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アサリの天敵『ツメタガイ』 浜名漁協挙げて駆除作戦

2005年06月26日 18時43分15秒 | 漁業[Other News]
 浜名漁協は25日、南浜名湖一帯でアサリの天敵、ツメタガイの駆除作戦を実施した。

 漁協全体で取り組むのは初めてで、採貝組合連合会に所属する約百五十隻の船と、漁業者四百人が参加した。

 湖に繰り出した参加者は、腰まで水につかりながら箱めがねを使って水中を観察。湖底に生み付けられた通称、砂茶わんと呼ばれるツメタガイの卵の塊を、たもなどで採っていった。

 砂茶わんは、手のひらに載る茶わんのような形で、粘液と砂で固まっている。一つに三万個から五万個の卵があるといわれ、この日は午前七時から八時までの一時間の作業で約千五百キロを除去、陸揚げした。乾燥すると卵は死滅する。

 ツメタガイは、一個で年間、二百個のアサリを食べるといわれる。浜名湖では一九九七年に初めて確認され、アサリの漁獲量減少の大きな原因となっている。漁協女性部などは、ツメタガイの料理を開発しているが、卵の段階で駆除するのが一番効果的で、産卵期に合わせ実施した。

 星川寿美雄組合長は「ツメタガイはすごく増えており、組合員みんなが力を合わせた効果に期待したい」と話していた。

中日新聞2005年6月26日

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