

FT8限定ではありますが、1年間(主に冬場)

・1.8MHz帯:136局

・3.5MHz帯:453局(うちDX3局)

────────────────

★交信合計:589局★

 

JCCに関しては、

・1.8MHz帯:まもなくJCC-100

・3.5MHz帯:JCC-200クリア

 

AJDは、

・1.8MHz帯も3.5MHz帯も、完成。

 JARLからも発行済

 

TOY-ANTとされていますが、

FT8で『AVE:50W』でも、

国内限定と割り切れば『十分、遊べます』。

 

一見、ほとんどダミーロードだと揶揄されますが、

AJDやJCCの実績を見れば、やり方次第で『実用になる』のですね。

 

・FT8  Sent: +01  Rcvd: -08(1.8MHz帯)

・FT8  Sent: -12  Rcvd: -15(3.5MHz帯)

 

ANTの規模を考えれば、

極端に悪いレポートとは思えません。

 

▲1.8MHz帯の『飛びの様子』です。国内限定なら『十分』でしょ。

 

HFJ-350Hをお持ちの方、

見た目で『決めつけず』に、

せっかく買った『おもちゃ』ですから、

ぜひ、使い倒して、遊び倒しましょう!。


毎度おおきに。ほんじゃーね!

 

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●超小型ANT「HFJ-350M」で遊び倒す。

2023年01月13日 | アマチュア無線<FT8>

COMET社の『HFJ-350M』というアンテナをお持ちの方も多いと思います。IC-705がリリースされたとき、HFJ-350Mとカウンターポイズが『ワンセット』で『よく売れた』と聞きます。そのHFJ-350M、ちゃんと真剣に『使っていますか?』。

【写真:1.9MHzオプションコイル装着すれば『FT8・国内』はフルカバー】
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◆今度は『7MHz・QRP用』にチャレンジ。
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HFJ-350Mの取説で『7MHzでのロッドアンテナ長は960mm』とありました。

 

取説は『参考程度』です。

960mmで同調点を測定したら『6MHz台』にありました。

追い込んでいくと『860mm』で『7.041MHz』のVSWRが『ベタ落ち』に。

▲錆びだらけの物置小屋ですが(笑)、きちんとRF-GNDは効いていました。

 物置小屋2棟に『ボンディング』を施し『容積10立米』と見立てています。

 

取説では『電線でカウンターポイズを付加する前提』で書かれています。

私の設備は、物置小屋2棟全体がRF-GNDに『見立てている』ので、

取説の寸法は『まったくアテにならない』のです(目安くらいですね)。

▲AVE50Wで『どれだけ飛ぶか』やってみたら、きちんと国内フルカバーです。

 

さて、ロッドアンテナ長が『860mm』になると、

短縮コイルを含めても『全長は1,035mm』ほど、です。

▲これで『7MHz』を運用します。いかにも『飛ばなさそう』ですね。

 

RIG(IC-7100)のRF-POWERを『0%』に落とします。

0%でも『RIGからは、0.5~1W程度』は出ますので、

超短縮アンテナは『アッテネーター代わり』と見立てました(笑)。

▲200Wレンジで『電波が通過している』のがわかる。手振れはご容赦ください。
私は、正確な測定より『通過』が見えればいいと割り切っています。

▲RF-POWERも『ベタ落ち』、VSWRも『ベタ落ち』(笑)。

 

・0%で1Wと仮定して

・アンテナ長が1mほど

・フルサイズダイポールを『0dBd』と仮定

・10m必要なところに対し、短縮1mでやってみる

・たぶん『-10dBd』程度くらいとちゃうか・・・?

・意外と『Qが高い?』なら『-3dBd』としても『定格の50%』が放たれる(笑)

 

まぁ、テキトーに仮設を立てて『遊ぶ』のが、おもしろい分野ですね。

 

小電力をきちんと測定できる電力計など持っていないので、

あくまでも『仮定』や『仮説』に過ぎませんが、

実効輻射電力は『1W×-10dBd≒0.1W?』くらい、ちゃうかな・・・?

 

・実測値・・・測定器も持っていないし『実効輻射電力測定』は、寒いからテキトー

・定格の0%・・・ざっくり0.5W~1W程度は出ている(給電点測定)

 

いつも言っている『どこまでやって、どこで止めるか』ですわ。

 

既製品RIGでの『QRP運用』は、

どうやって『減力するか』くらいしか思いつきません(笑)。

 

とても非効率な?『HFJ-350H』を、

『アッテネーター付アンテナ』と見立てる。

浅学菲才なので、こんな程度しか遊べません、HIHI。

 

では、どの程度『飛ぶ』のかやってみました。

 

7.041MHz・国内向け『FT8』で『CQ JF3TBM PM74』を出しました。

 

・pskreporterで『どのくらい飛ぶのか見たい』ので『フツーのCQ』です。

・出力は、0%でANTはHFJ-350H(全長1m)です。

・早速『0エリア(信越)』から応答がありました。

・FT8  Sent: +04  Rcvd: -16(ログの記録より)

 

相互のレポートから『読み解いていく』と・・・。

 

・相手の信号(S/N)は+04dB

・当方の信号(S/N)は-16dB

・FT8の『閾(しきい)値』に、十分収まっている

・上(+04)、下(-16)で『上と下で20dB差』(ホンマかいな)

・相手が50Wとして、S/Nの20dB差→1/100のパワーでOK?

・50Wに対し、1/100のパワーなら、500mWまで下げられる?

デタラメと言われようが、自分が納得できる仮説と裏取りをする

・決して『たまたま偶然』と、やり過ごさないわかる範囲で必ず検証する

 

7.041MHzは『国内局』がたくさん出ていますネ。

 

・CQ JF3TBM PM74では『B4(緑表示)』だらけで、応答も遠慮され気味

・CQ JF3TBM/QRPだと『ブルー表示』され『1st』と勘違い?され、呼ばれる(笑)

 

もちろん『相手局のアンテナに助けてもらっている』のは否めません。

 

とはいえ『せっかく、1万円も払って買ったアンテナだし』、

やっぱり『使って、遊んで、ナンボ』です。

微弱電波でも交信できるFT8が『パワー競争』になっていますが、

かといって、他に追従する必要もありません。

 

QRPって辛気臭そう・・・。

 

はい、とても『辛気臭い遊び』だと思っています。

流行りの『カーボンロッド釣竿+ATU』も楽しいだろうなぁ、

とは思っています。

 

21MHz帯は、ファイバーポールに電線を沿わせた1/4λ・GPでやっています。

 

定格フルパワーでやれば、時間帯にもよりますが、

EU、SA、AFとも『割とラクに交信できる』のもFT8の魅力です。

▲1/10・17時頃(グレイの時間帯)の結果(21MHz帯・FT8)。

 

・DXは、フルサイズ&定格電力(今のところ・・・)

・7MHz・国内は、短縮アンテナ&ミニマムパワー(ほとんどATT状態のANT)

・共に『アンテナ・カップラーはスルー(不使用)』です

・アンテナ・カップラー等の付加装置通過時の減衰を避けたく、スルー。

 

辛気臭いQRPですが、なんで『こんな遊びをするのか』を述べておきましょう。

 

QRPは『非常に効率が芳しくない』のは『わかってやっている』のですね。

非効率ですが、7MHz・FT8の国内に関しては『JCC-600』くらいしか、

目標がない・・・。(QRP特記で全都道府県はやりました)

 

QRPで、のんびり・・・『一見、遠回り』です。

 

50Wでやろうが、0.5Wでやろうが『大して変わらん』のなら、

すぐに『マスが埋まるQRO』より『おぉ!QRPでできた!』方が楽しい。

さらに『時間はかかる=長く楽しめる』のです。

 

ハイパワー運用は、飽きが早いのを『たくさん見てきた』のです。

 

プロ野球選手のイチロー氏も『地道な練習』を欠かしませんでした。

彼が『近道』ばかり選んでいたら、

これまでのイチロー選手は『なかった』と感じますし、

ご本人も、インタビューで『遠回りが、本当は近道』とか言っていました。

彼が『何らかの目標に向けて、地道にやったことが近道だった』のです。

 

アマチュア無線は『遊び』です。

 

・資格が要る遊び

・カネのかかる遊び

・周囲の影響を受けやすい遊び

 

要は『自己管理』が必要な『大人の遊びだ』と実感しています。

 

性急に結果を出しても、誰も褒めてくれませんね(愛想では言われます)。

ならば、サイクルピークもボトムも、

長く楽しめるノーハウが『不可欠』じゃないでしょうか。

 

従来のような『電気の遊び(理数系)』ばかりではなく、

自然相手の遊びに気づくと、

いろいろ『やれること』が見えてきます。

 

・ハムログ等で、交信データベースを構築する

・今、どこまでできていて、どこが足りないのかを『可視化』する

・現状と理想(あるべき姿)のギャップをどう埋めるか

・ギャップ埋めのための『戦略』『作戦』『戦術』を考える

電気の遊び(理数系の遊び)に『文系の遊び』の要素を加える

 

冬場のハイバンドは『正直なところ、しんどい』面がありますね。

 

それでも、頻度は少ないものの、毎日『Esは発生する』のですし、

地道に『ワッチする』とか『RIGの負荷を減らしてCQを出す』とか、

いろいろ『研究』や『探求』の『材料』を揃えて、遊んでみましょう。

 

私は『今後は理系+文系の要素が不可欠』と思っています。

 

なので、きちんとした『エビデンス』や『グラウンド』は、

そっち方面が得意なOM諸氏に譲って、日々遊んでいます(笑)。

 

なんせ『自然相手の遊び』なのですから・・・。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


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●昭和の『いんぎん無礼』なQSO回想。

2023年01月12日 | アマチュア無線<全般>

【写真:6mでは、どんなQSOだったのかは、私はわからない】
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◆昭和52年(1977)当時、144MHz帯SSBの『定番QSO』。
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チャンネルチェーックぅ

・使ってまぁーっす、ご配慮くださーい!

・ちゃんねるちぇっくちゃな、アマチュア用語、あらへんぞー!(ヤジ)

 

・5925ごじゅうです!(←コンテスト時。オレは2アマだ、文句あっか!)

・5922テンワットです・・・(←コンテスト時。電話級ながら、Sが強い)

 ↑ 今でも不思議だが、50W機など見たことなく

  100Wのリニアがよく売れていた(東ハイやTONO・・・)。

 

・CQCQCQ(いちいちトークを放す。VOXか?)。

 2mでDX向け風CQは『いきり万太郎』扱い。

 

・CQ、CQ、CQぅ~、コーリングCQ、2m、シングルサーイドバンド

 This is(おいおい、国内やぞ)ジュリエイトぉ、フロリダ・・・

コーリングシーキューぅ、エーンド、スタンディングバイ、おーばぁ~!

 

こちらのコールはぁジャパナメリカナンバースリー・・・

・早速のお呼び出し、ありがとうございます

・早速のピックアップ、ありがとうございます(1局しか呼んでなくても

 

・レポートは、リーダビリティ・ファイブ、シグナルストレングス・ナイン

 ファーイブナイン、ごじゅうきゅうオーバー、

 プラス40デシベルオーバーで、大変強力に入感していまーっす

 

おらおらおらぁ~、メーン(メイン)で長話しすな、サブ行けボケぇ!(ヤジ)

 ※慣習的に『144.150MHzが呼出』のように使われていた時期もある。

  JARLのバンドプランではなく『慣習』。知らないうちにメインでなくなった。

 

・私のQRエーブル(QRA)は、

 おおさかのお、おおさかのお、たばーこのた、おおた、と申します。

漢字解釈では、太い田んぼと書きます、今後ともよろしくお願いします。

 

・ひとまず、マイクの方、お返ししまーっす、ジャパナメリカスリー・・・

らーじゃー

・おおたさん、FBなレポートありがとうございます

・こちらの方からも、ごじゅうきゅうのレポートをお返ししまーっす

・ひとまずマイク、お返ししまーっす、どぉぞぉ~(コロン)←アドニスのスタンドマイクのPTT-SW音

 

・こちらのQTヘンリー(QTH)は、

 大阪府下大東市、JCCふたごーふたふた、大東市です

 

月並みですが、RIGならびにアンテナのご紹介をしておきます

・使っておりますリグは、

 いのうえカンパニーアイシーふたまるふた(IC-202)、

3ワットはっぽーで、ほそぼそやっとります

・IC-202は『A』の付いてないBFな方です。オスカーはできないヤツです。

 

・アンテナは、地上高約12mハイの、はちぶんのご、にだんジーピー、

 こんなベイカーフランク(BF)なラインナップから、

 波をショボショボ、出しとります

 

・FBなシャックのご紹介、ありがとうございます。

 私の方は、トリオカンパニータンゴシアラー七〇〇シアラーを使っています。

 アンテナは、地上高20mのクランクアップタワーに、

 ルソーのテンエレメント、四パラ二段といったBFな・・・(自慢)

TET、タニグチエンジニアトレイダース製のクロスの10エレ八木スタックで、

 円偏波で、波、出しとります・・・(というのもいた。でもオスカーやってない)

 

・えーっと、前にQSO頂いていたと思います、ちょっと整理簿、見ますねぇ。

・あー、前回も去年の今日で、QSLカードもチェック入ってて、頂いとりますねぇ。

・(がさごそ)えー、FBなカードですねぇ、オノウエさんの特注ですかぁ

  ↑ おそらく『靴箱』にQSLカードを収め、コールサイン順に並べている・・・

 

・QSLカードは、いかがしましょうか、

 JARL、ダイレクト、ノーカード、いずれでも結構です。ご指定ください。

 ダイレクトですと、コールブック速報版、

 〇月号の〇ページに記載されております。折り返しになりますが、

 100%、お返事差し上げますので、首を長くしてお待ちください。

 

・年賀状代わり、暑中見舞い代わり、名刺代わりに一枚お送りします。

 ↑ なんで、いちいち『1枚』を強調すんのか、わからん・・・。

 

・QSLカードは、連盟経由、JARLビューローの件、りょーかいしました。

 BFなカードですが、東京見物1枚お送りしますので、ご笑納ください。

 

・本日は、FBなQSO、ありがとうございました。

 HFからこのバンドまで、他のバンドでも『よく』出ておりますので、

 聞こえておりましたら、よろしくお願いします。(たいてい2mオンリー)

 ↑ 聞こえとったら『何』を『よろしく』すんのか『主語』のない会話。

 

・こちらの方は『2mオンリー』で、ほそぼそやっとります。

 

・これをご縁に、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

・そろそろQRアンクル(QRU)気味になってきましたので、

 次回あたり、ファイナル、いかがでしょうか。

・本日はFBなQSOをありがとうございました。ジャパナメリカスリー・・・

ベリーベストセブンティスリーィ、さいなら~

 

なんてコトを言っとりやす(ます)

・りょーかい、JF三TBM自動車ぁ~、赤玉強制半固っすわぁ~

・はーい、こくいち(国道1号線)のっかりぃ~

・よっこらしょっとぉ~

・ほい、まも現(まもなく現着)っすわ

・ここやで、ここやで、ここやで~(SSBのゼロイン)

 


毎度おおきに。ほんじゃーね!


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