東京高裁は8日、日本道路公団発注の鋼鉄製橋梁(きょうりょう)工事をめぐる談合事件で独禁法違反(不当な取引制限)と背任の罪で起訴された前公団副総裁内田道雄被告(61)の保釈を認める決定をした。保釈保証金は1500万円。
東京高検は決定を不服として準抗告を申し立てた。同高裁はあらためて保釈の可否を検討する。
起訴状によると、内田被告は前公団理事金子恒夫被告(57)=同法違反罪などで起訴=らと共謀し、2003-04年度の公団発注工事で談合を繰り返したほか、メーカー側から依頼を受けて一括発注が予定されていた工事の分割発注を指示、余分な経費を支出させ、公団に損害を与えた。
四国新聞 2005年9月8日
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東京高検は決定を不服として準抗告を申し立てた。同高裁はあらためて保釈の可否を検討する。
起訴状によると、内田被告は前公団理事金子恒夫被告(57)=同法違反罪などで起訴=らと共謀し、2003-04年度の公団発注工事で談合を繰り返したほか、メーカー側から依頼を受けて一括発注が予定されていた工事の分割発注を指示、余分な経費を支出させ、公団に損害を与えた。
四国新聞 2005年9月8日
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