兵庫県は二十四日、神戸市北区の県立光風病院(岩本昌和院長)の患者計百三十三人分の個人情報が入ったパソコンが、女性職員(35)の自宅=神戸市灘区=から盗まれたと発表した。
個人情報は、入院・通院患者の氏名、年齢、肥満度などの検査結果と「心と健康に関するアンケート」の調査結果のデータ。県によると、六月九日夜、女性職員が帰宅すると、室内が荒らされ、パソコンや貴金属などが盗まれていたという。
女性職員は同日、灘署に被害届を提出。二十日に個人情報が入っていたことに気付いたという。学会発表のため、上司の許可を得て計二回フロッピーを持ち出したといい、県は対象患者に謝罪文を送った。県によると、公務の場合は個人情報の庁外への持ち出しが認められるケースもあるが、個人が特定されないよう暗号化する必要がある。
県は今回の事案について、データの持ち出し可能にあたるケースかどうかを調べる。「個人情報がそのまま持ち出されており、個人情報保護に関する県の通達に違反している」と、処分を行う方向で検討している。
神戸新聞2005年6月25日
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個人情報は、入院・通院患者の氏名、年齢、肥満度などの検査結果と「心と健康に関するアンケート」の調査結果のデータ。県によると、六月九日夜、女性職員が帰宅すると、室内が荒らされ、パソコンや貴金属などが盗まれていたという。
女性職員は同日、灘署に被害届を提出。二十日に個人情報が入っていたことに気付いたという。学会発表のため、上司の許可を得て計二回フロッピーを持ち出したといい、県は対象患者に謝罪文を送った。県によると、公務の場合は個人情報の庁外への持ち出しが認められるケースもあるが、個人が特定されないよう暗号化する必要がある。
県は今回の事案について、データの持ち出し可能にあたるケースかどうかを調べる。「個人情報がそのまま持ち出されており、個人情報保護に関する県の通達に違反している」と、処分を行う方向で検討している。
神戸新聞2005年6月25日
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