大船渡市グリーンツーリズム推進協議会(林田勲会長)は3日、玉山村の渋民中(古舘英彦校長、生徒180人)の体験学習を受け入れた。2年生53人が大船渡沖を遊覧したりホタテの貝むきなどを通して海の自然や生き物に理解を深めた。
同校の総合学習の一環。今年は海について学ぼうと同協議会委員の大船渡市末崎町の民宿ごいし荘に申し込んだ。
ごいし荘では調理師の大和田弘樹さん(39)がホタテやスルメイカ、ホヤのむき方を実演。きれいにむくと生徒たちは歓声を上げた。
班ごとに分かれて自分たちも挑戦。なかなかうまくいかず、友達同士アドバイスしながら作業に没頭した。
佐々木亮君は「ホタテはぬるぬるして気持ち悪いけど、意外と面白い」と笑顔。生徒たちは自分でむいたホタテやスルメイカを炭火焼きで食べると「おいしい」を連発した。
同日は大船渡港を見学したほか、遊覧船にも乗船。船酔いする生徒も多かった。同校の学年主任赤坂明子教諭は「船酔いなども大事な体験。いい表情を見せている」と安堵(あんど)していた。4日まで2日間の日程で体験学習する。
大和田さんは「生徒には楽しんでもらったようだ。今後も多くの方に漁業体験してもらい大船渡をPRしたい」と意欲を示した。
岩手日報 2005年7月3日
Link
同校の総合学習の一環。今年は海について学ぼうと同協議会委員の大船渡市末崎町の民宿ごいし荘に申し込んだ。
ごいし荘では調理師の大和田弘樹さん(39)がホタテやスルメイカ、ホヤのむき方を実演。きれいにむくと生徒たちは歓声を上げた。
班ごとに分かれて自分たちも挑戦。なかなかうまくいかず、友達同士アドバイスしながら作業に没頭した。
佐々木亮君は「ホタテはぬるぬるして気持ち悪いけど、意外と面白い」と笑顔。生徒たちは自分でむいたホタテやスルメイカを炭火焼きで食べると「おいしい」を連発した。
同日は大船渡港を見学したほか、遊覧船にも乗船。船酔いする生徒も多かった。同校の学年主任赤坂明子教諭は「船酔いなども大事な体験。いい表情を見せている」と安堵(あんど)していた。4日まで2日間の日程で体験学習する。
大和田さんは「生徒には楽しんでもらったようだ。今後も多くの方に漁業体験してもらい大船渡をPRしたい」と意欲を示した。
岩手日報 2005年7月3日
Link