OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。

●1Wという出力を見直した。

2023年01月02日 | アマチュア無線<FT8>

【写真:国内向け7.041MHz・FT8は『1W』で堪能しています】
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◆1Wで60分、AJD完成しますよ。
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1Wで『60分AJD完成』が『日常化』しています。

 

これは『運用局が多い7.041MHz』という『条件』が後押ししていますが、

単に『JF3TBMはB4』で無視され、

むしろ『JF3TBM/QRP』は『未交信』という『相手方のPC上での表示』によるもの。

 

それだけの理由でCQを出しても『呼ばれる現象』が続いているだけの話しです。

 

とはいえ、『たった1W』という微弱な電波が全国に届くのだな、を実感。

 

・IC-7100のRF-PWRを『0%』に絞っても0.5W~1Wくらい出ている

・ANTは、物置小屋にマグネット基台を貼り付け、HF40CLというモビホ

・DP比で-6dBくらいと仮定(λ/4=10mに対し、2.2m長≒22%)

・RF-GNDがバッチリ効いているから、-3dB程度に収まっている?

・となれば、給電点電力が1Wとしても、0.5Wは放出されている、かな

 

ATT(アッテネーター)で減力しているわけでもなく、

きちんとRF-PWRを測る術を持っていないので、

私の書いていることは『たぶん、そんなもんだと思う』レベルです。

 

とはいえ、RIGのRF-PWRを『0%に絞っている』のだから・・・。

 

冬場は『日暮れが早い』ですね。

ということは、活動時間帯に『グレイの時間帯』が体感しやすいのです。

7MHz帯、日が暮れると『国内はスキップ』してしまい、

グレイの時間帯を狙って『集中的にCQを出し』ています。

 

当たり前ですが、北海道から日が暮れますね。

 

たった1Wとはいえ、

グレイの時間帯になると『8エリア』からの応答が急増します。

続いて『7エリア』からの応答も増えます。

1・2・3・4・5・9の各エリアは『日中の伝搬』で、

1Wでも、ほとんどが『交信可』の領域に入っています。

近畿地方が『どっぷり日が暮れる時間』になると、

九州(6エリア)の遠方からの応答があります。

 

たかが1W、されど1Wですね。

 

もう『1DAY-AJD』などは『日常茶飯』で珍しくありません。

私は『夜勤』なので『出勤前の60分』が『HFの運用』です。

よく『出勤前の慌ただしい時間に無線なんてできますねぇ』と聞かれます。

 

FT8は『ながら運用』です。

 

・食事、弁当づくり、コーヒーを淹れる、着替え、諸々の妻から頼まれた家事

・FT8のCQ送信時間は『60分間』に設定

・運用は、チラ見(笑)

・シャックは2F、家事は1Fが多く、1Fから『家屋内リモート運用』

・もちろん、運用中にトイレにも行きますし、風呂にも入ります(笑)

 

今年は『1Wで、全都道府県狙い』も楽しいな、とか思っています。

 

夜勤の仕事で『運転稼業』。

仕事前に『目が疲れては事故の元』です。

なので、普段は『PC画面はチラ見』にとどめているのです。

 

60分連続CQ・・・の前に、必ず応答がありますが。

 

連続送信したとて『RF-PWR設定が0%』なので、

ファイナルにかかる負荷も軽減できています。

もちろん『相手方のANTに助けられている面』は絶大だと感じています。

しかし『今のRIGは、受信性能も格段に上がっている』のです。

 

頂いたeQSLを確認すると、相手方もモビホの方が多くいらっしゃいます。

 

例えば『FT8  Sent: +11  Rcvd: -11』の相互レポート。

 

・相手局はIC-7300Mを、ご使用で50W出力。

・アンテナは、流行り?のカーボン釣竿&ATUだそうです。

 

私の方で受けた、相手局のSNRが『+11dB』。

送られてきたSNRが『-11dB』を示しています。

 

約20dB差で、相手方が50Wに対し、私が0.5Wとすれば合点承知(笑)。

 

50W÷0.5W=100となり、20dB差=100倍の差を当てはめると、

まぁ、そんなもんかなーと思います。

所詮は『オッサンの遊び』ですから、

きちんとした計算で電力比を求めるのもナンセンスだと思っています。

電力比も大事ですが『電離層は絶えず変化している』のです。

 

自然相手の遊びに『数式で答えをきちんと出せるわけがない』(笑)。

 

・FT8運用では、B4への応答は遠慮(敬遠)される

・ならば『別アカウント扱い?』の『/QRP』で出したら?

・相手方のPC画面上では『未交信扱い』で表示される

・当たり前ですが、応答率が上がる

・そこで『RF-PWRを0%に絞ったらどうなるか』の実験的な遊び

 

時間的余裕があれば『移動運用』で『JF3TBM/P』もいいのですが、

なんせ、ヒマそうにみえても『まぁまぁ多忙』なのと、

いかんせん『寒さに弱い、軟弱なオッサン』ですから、

POTAもやってみたいが、移動が面倒くさいなぁ・・・で、

やらず仕舞い。

 

アマチュア無線の楽しみ・・・

 

・群れずに遊べる

・孤立しない

 

ここを『基本』に置くと、

不要不急なアイボールも避けられるのが、私は気に入っています。

群れると『盛りがち』になります。

SNS程度で『盛る』のは『許容範囲』としても、

リアルに会う『アイボール』は『一見、和やかそう』ですが、

 

必ず『リアルにマウント取り』が現れます(笑)。

 

・新しいRIGを買ったのを見せられる

・新しいANTを買ったのを見せられ、ANT工事の手伝いをさせられる

・アイボール会の宴会やローカル同士の『付き合い』が増える

・にわか付き合いが増えると『急な出費』が増える

・付き合いの幅が広がると『見栄の出費』もかさみ『借金と背中合わせ』

 

知らないうちに『現実社会の競争原理に巻き込まれる』ことが増えます。

 

マウント取りの人が『きちんとした指導者』ならば、

そのご縁は『大事にすべき』です。

単に『お山の大将を張りたい、ハリボテ』も、たくさんいます。

もっといえば『ハリボテだらけ』が『今の無線界』の印象です。

無知な人がマウントを取り、無知な人が無知な人に教えてもらう。

 

これで『成長するわけない』のが、私の持論です。

 

魑魅魍魎(ちみもうりょう)な世界です。

 

他人の持ち物を羨ましがる『沼』にハマって、

さらに、必要以上な身分不相応な出費がかさみ『無線破産』もあります。

無線破産まではいかなくとも、

見栄の出費は『借金と背中合わせ』なのです。

交友関係の数が増えれば、出費も増えがち。

 

・趣味だから、カネがかかってあたりまえ

・趣味だから、〇〇するのはあたりまえ

 

それは『自分への言い訳』に過ぎません。

 

話しが横道に逸れましたが、

アマチュア無線は『孤高に楽しめる趣味』です。

たまの情報交換は必要だと感じますが、

群れにハマってしまうと『そこに逃げ込んでいる自分』に気づきません。

 

むしろ『早く、孤高に楽しむ術を身につけた人ほど長続き』しています。

群れた人たちも、いずれ『仲たがい』で『空中分解』しています。

長くても『7年』程度で『そのコミュニティは破綻する』のです。

コミュニティは『人間関係』ですから『人間関係が壊れる』と、

その趣味自体に『嫌気』が差して、趣味自体をやめていく。

 

この繰り返しが『アマチュア無線界の実態』と言っても過言ではありません。

 

大事なコトですから、特にニューカマー局には、

声を大にしてお伝えしたいのです。

 

・1Wでも『工夫次第』で遊べます

・できれば『CW』もやってみましょう

・極力、群れずに・・・

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


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