日本水産など水産大手各社が海外事業を一斉に強化する。今年度から2007年度までの3年間で大手4社合計の投資額は企業買収中心に1400億円強と過去最高規模となる。魚介類の需要は国内では低迷が続くが、欧米ではBSE(牛海綿状脳症)などの影響や健康志向の高まりで増加している。各社は早期の事業拡大には買収などをテコにした海外展開が不可欠と判断。経営の軸足を海外事業に移す。
日水は2日、冷凍食品大手の米キング・アンド・プリンス・シーフード社(ジョージア州)を買収する契約を締結した。買収額は1億4800万ドル(約160億円)。同社はエビを中心とした業務用水産冷凍食品の大手で、04年12月期の売上高は約1億3000万ドル(約140億円)。買収により日水は米レストラン向け水産物事業を大幅に拡大する。
日本経済新聞2005年7月2日
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日水は2日、冷凍食品大手の米キング・アンド・プリンス・シーフード社(ジョージア州)を買収する契約を締結した。買収額は1億4800万ドル(約160億円)。同社はエビを中心とした業務用水産冷凍食品の大手で、04年12月期の売上高は約1億3000万ドル(約140億円)。買収により日水は米レストラン向け水産物事業を大幅に拡大する。
日本経済新聞2005年7月2日
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