紀陽銀行は4日、県内外の26店舗で、預金残高や口座番号など計1万1198件の顧客情報が載った書類やフィルムを紛失していたことが分かった、と発表した。同行は「保管期限を誤って破棄した可能性が高く、外部に情報が漏れた可能性は少ない」と説明している。
個人情報保護法の全面施行を受け、4月中旬から6月末にかけて内部調査したところ判明。金融庁に報告した。
紛失したのは、個人1万427人と771団体の名前、住所、残高、口座番号などの顧客情報。ファイルなどにとじられた書類343件と、フィルム状の小型記憶媒体8枚。書類は預金の満期日などの管理、フィルムは融資や預金の取引情報を保存するために使われていた。
書類は大半が2002年~04年の情報、フィルムは1999年以前の情報を記録していた。永久保管の資料もあった。
同行は、不正利用などの流出情報がないことから、ほとんどは職員が保管期間を誤って裁断破棄した、とみている。
紀伊民報 2005年7月5日
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個人情報保護法の全面施行を受け、4月中旬から6月末にかけて内部調査したところ判明。金融庁に報告した。
紛失したのは、個人1万427人と771団体の名前、住所、残高、口座番号などの顧客情報。ファイルなどにとじられた書類343件と、フィルム状の小型記憶媒体8枚。書類は預金の満期日などの管理、フィルムは融資や預金の取引情報を保存するために使われていた。
書類は大半が2002年~04年の情報、フィルムは1999年以前の情報を記録していた。永久保管の資料もあった。
同行は、不正利用などの流出情報がないことから、ほとんどは職員が保管期間を誤って裁断破棄した、とみている。
紀伊民報 2005年7月5日
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