原発建設計画を上関町で進めている中国電力上関調査事務所(和森康修所長)は、詳細調査の海底ボーリングへの抗議行動をしている祝島漁協(山戸貞夫組合長)に抗議した。
祝島漁協は、中電が海底ボーリングに着手した後、漁船で作業用台船を囲む抗議行動をしてきた。中電は混乱を避けるため、作業員を近くの港に待機させ、漁船がいなくなるまで作業を中断してきた。同事務所は、8月31日に4度目となる抗議行動が行われたことを受け、今月2日に文書を発送した。
申入書では「作業の中止を余儀なくされ、多大な迷惑と損害を被った。誠に遺憾で強く抗議を申し入れる。今後も繰り返される場合は、しかるべき対応措置を講じる」としている。
それに対し、山戸組合長は「台船の近くに船を浮かべているだけで、作業を妨害しているわけではない。祝島漁協の同意を得ずに計画を進め、ボーリングを行ってきことに対する抗議だ」と話している。
朝日新聞 2005年9月6日
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祝島漁協は、中電が海底ボーリングに着手した後、漁船で作業用台船を囲む抗議行動をしてきた。中電は混乱を避けるため、作業員を近くの港に待機させ、漁船がいなくなるまで作業を中断してきた。同事務所は、8月31日に4度目となる抗議行動が行われたことを受け、今月2日に文書を発送した。
申入書では「作業の中止を余儀なくされ、多大な迷惑と損害を被った。誠に遺憾で強く抗議を申し入れる。今後も繰り返される場合は、しかるべき対応措置を講じる」としている。
それに対し、山戸組合長は「台船の近くに船を浮かべているだけで、作業を妨害しているわけではない。祝島漁協の同意を得ずに計画を進め、ボーリングを行ってきことに対する抗議だ」と話している。
朝日新聞 2005年9月6日
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