OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。

●FT8のDXingは『もぐらたたき』であーる。

2023年05月27日 | アマチュア無線<FT8>

来年あたりに『サイクルピーク』を迎えそうという情報が入っています。天文学の専門家が言っているのですから『きっと、そうなのだろうな』と思います。HFハイバンドのコンディションが上がっているのをみると『もう、何から手を付けていいのやら・・・』と、あたふたすることも多々。私が南アフリカを呼んでいるのに、BY(中国)や、YB(インドネシア)あたりから呑気に呼ばれると、一瞬『むっ』としてしまいますが、近隣も大事な相手なので『先に交信を済ませて、AFからのパスが強力になるタイミングで呼びなおすことも・・・』。先に、AFをやるべきなのかも知れませんが、南アフリカはアクティビティも高く『ま、今日だめでも、またつながるわい』とか、いろいろ工夫しながら遊んでいます。写真の『ZS6KVZ』とは『前日にFT8』で交信、翌日はFT4でも交信できました。『~73』を送った後に『NEWMODE TU』とか、オリジナルのメッセージを送っておきました。

【写真:FT4でも、返ってきたSNRが『+01dB』。CWでもいけそうですね】
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◆昼間の『近隣諸国オンパレード』の時間帯に、BYとYBを攻略しておく。
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昼間の21MHzは、近隣諸国のオンパレードです。

 

CQを出すと、BY、BV、YB、RやUから、けっこう呼ばれます。

FT8/FT4で運用する場合『未交信か既交信か、色で判別できる』ため、

私とは『未交信』だと、呼んでくれます。

 

ヒマつぶしでもありますが、DXが入ってくる前に『B4化』しておきます。

 

珍局が出てきて『よっしゃ!』と意気込んで呼んでる最中に、

BYやYBから呼ばれると『やられた』ってな感じです。

よほどの珍局なら『BYやYBを無視して呼び続け』ますが、

まぁ、同じ道楽で遊んでいる『仲間』ですから、

BYやYBとも交信を済ませることもあります。

 

とにかく、今のうちに塗りつぶししておかないと・・・。

 

とはいえ、BYもYBも『人口が多い』ので、

週末の繁華街に酔っ払いがタクシーを求めて『湧いてくる』のと同じ

やってもやっても、次から次へと湧いてくる・・・。

 

ほとんど『もぐら叩き』です。

 

▲息抜きにどうぞ・・・。(♪もぐらたたきのような人)一回聞いたらクセに?

 

でも、そういうのも『アマチュア無線』なので、

私は『楽しいな』と思って、やっています。

BYやYBの『嵐』で『定点観測』をしながら運用していると、

 

ひょこっと、アフリカや南米が見えてきたり。

 

別の日のエントリーでも書きましたが、

この季節の『グレイの時間帯』は、だんだん遅くなってきました。

EUが見え出す時間も『後ろ倒し』になってきた印象です。

▼深夜でも(時刻はUTC表記ですよ)けっこうできているでしょ

EUも、最初のうちは『嬉しい』ものですが、

パスがどんな開き方するのかが、わかってくると、

EUのアマチュア無線家人口を考えたら、

BYやYBがスキップし始めたら『イタリア』や『ドイツ』から呼ばれ、

これまた、アクティビティの低い珍局の『邪魔』をしてくれます。

 

AF狙い(気持ちだけね)なのに・・・。

 

イタリアやドイツの連中が呼んでくると、

なぜか、一度に複数局から呼ばれて『画面が真っ赤っか』。

まぁ、EUのパスが良好な感じでオープンしている証拠なのですが、

 

『あぁ、これがヨーロッパの壁というやつなのだな』と実感します。

 

エンティティは、なかなか増えませんが(笑)、

どうあれ、目くじらを立てるようなことでもなく、

みんな『同じ道楽で遊ぶ仲間』と思えば『呼んでくれてありがとう』です。

 

距離的には『何も難しくない』と思うところが取ってくれなかったり。

 

こういうときは『向こうからのパスと、こちらからのパスの違い?』とか、

いろいろ考えを巡らせながら運用すると、

電波伝搬って、不思議なものだなぁ、とか思います。

 

FT8は『味気ない』とか言われますが『DXが身近になる』のは間違いないです。

 

CWでもできそうな強力なDXerも、

FT8やFT4に熱狂しているのをみれば、

みんな『これらのDigitalモード特記狙い』もあるのだろうな、と感じます。

 

1,DXを身近に感じられるようになる

2,CWのように『スキル』を磨く必要がない

3,SSBのように『言語の壁』もない

4,一旦、パスがオープンしたら『モビホ』でも10,000km以上と交信が可

5,ほとんどのDXerがLoTWやeQSL対応なのでCfmが早い

 

デジタルに食わず嫌いの方、意地を張らずに『やってみなはれ』と思います。

 

多くの方が『DXerはみんなkWerだ』とか言っておられますが、

ベアフットの局も多いですし、

EUでも住宅密集地で『窓からモビホを突き出した運用局』もいます。

中には、EUから『QRP』という局も入ってきます。

わずか3,000Hzのところに『びっしり』と世界のDXerが集まるFT8/FT4

 

そりゃあ、CWやPhoneが『砂の嵐』になりますわ。

 

ホンマ、楽しまなソンでっせ!。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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